あらすじ
転職を考えている人や、キャリアにもやもやを感じている人へ。
今の働き方に、心から満足できていますか?
・自分が損しないキャリアを選びたい
・成長はしたいけど、消耗はしたくない
・将来詰まないように、スキルが身に付く働き方をしたい
そう思ったときに読んでほしい、今やるべきことが見えてくる1冊。
◆ リクルート・Amazon・LINEを渡り歩いた人事のプロが教えるキャリア選びのヒント
キャリアというものは曖昧で漠然としていて、しかも長期戦で先が見えにくく、考えることが億劫になりがちです。
比較対象も上を見ればキリがなく、無駄に焦ってしまったり、落ち込んでしまったりもします。
年収やスキルはもちろん大切なものですが、他人と同じものを追求していくことがすべてではありません。
自分の現在地点やこれから得たいものなどを見つめ直せるフレーム「5つの資」をもとに、
自分が心から満足できるキャリアのつくりかたを考えてみましょう。
◆ 目次(オリジナルフレーム「5つの資」)
第1章 資格 やりたいことへの挑戦権
1. 関心の幅
2. 自己理解
3. 企業理解・職種理解
4. 意思決定
5. 自己効力感
第2章 資源 資本の元となる時限的リソース
1. 仕事に使える時間
2. 体力
3. 頭のはたらき
4. 新鮮な気持ち
第3章 資質 資源を有効活用するための持ち味
1. 好き嫌い
2. 得手不得手
3. 原動力
4. 成長する力
第4章 資本 資産を得ていくための強み
1. マインドセット
2. 判断力・思考力
3. 専門性・技術
4. 実績・信頼・評価
5. 人脈
6. お金
第5章 資産 働く理由となりうる価値
1. 相互信頼とつながり
2. 金銭的な余裕
3. 人や社会への貢献実感
4. 自分なりに感じる価値
5. いい思い出
第6章 キャリアとの向き合い方
1. キャリアアップ=交渉力の向上
2. キャリアにおける「詰み」回避
3. キャリアにおける「リスク」との付き合い方
4. キャリアのチューニング
5. キャリアは我慢大会ではない
6. 今の仕事に満足できていないときは
7. 人に相談するときの注意点
8. 飢えと飽きと危機感
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読みやすくてよかった
ぜひ実践してみたい
キャリアに対する「正解探し」の思考を崩してくれる一冊。
転職を機に、やりたいことや最適解を見つけることに意識が向きがちだったが、本書ではキャリアを動的なものとして捉え、小さな意思決定の積み重ねによって形成されるものだと書いていた。そのため、現時点での不確実さや迷いを前提にしながら進むことが肯定されている点が印象的だった。
特に、「やりたいこと」だけでなく「できること」「求められること」の重なりを重視する考え方は、理想論に偏らない現実的なキャリア戦略として有効だと感じる。
短期的な選択の良し悪しに一喜一憂するのではなく、長期的にどう積み上がるかという視点で意思決定していきたい。
ーーー自分用の行動指針として整理めもーーー
【キャリアの基本構造】
キャリア=「やりたいことの挑戦権」を広げるプロセス
→ 以下の5要素で構成される
・資格(選択肢)
・資源(時間・体力・能力)
・資質(好み・強み)
・資本(思考力)
・資産(やりがい)
【資格(選択肢)】
・自己効力感が重要
・成功体験を積む
・メンタルを安定させる
→「自分はできる」という感覚を増やす
【資源(働き方の優先順位)】
・心 → 体力 → 能力 → 時間 の順で守る
・長期的に戦える状態を維持する
・無理して時間を削るのは最後
【新鮮さ・機会創出】
・新しい環境に触れる
・付き合う人を変える
・自分から挑戦機会を作る
→受動ではなく能動
【資質(強みの扱い)】
・強みを伸ばす
・強みを阻害する弱みだけ改善
・弱点の平均化はしない
【モチベーションの理解】
12の原動力
・起動:好奇心、ビジョン、役割
・駆動:チームワーク、貢献、自律
・感動:報酬、成長実感、競争、クラフト
→自分がどこに反応するか把握する
【成長の考え方】
・経験学習を回す(PDCA)
・負けの経験も必要
・3つの勇気
- 踏み出す
- 自分を見つめる
- 他者を受け入れる
【資本(思考力)】
頭の良さ=4種類
・要領(ハイスペック)
・問いの設定(賢人)
・論理(ロジカル)
・経験(クリエイター)
【スキルの棚卸し】
・スキル年表を作る
(役割/人事/知識/PM/企画/数字など)
・成長を可視化する
【専門性】
・分野の専門性
・社内の専門性
→両方必要
【実績の振り返り】
・半年に1回STARで整理
・価値創出の段階で整理
- 0→1(企画)
- 1→10(仕組み化)
- 10→100(改善)
【転職の判断軸】
・年収ではなく成長機会
・現職で得られない経験を取りに行く
・市場価値を高めてから交渉
【年収の考え方】
・望む生活から逆算
・最低許容ラインを決める
・縦軸(年収・地位)と横軸(価値・自由)のバランス
【リスクの扱い】
・不確実性は分解して考える
・仮説で管理する
【キャリアのスタンス】
・流れに乗るのもあり
・ただし最終判断は自分で握る
【現職の捉え方】
・不満だけで辞めない
・成長機会として再解釈する
【仕事の満足度】
・技能多様性
・タスク完結性
・タスク重要性
・自律性
・フィードバック
【挑戦の前提】
・時間・体力・資金に余裕があるときに動く
→準備して機会を逃さない
【今後の方針】
・キャリア=選ぶものではなく育てるもの
・挑戦権を広げるために、日々の行動を積み上げる
Posted by ブクログ
キャリアにおける5つの資
・資格
・資源
・資質
・資本
・資産
漠然としていたキャリアでしたが、このようにフレームに収めれば全体の見通しがつく。
今まで読んだ中で1番しっくりきた枠組み。
Posted by ブクログ
せめて20代のうちに読んでおきたかったな。そう思うくらい纏まってるし、分かりやすいいい本だと思う。
・私のコアスキルは何かしら。
今のところ、私は調整屋さんだ。
今選んだ道としては、ここから、ファイナンス(今から強化していくスキル)をコアにシフトさせ、調整能力と英語力(今から新たに獲得するスキル)をレバレッジとして対外的にはアピールしていくのかなと思う。
しかし一方、自分としてはというか本質的には、核となるべきはやはり調整能力で、ファイナンスと英語は道具でしかないと捉えている。その先は、会社経営全体を見渡すことに繋がっている。ということはやはりその途中で、事業戦略→経営戦略のスキルは追加する必要があるということになる。
もし今選ばなかった方のルートだとどうかというのを試しに考えてみると、コアは、対外的にはIR・本質的にはプレゼン、サブが調整・ファイナンス・会社経営などなのだろう。うん、コアに足下で未だに苦手なものが来るのね。
もう流石に30代も中盤で重点を置くべきは(※ただし他方を捨てるとは言ってない)、苦手克服ではなく得意を突き詰めるフェーズだと思っているので、であれば前者の選択で良かったと思える。プレゼンは、ある程度のスキルは自分にもあった方がそりゃいいに決まってるけど、私なんかよりもずっと得意でずっと磨いてきた人がいるはずだから、本当にしっかりとしたものが必要な場面ならそういう人にやってもらったり助けてもらったりしたほうが多分ずっと効率的だよなとは思う。
・会社の看板を超えて応援される関係性を、今の会社でも築きたい。少なくとも、会社を辞めても個人的に繋がれる人がまだ作れていない状態で、辞めてしまうのは中途半端だと思ってしまった。(こういうところは、悪い方に働くと見切りの悪さになってしまうので、注意したい考え方ではある……)
・今選んだ、ここから始まるキャリアについて、代表作と呼べる実績をぜひ作りたい。選んだ方なら、きっと3〜5年程度で作れるはず。
・好きなことを、好きな人たちと、好きなやり方で、好きなときに、好きな場所で。それを選び取れる力を得たい。
まだかなり迷いはあるが、今出会えたものは、まだドンピシャなものではなかった(特に、好きな人たちと、という点で惜しくも…。)とも思えるので、今は私はそれを選ばなかった。
まだ少し、選び取れる力を引き続き伸ばしていく(専門性を身に付ける)フェーズだと捉える。
5年後〜10年以内には、私はきっとそれを選び取れる。
・だとすると、分かりやすくいうときっと、10年後には、私は自分自身の名前で世間に認知されるようになっているべきである。
そう考えると、今選ばなかった方がそれにより近かったのかもしれない。
今選んだ方は、組織の部品になりやすい方だったともいえるような気がする。どうやってこちらの道で、私は自分自身の名前を世間に知らしめればいいのだろう。イメージが湧かない。
仮に世に轟く案件を担当できたとして、それでもその案件の立役者として主役になるのは私ではなくセールス側。私は裏方。「この取引をまとめ上げたのは、主役はこの人だけど、裏方として私がいなければなし得なかった」と必ず引き合いに出されるようなくらいの存在感がないといけないのでは。
・そうではなく、リファラルで必ず声が掛かるくらいならなれそうではある。しかし、それが私が選び取りたいものなのになるかどうかは分からない。でも、今選ばなかった要素は満たされやすいとは言えるかもしれない。全てを選び取りやすいようにするには、日頃から、私が選びたいものを言い回るということがかなり重要なんだろうなと思った。苦手だけど、がんばって意識的に口に出していこう。
・週3程度で参画し、出社したりリモートしたりしながら、好きな場所に住んで、好きな人たちと働く。そういうことがやりたいと思った時、先のイメージがつきやすいのは、本当は、選ばなかった方だったかしらと。流しのIRとか?いや、無理か…。
いや、選んだ方でも、しっかりと軸を貫き交渉すれば勝ち取れなくはないのかな。労力やハードルはあるけれど。英語圏をマーケットの範疇に入れられるのは大きいかもしれない。はたまた、ビジネスアドバイザーとして、どこかの会社の社外取締役になるとか?そうすると人脈も必須だね…。
そうなると、どちらの方が他の人より有利にパフォームしやすいか、ということになる。もちろん同じ人間なら、週5参画し常にオンサイトが最もパフォームするはずである。しかし私が考えるべきは、週5オンサイトをする違う誰かと、週3ハイブリッドな私とで、私の方がパフォームするはず・そう持っていくべきこととは何か?ということだ。
これは考え続けなくてはならない。コアが調整だなどと言っているうちは実現のハードルは高いままなのかもしれない。やはりコアはファイナンスか、はたまたコーチング(つまり後人の育成)などにシフトさせていかないとなのか。
Posted by ブクログ
図解が分かりやすく、今まで読んだキャリア形成関連の書籍だった。
提示されたフレームも腹落ちしやすく、自身に当てはめても納得させられ、今まで何が不安で不満だったのか疑問点を解消してくれた。
Posted by ブクログ
丁寧に言語に落とされていてありがたい。
個人的には、どんどん新しいことにチャレンジしていかないと、成長が鈍化するなということを色んな箇所に感じた。
そういう意味では、好奇心を大事にしたいというのを1番思った。
あと、負けないと得られない経験値があるというのはもっともだった。
Posted by ブクログ
青田さんの図解や言語化はめちゃくちゃ勉強になっていたので、出た瞬間に買って積ん読していた。
が、メンバーのキャリアを考えるためのフレームの参考にしたく読んでみたらめちゃくちゃ良かったです。
自分自身のキャリアについて考えるでもよいですし、メンバーむけにキャリアの棚卸しはこんな風に考えたらいいんじゃないか?みたいなときにつかってもよいとおもいます!
Posted by ブクログ
自社内部に適応しすぎて市場価値が伸びない...そんな状況になっていないか?
今かなり気になっていたことだった。
キャリアの人質・我慢大会にならないように自分でコントロールするくらいのつもりで日々の仕事に臨みたいと感じた。
また、「レバレッジスキル」という考え方も、これまでなんとなく考えてきたとを言語化してもらえたように感じた。
Posted by ブクログ
1. 資格を得て、2. 資源を元に、3. 資質を活かして、4. 資本に変えて、5. 資産を蓄積する のフェーズに分けて体系立ててまとまっている。キャリアの形成は生き方や価値観の反映だと分かる。マニュアル本なので、ただ読むだけではなく、実際にワークシートを使って自分の答えを記載してこそ有益な本。
Posted by ブクログ
キャリアを考える上で節目に応じて読み直す必要があるなと感じた。
5つの資や、飽き、飢え、危機感、これらが今どんな状態なのか?ここを考え確かめながら現在地を認識する必要がある。
長期的なキャリアを考えるには?といった方法論ではなく、今の自分と向き合い考えさせるような本であった。
Posted by ブクログ
自分自身のキャリアを考えるうえで、様々な考え方、フレームワークについて、それぞれのフェーズをもとに学ぶことができる。
個人的に、LIFE SHIFTも並行して読んでいたため、この本にある流れで進むことは今後ないと感じながら読んでいた。ただ筆者も最後に書いていたが、挑戦するための最低ラインを確保した上で新しい挑戦(リスキリング、リボーン)をするのは非常に大切だと感じた。
Posted by ブクログ
キャリア感について思い悩む中で読書
いろんな整理がちりばめられており、整理にはつながる
メモ
・キャリアにおける5つの質
資格 やりたいことへの挑戦権
資源 時限的リソース
資質 有効活用するための持ち味
資本 資産を得るための強み
資産 働く理由となりうる価値
・ブラックは資源から資本の転換が困難な状態。資源が減るのみの状態
・大切にする順番は心、体、能力、時間。
・自己効力感を構成する4要素
自分の成功体験
他人の成功体験
人からの言葉
体調
・新鮮な気持ちを持ち続けるための三要素
機会創出 新しい環境、機会
付き合う人 新しい人と交れているか
自己開拓・挑戦 新しい自分の一面が開拓される挑戦をしているか
・自らのバリューに繋がらない弱みは克服する必要なし、強みを活かす阻害要因は克服すべき
・原動力
起動
好きなもの
好奇心
ビジョン
責任役割
駆動
チームワーク
貢献
クエストエリア
自律
感動
報酬
成長実感
競争勝負
クラフト
・成長に不可欠な三つの勇気
踏み出す勇気 経験する勇気
見つめる勇気 自分に厳しくする勇気
受け入れる勇気 フィードバックをもらう勇気
・逆算マインド
・頭のいいの四タイプ
ハイスペック 基本性能がいい 回転早い
賢人 使い途がよい 良い問いを立てる
ロジックマスター アウトプットわかりやすい 論理的
クリエイター 使い方がいい 応用力、編集力高い
・三つの豊かさ
金銭的な豊かさ
使える時間の豊かさ
精神的な豊かさ
・キャリアアップ=交渉力の向上=自由の獲得
・ハックマンオルダムの職務特製モデル
技能多様性 多様なスキルを活かせる仕事
タスク完結性 仕事全体の流れを理解し関われる
タスク重要性 社会的に重要で生活への影響を感じられる
自律性 自分自身の裁量で判断し進められる
フィードバック 自分の頑張りの成果がどうなったのか知れる仕事