作品一覧

  • おいしいはやさしい
    4.0
    1巻1,600円 (税込)
    どうしても料理をしたくない新婚のアラサー、過度なダイエットに励む姉を見守る受験生、東京に家出し、一人時間を満喫する主婦……。偏食なオーナーが開いた「カフェ・オヴィ」には食と人生に悩む人が訪れ、自分の心と向き合う。女性の内面を繊細に捉えた、温かな連作短編集! 〈目次〉阪本弥子/枦元海/濱浦盟子/桐野由季子
  • 晴れ姿の言葉たち
    4.5
    1巻1,599円 (税込)
    推し、創作、言葉……感情の煌めきをすくいとった感動の手紙 推し、恋愛、創作、言葉、コミュニケーション…… “恋をしたことがない”小説家とコンプレックスだらけの書評家が赤裸々につづる感動の往復書簡! 残念ながら四半世紀の人生のなかで、恋をしたことがありません。アイドルにぴったりだねと言われてきましたが、恋を歌うのに恋を知らないなんてまるで作家ねと思っておりました。 ――宮田愛萌 僕はアイドルとか芸能人を好きになったことがないし、いまでもその感覚が本当のところはよくわかりません。多分それは、顔で勝負できる人に対する強烈な劣等感があるからです。(…)僕は暗くて、どうしようもないやつで、キモい顔なんだと思っていました。 ――渡辺祐真 ・アイドルとは“来訪神”のようなものかも知れない ・感情という色に「名前をつける」と正しく感情となる ・ときには言葉のキャッチボールではなくドッジボールを! ・愛萌流“長所と混ぜ込む”コンプレックスの扱い方……etc. みずみずしい「はじまりの言葉」がここに。
  • 春、出逢い
    4.0
    1巻1,771円 (税込)
    短歌の力は、アイドル歌会で折り紙つき。 愛萌さんだから描けた等身大の青春に、心が弾みます。――俵万智 存続危機の文芸部が目指すのは、短歌甲子園出場。 三十一文字に込めた世界をめぐる初の青春小説。 東京都立櫓門高等学校文芸部・二年生で部長の吉徳紅乃は、先輩の木虎礼登と部員集めに奔走していた。 顧問の先生の提案から短歌初心者が多い中、八月に開催される短歌甲子園出場を目指すことに。 瑞々しく等身大の言葉で競い合う、作家・宮田愛萌が描く高校生たちの熱き青春譚。 物語を彩る、宮田愛萌さんによるオリジナル短歌を約六十首収録。 初回限定 特製短歌しおりをランダム封入(全五種)
  • あやふやで、不確かな
    3.7
    1巻1,672円 (税込)
    考えていることなんて伝わらないし、言葉はあいまいだ。 だから私たちは、伝える努力をしなくちゃいけない。 瑞々しい感性が光る、恋愛連作短編。 どこにでもいる普通の女の子、冴。冴からの愛を信じられなくなった伸。友人が恋人と別れたことをきっかけに、自分が恋人のことを愛しているかわからなくなった成輝。逆に、恋人との絆を強くした智世。冴のことが嫌いだけど好きで忘れられない真澄――。4組それぞれが抱える恋心を丁寧に描く。 〈宮田愛萌さんコメント〉 宮田愛萌です。この度『あやふやで、不確かな』を出版させていただくことになりました。私はいつも、他者とのコミュニケーションとは難しいものだと思っています。自分以外の人間と完全にわかりあうことなんて不可能であるのに、わかり合えたらと願ってしまう。そういう矛盾がなんかいいな、と思ってこのお話を書きました。 書き終えた今でも、私は登場人物たちとはわかり合えそうにありませんし、書いている時も喧嘩ばかりでしたが、それでも良い関係が作れたのではないかと思っています。 冴たちの物語を、たくさんの方に受け取っていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。
  • 恋愛小説アンソロジー 「最低な出会い、最高の恋」
    5.0
    1~2巻330~550円 (税込)
    読みたい物語がある! 物語投稿サイト『monogatary.com』(モノガタリードットコム)がお届けする、甘く切ない恋愛小説アンソロジー。 食堂の一番端っこで、黙々と食べている片瀬さんを、僕は一番遠い席から眺めていた。(「たった3日で恋ですか」夏川椎菜) あの女だ、あの日私が、赤ワインをこぼしたあの女だ。(「私とアタシ」マツモトクラブ) 視線ひとつで恋に落ちるとは思ってもみなかった。どうしようもなく惹かれている自分を止められない。 (「羨望」宮田愛萌(日向坂46)) それぞれの分野で活躍しながらも、その文才が注目される三人が贈る、瑞々しい小説デビュー作! ※この作品は、投稿サイトmonogatary.com初のコンテスト「モノコン2018」にて<表紙部門>優秀賞受賞作品である袖倉 藍のイラストを装画とし、夏川椎菜(声優)、マツモトクラブ(お笑いタレント)、宮田愛萌(日向坂46)が書き下ろした短編小説を収録した電子書籍オリジナル作品です。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 晴れ姿の言葉たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間「宮田愛萌」をさらけ出してるなあって感じました。

    アイドルとは来訪神のようなもの、とはなるほど感ある例えです。

    0
    2025年07月08日
  • あやふやで、不確かな

    Posted by ブクログ

    安定感のない恋愛が描かれていて、20代前半をリアルタイムで生きてる私には結構刺さった。好きも色々面倒くさいんだなぁって思いました

    0
    2025年03月03日
  • 春、出逢い

    Posted by ブクログ

    運動部の自分にとって文化部の青春って当然ながら体験したことないので分からなかった。けれど、この本を読んでみて、短歌に青春を捧げる高校生達がすごくかっこよく、そして、終わりには私も文芸部入ってみたかった!と思わせてくれました。部活がテーマの小説が私は結構好きなタイプだからこそ刺さってるのかもしれませんが、非常に素晴らしい作品でした。

    0
    2025年01月16日
  • あやふやで、不確かな

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まなもさんの紡ぎあげる文章と世界が大好きです。
    自分と似た境遇のキャラクターがいて感情移入したもののそれぞれが様々な恋愛観で楽しく拝読しました。「喪主に、なりたいの」の智世の台詞があまりに最高のプロポーズでした。めちゃくちゃ重くて、わたし自身恋愛とは縁遠いのですがこれを言えるパートナーに出会いたいです。
    直後の小説現代で執筆時に、恋愛をする登場人物の気持ちがわからなくて喧嘩した趣旨のお話をされてて変に納得しました。

    0
    2024年05月05日
  • 恋愛小説アンソロジー 「最低な出会い、最高の恋」

    購入済み

    三者三様

    恋愛というテーマで物語が書かれており、どの物語も『最低な出会い』から始まり『最高の恋』を迎えるのに三者三様のストーリーで面白かったです。
    また短編で読みやすかったのも良かったです。

    0
    2021年01月12日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!