山野辺太郎の作品一覧
「山野辺太郎」の「いつか深い穴に落ちるまで」「いつか深い穴に落ちるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山野辺太郎」の「いつか深い穴に落ちるまで」「いつか深い穴に落ちるまで」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
仙台の郊外に実在する高さ100mの白亜の大観音像。その像が傾いて危険だと騒ぐ住民と、事なかれ主義で対応する市役所の担当者と課長。最初の方を読んでいると、何だかあり得ない様な設定と、変なリアクションの登場人物に「何だこの作家は、ド素人か?」という印象。ところが、半ばあたりからガラッと変わります。
バックに流れる3.11の記憶。声高に叫ぶわけでもなく、静かな諦念の中で語られる震災体験者たちの言葉は、穏やかながら非常に深く、心に染み込んできます。そして大観音が抱くの慙愧の念。
シュールがリアルに、リアルがシュールに切り替わりながら進む物語は、この作家さんの特徴でしょうか。
独特のユーモアをまとった、
Posted by ブクログ
これはSFなのか、はたまた壮大なコントなのか…
いや、すごいわ。
文章だけみれば、非常に真面目で熱いものがあり一見熱血サラリーマン小説を読んでいるのかと錯覚してしまいます。
しかし根底にあるバカバカしさが常に脳裏を過ぎり、ワタシは一体何を読まされているのだろうと…。
筆者のデビュー作とあるが、文章は非常に巧みで上手。が、その上手さがバカバカしさに一層の拍車をかけているのが余計にタチが悪いなと。
しかし、何はともあれめちゃくちゃオモロいです。
人を選ぶ小説だとは思いますが、普通の読書に飽きた方はぜひ一読あれ。唯一無二の読後感を味わえます。
未曾有の読書体験をさせてくれた本書に感謝感謝。