中澤渉の作品一覧
「中澤渉」の「学校の役割ってなんだろう」「日本の公教育 学力・コスト・民主主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中澤渉」の「学校の役割ってなんだろう」「日本の公教育 学力・コスト・民主主義」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「なぜ教育に税金が投入されるのだろうか?」
「社会は教育にどれだけのお金をかけるべきなのだろうか?」
これらは旧来から何度も問われてきた疑問である。
学校の機能不全が叫ばれ、公教育改革が矢継ぎ早に繰り出されている。しかし、そんな中だからこそ、教育の公共的意義について再認識する必要があるのではないか。これが本書のテーマである。
教育が社会の中でどのような機能果たし、あるいは逆に教育制度によって社会がどのような影響を受けてきたのだろうか。また、教育によって期待されることは何で、教育に出来る限界はどこにあるのだろうか。
学校制度の歴史や社会の変化を繙きながら、これまでの、そしてこれからの教育の社会
Posted by ブクログ
教育業界全般ということで、幼児教育から大学まで最初に触れるが、特に制度としての教育に主軸を置いていることから、義務教育に関する議題が多い。
平等に提供されるべき教育ということから、それ故に格差や競争の面を生んでしまっているなど、避け得ないジレンマなどをよく表現している。
他の業界と比べて論理的な評価が難しく、またちゃんとした調査についても多面的に見ていろんな捉え方があり、何事も名言が難しいところを十分考慮して本書を記載できている、この著者はすごい科学的に考えることができている。
業界をどうにかしたいというより、業界に対して客観的な視点を各人が持ち、教職員に負担をかけすぎたり、また一方的に要望を