作品一覧

  • 学校の役割ってなんだろう
    3.8
    1巻935円 (税込)
    忙しすぎる教員、求められることが多い学校、役に立つ教育の要望。学校はいろいろな困難に直面している。その背景には、学校組織の特徴や社会との絡み合いがあるはずだ。学校は何のためにあるのかを問いなおす一冊。
  • 日本の公教育 学力・コスト・民主主義
    4.0
    1巻968円 (税込)
    教育無償化、学力低下、待機児童など、近年の教育の論点は多岐にわたる。だが、公費で一部もしくは全体が運営される学校教育=公教育とはそもそも何のためにあるのか。実際に先進国の中で公教育費が少ない日本には、多くの課題が山積している。本書は、学校とそれを取り巻く環境を歴史的背景や統計などのエビデンスを通して、論じる。そこからは、公教育の経済的意義や社会的役割が見えてくるだろう。

ユーザーレビュー

  • 学校の役割ってなんだろう

    Posted by ブクログ

    現状を、そういうものだと受け入れてしまっては見えてこないものが、世の中にはいっぱいあるんだ。
    日本の学校は、どんなふうに特殊なのか、何を根拠にそうなっているのか(または根拠が無いのか)
    いろんな角度から論じられていて、目からウロコが落ちた箇所が多数ありました。
    さて、結論はどうなるのやら…と読み進めて最後はとても納得できるものでした!

    0
    2024年11月11日
  • 学校の役割ってなんだろう

    Posted by ブクログ

    教育活動はエビデンス関係無く教育的な意味が付与できてしまう。だからエビデンスが軽視される。

    示唆に富む本。

    0
    2024年07月04日
  • 日本の公教育 学力・コスト・民主主義

    Posted by ブクログ

    「なぜ教育に税金が投入されるのだろうか?」
    「社会は教育にどれだけのお金をかけるべきなのだろうか?」
    これらは旧来から何度も問われてきた疑問である。
    学校の機能不全が叫ばれ、公教育改革が矢継ぎ早に繰り出されている。しかし、そんな中だからこそ、教育の公共的意義について再認識する必要があるのではないか。これが本書のテーマである。

    教育が社会の中でどのような機能果たし、あるいは逆に教育制度によって社会がどのような影響を受けてきたのだろうか。また、教育によって期待されることは何で、教育に出来る限界はどこにあるのだろうか。
    学校制度の歴史や社会の変化を繙きながら、これまでの、そしてこれからの教育の社会

    0
    2018年09月25日
  • 学校の役割ってなんだろう

    Posted by ブクログ

    教育業界全般ということで、幼児教育から大学まで最初に触れるが、特に制度としての教育に主軸を置いていることから、義務教育に関する議題が多い。
    平等に提供されるべき教育ということから、それ故に格差や競争の面を生んでしまっているなど、避け得ないジレンマなどをよく表現している。
    他の業界と比べて論理的な評価が難しく、またちゃんとした調査についても多面的に見ていろんな捉え方があり、何事も名言が難しいところを十分考慮して本書を記載できている、この著者はすごい科学的に考えることができている。
    業界をどうにかしたいというより、業界に対して客観的な視点を各人が持ち、教職員に負担をかけすぎたり、また一方的に要望を

    0
    2024年04月08日
  • 学校の役割ってなんだろう

    Posted by ブクログ

    学校の置かれた状況や問題点などを、データに基づいて示している。

    惜しむのは、本書の中にも書いてあるが、解決策について、著者なりの考えを示して欲しかった。それを基に我々が別の解決策を考えたりすることもできるはずだ。

    0
    2022年01月31日

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