作品一覧

  • のんちゃんとモンシロチョウ
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    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「やったーっ。つかまえたぞ」大ちゃんが学校の花だんでモンシロチョウをつかまえました。風花たちは生きもの係としてそのモンシロチョウを飼うことにしました。チョウのエサをつくることになった風花が、もう一度昆虫図鑑を見ようとしたら、すでにのんちゃんが図鑑を持っていってしまいました。のんちゃんはちょっと変わった子です。ほとんどしゃべらず、友達とも遊びません。昆虫図鑑が大すきで、いつも見ています。次の日、風花はエサをつくって学校に持っていきました。二日目も三日目も、エサをつくってきましたが、モンシロチョウがエサを食べているのを一度も見たことがありません。そして次の日、モンシロチョウは虫かごのすみっこで死んでしまいました。風花がチョウをティッシュにくるんで埋めに行こうとすると、のんちゃんも一緒についてきたのでした。生きものを飼うこと、そして生きものの生と死について考えさせられる幼年童話。
  • きらきらシャワー
    5.0
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広矢は、プールがきらいです。プールがというよりシャワーがこわいのです。小学校のシャワーは、つめたくて、はげしくて、こわくって、広矢はあの中に入ると、息ができなくなってしまいます。明日は月曜日です。プールのことを考えると心が重くなってきて、広矢は公園にでかけました。公園のすべり台の下には、水たまりがありました。広矢の手にアリがのぼってきたので振りはらったら、アリは水たまりでおぼれてしまいました。アリを助けられずにいると、町のリーダーのお兄さんがやってきてアリを救ってくれました。月曜日、プールが始まると、広矢はまたシャワーの前で一人だけ残ってしまいました。すると、うちつけるシャワーの中で、葉っぱにのったアリを見つけたのです。広矢は、きのうのことを思い出しました。今、アリを助けられるのは広矢しかいません。広矢は顔をそむけながらシャワーの中に手をのばして……。心の機微を丁寧に描いた幼年童話。
  • たっくんのあさがお
    3.7
    1巻1,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四月から友子は一年生になりました。学校はとっても楽しいです。でも、となりの席のたっくんは、大きくて力も強いし、「おまえ」なんていうし、ちょっとこわいのです。ある日、学校のうえきばちに、あさがおの種をまきました。友子は早く芽がでないか、楽しみでしかたありません。放課後、いつものようにあさがおの芽を見に行った時、友子はとなりのうえきばちを倒してしまいました。あわてて元にもどしますが、うえきばちの名前を見て、友子はどきっとしました。倒したのは、たっくんのうえきばちでした。先生に倒したことをいわなくてはいけないのに、なかなかいいだせません。そして、たっくんにあやまらなくてはいけないのに、たっくんはおたふくかぜでお休みしてしまいました。それから友子は、たっくんのうえきばちにもお水をあげました。ところが、たっくんの芽は一つもでてこないのです……。友達を思う気持ちの大切さを描いた、心温まる幼年童話。
  • 消えた時間割
    3.8
    1巻1,324円 (税込)
    はじまりは、墨汁が飛びちった時間割だった。そんなのちっとも気にしてなかったのに。わたしの時間割にあった月曜「体育」。本当になくなったんだ。墨汁が消したとおりに。これって、偶然…?そうともいえない。だって、クラス中で不思議なことが起こってる。
  • ジュニア文学館 消えた図書室
    3.6
    1巻1,430円 (税込)
    『消えた時間割』『消えた落とし物箱』に続く、『消えたシリーズ』最新刊。新たに消えたのは「もの」ではなく、なんと図書室。空間・部屋が消えてしまうって、いったいどういうこと!? 個性もバラバラの子ども4人が、図書室の“おく”にひそむ謎にせまる。
  • 消えた落とし物箱
    3.7
    1巻1,430円 (税込)
    クラスの落とし物箱がなくなった。しかも、先生に借りた大事な本を入れたまま!すぐに見つかると思ってたけど…。勝手に消えたり現れたり、青い目の女の子がかかれたあの落とし物箱には、なんだか不思議な力があるらしい。チームワークぜろの5人が謎を追う!
  • ジュニア文学館 消えた校長先生
    5.0
    1巻1,595円 (税込)
    『時間割』『落とし物箱』『図書室』に続く、「消えた」シリーズ最新刊。新たに消えたのは「場所」ではなく、なんと校長先生。野外学習で、校長先生がたびたびいなくなるのはなぜ!? ミステリーも子どもたちの友情も味わえる中学年向け読み物シリーズ。

ユーザーレビュー

  • ジュニア文学館 消えた図書室

    Posted by ブクログ

    優人のひいおばあちゃんが「図書室がなくなった」と言ったとき、「何言ってんだろう」と思ったけど昔のひいおばあちゃんと大人の学校の大切な思い出のことを示していて、感動した。

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    2025年09月19日
  • ジュニア文学館 消えた校長先生

    Posted by ブクログ

    校長先生が蛇って噂があって、それで暗いところが苦手なこと 大きい音が苦手なことかがいて それで暗いのが苦手で何か ピクニックみたいな場所で行くから 寝るところが暗くなっちゃって 怖いからってことで 和尚さんにお守り もらって それで行ったら蛇が出てきて それでえっと お守りが守ってくれてすごいと思った。

    2025/05/22 小2

    0
    2025年05月22日
  • 消えた時間割

    Posted by ブクログ

    時間割予定表の紙に墨汁がこぼれて、一部が墨汁で見えなくなっちゃう。すると、本当にその予定がなくなるという、不思議なお話。

    こぼれた箇所は一人一人ちがうから、子どもによってなくなる予定が違うというところも楽しいし、単なる偶然と思っていたところから、次々に同じような現象が起こっていたと子どもたちが気づいていくところもワクワクする。

    墨汁の秘密に迫るシーンは惹きつけられた。結局、墨汁の力が真実なのかはわからないが、この出来事から子どもたち一人一人が感じたことが描かれるラストも爽やかでよかった。

    不思議な気持ちを存分に味わえる作品。次々とページをめくれるから、子どもたちに勧めやすい。中学年向けか

    0
    2024年10月03日
  • ジュニア文学館 消えた校長先生

    Posted by ブクログ

    3.4年。野外学習を控えた4年2組の潤也は、ある不安を持っていて妙法寺の住職にある木札をお守りとしてもらう。その木札は校長先生と対になっていて、必死に校長先生を探すが…。
    4年生として有りうる友達関係や感じ方が描かれ、リアルとファンタジックがバランスよく楽しめる。

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    2024年07月26日
  • たっくんのあさがお

    Posted by ブクログ

    小学校1年生の女の子が主人公。
    ある日、病気で休んでいた「たっくん」という同級生のあさがおの鉢植えを倒してしまい、、、というあらすじ。小学校1年生の心情がよく描けていると思うし、最後もほっこり。小1息子も気に入ったようでした。読み聞かせするには少し長く、3回くらいに分けて読みました。

    0
    2022年05月12日

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