あらすじ
『消えた時間割』『消えた落とし物箱』に続く、『消えたシリーズ』最新刊。新たに消えたのは「もの」ではなく、なんと図書室。空間・部屋が消えてしまうって、いったいどういうこと!? 個性もバラバラの子ども4人が、図書室の“おく”にひそむ謎にせまる。
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Posted by ブクログ
優人のひいおばあちゃんが「図書室がなくなった」と言ったとき、「何言ってんだろう」と思ったけど昔のひいおばあちゃんと大人の学校の大切な思い出のことを示していて、感動した。
Posted by ブクログ
子ども用のミステリー。面白かった。ミスリーディングが次々とあるので、飽きなくて良かった。ただ、解決しない謎(光るチョウ、壁の文字)を印象深く書いたせいで、軽いモヤモヤは残りました。
Posted by ブクログ
優人はひいおばあちゃん「梅子さん」の「図書室がなくなった」という言葉に、図書室あるのにどういうことだろうと疑問をもち仲間達と調べることに。蝶に導かれ図書室の開かずの扉から地下に。消えた図書室の謎が解けたとき、そこにある真実とは。多少のファンタジー要素を含みつつ、戦後の夜間中学の先駆けとなる存在、そして戦争の為に教育が受けられなかった人が多々いると言うことについての物語。翔太の「本が読めて幸せ、か。おれ、考えたこともなかった」という言葉が印象的だった。