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  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで
    値引きあり
    4.1
    1巻550円 (税込)
    宇宙や物質の究極のなりたちを追究している物理学者が、なぜ万物の創造主としての「神」を信じられるのか? それは矛盾ではないのか? 物理学史に偉大な業績を残したコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ホーキングらが神をどう考えていたのかを手がかりに、科学者にとって神とはなにかを考える異色の一冊。しかし、この試みは「科学とは何か」という根源的な問いを考えることでもある。

ユーザーレビュー

  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    テーマは「神様」VS「科学」
    ※ここでの神様は主にキリスト教のGodを指します

    こんなもん絶対面白いに決まってるやん!思って読んだら、ウルトラ面白かった!

    果たして科学の進歩は神様の存在を否定するのか?!

    宇宙の成り立ちを解き明かしてきた天才科学者たちコペルニクスからホーキングまで、間にはもちろんガリレオにニュートン、アインシュタインなどなど、もう科学の歴史に名を残すきら星の如きスーパー科学者たちが発見した法則を超絶分かりやすく解説してくれた上に、それぞれの神様との向き合い方を紐解いてくれてます

    ヤバいっす!これほんとヤバいっす!
    (神様の前に語彙力がひれ伏す)

    で、神様どうなん?っ

    0
    2025年10月13日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    物理学の歴史を丁寧に解説しながら、科学者たちが神についてどう考えていたのかを読み解く本。
    かなり知的興奮を味わえて面白かった。
    著者がカトリック教会の助祭になるほどの宗教家であり、最先端の理論物理学者であることが説得力を底上げしている。

    アインシュタイン、プランク、ド・ブロイ、ディラック、シュレディンガー、ハイゼンベルグ、パウリが登場するソルベイ会議の夜の問答がよかった。
    各々が神に対する違った意見をはっきり持っていて、決して神を無視できない、なあなあにできないということが、逆に彼らが神の領域に踏み込んでいるということを示している。
    アインシュタインvsボーアの激論も映画化とかしたらかなり映

    0
    2025年08月20日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    読みやすく理解しやすい文章で、本当に楽しく一気に読み切った。
    天文学から量子力学までの科学の発展に携わった科学者をを一本の線のように解説し、それぞれの発見はキリスト教的世界観ではどのような影響があったかを簡潔に教えてくれる。

    元々科学者の思想が気になり買った本だが、期待していたより多くの気づきと驚きがあった。

    もし私がこの本に学生の頃出会っていたら、専攻する分野が違ったかもしれないなと思う。

    0
    2025年08月05日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    科学の歴史について、神との関わりから俯瞰していく。ガリレオやニュートン、アインシュタイン。一度は聞いたことのある科学者同士の関係性、さらにはその時代を生きた肌感も伝わってくるようだ。

    神とは何か、人とは何か。
    何かを考え続ける無限の営みこそが科学であるとわかる主題であった。否定せずに肯定し、受け入れるために知ろうとする、本書を通じてそうした誠心や姿勢を大切にしたいと思った。

    0
    2025年06月10日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    大学入試対策(物理でなく英語や国語等)や、物理SFを読む足がかりとしてすごく良い本。ただ、科学者として出てくるのが西洋の、キリスト教信者の、男性なのでそのどれにも当てはまらない属性としては距離感がある…逆に白人の、キリスト教信者の、男性なら自分に近い物語としてニュートンやコペルニクスの話を味わえるのが多いなる特権。

    0
    2023年10月08日

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