科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

1,100円 (税込)

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宇宙や物質の究極のなりたちを追究している物理学者が、なぜ万物の創造主としての「神」を信じられるのか? それは矛盾ではないのか? 物理学史に偉大な業績を残したコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ホーキングらが神をどう考えていたのかを手がかりに、科学者にとって神とはなにかを考える異色の一冊。しかし、この試みは「科学とは何か」という根源的な問いを考えることでもある。

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科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月08日

    大学入試対策(物理でなく英語や国語等)や、物理SFを読む足がかりとしてすごく良い本。ただ、科学者として出てくるのが西洋の、キリスト教信者の、男性なのでそのどれにも当てはまらない属性としては距離感がある…逆に白人の、キリスト教信者の、男性なら自分に近い物語としてニュートンやコペルニクスの話を味わえるの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    コペルニクス、ガリレオ、アインシュタイン、ボーア、ニュートンなどの理論からなぜ神を信じるのかを説明されていた。人間が解明できない仕組みや考えに基づいて地球の物事の仕組みが成り立っていて、それを解明しようとする過程で自分の想像を超えたことが成り立っていることに気づくから、神の存在を信じるんだということ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    1100

    三田 一郎
    (さんだ いちろう、Anthony Ichiro Sanda、1944年3月4日 - )
    日本の物理学者(素粒子物理学)、カトリック教会の助祭。CP対称性の破れとB中間子の崩壊についての研究で、イカロス・ビギ(英語版)とともに2004年のJ・J・サクライ賞を受賞した。東京都出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月05日

    物理学史と科学者たちが神についてどのように考えてきたか(推測も含む)が綴られている。
    4〜5年ぶりに本を読んだ文系おばさんだが、とても読みやすい文章で理解しやすかった。
    最後の思考停止についてが一番の発見だった。最近流行り?の安易に答えや解決法だけを求めることや、浅い理解で他人を言い負かす人(を尊敬...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月27日

    簡単な科学史を軸に、一神教の神理解を説いた作品。
    後半の近現代、特にアインシュタイン、ルメートル以降は古典物理学や理論物理学の知識が少し必要になってくるが、図も駆使しなるだけ事実を平易に書くように努められているように感じる。
    ホーキングの理論物理学、特に宇宙論において、「宇宙には始まりもなく、したが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月25日

    私もクリスチャンという立場ですが、この本はクリスチャンでなくとも科学と神の存在を何となく真逆のものとしてイメージしている全ての方に読んで欲しい素晴らしい本でした。特に著者の言葉として同意できるのは、「もはや神は必要ないと考えることこそ思考停止ではないか」というところです。宇宙の始まり然り、生命の誕生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月11日

    神というか道の方が結局しっくりする感じ
    宇宙や素粒子物理学の流れが西洋思想的な観点から語られるのは分かりやすくて良い
    でも結局人格的創造神ではなく、それ以上偉大なものが考えられない創造の源としての神に行き着くのであればそれはどの宗教にも通底するんじゃないかな?

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    Posted by ブクログ 2020年02月08日

    コペルニクスからニュートンまでの歴史は理解できたが、アインシュタインからホーキングまでの議論が理解できなかった。

    しかし、宇宙をめぐる物理学史として、よくできている。

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    Posted by ブクログ 2019年04月06日

    まさかブルーバックスでこんなに感動する日が来るとは思わなかった。神との対峙、という文脈で科学史を振り返る画期的な試み。とても分かりやすいもののド文系には反物質や超弦理論までくるとやっぱちょっとむり。もっと頭良くなりたいな。ニュートンとかナショジオとか思わず定期購読したくなる本。いや、たぶんしないけど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月30日

    この本の「神」とは,キリスト教の神.
    著者自身も物理学者でありながら,カトリック聖職者であり,科学の発展とともにキリスト教との関わりがどのように変化していったのか,科学史との関係性を持って記されているのがとても面白かった.

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