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  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻1,100円 (税込)
    宇宙や物質の究極のなりたちを追究している物理学者が、なぜ万物の創造主としての「神」を信じられるのか? それは矛盾ではないのか? 物理学史に偉大な業績を残したコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ホーキングらが神をどう考えていたのかを手がかりに、科学者にとって神とはなにかを考える異色の一冊。しかし、この試みは「科学とは何か」という根源的な問いを考えることでもある。

ユーザーレビュー

  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    これは楽しい本だった。
    ガリレオから、ニュートンやアインシュタインと有名な科学者の発見を分かりやすく(とはいっても、そもそもが難しすぎて理解はできないけど、、)解説しながら、その人の「神」への考え方が書いてある。

    著者自身は、神を科学法則の創造者と定義している。ルールが存在するということは、その創造者である神が存在する、と。
    確かに、今となっては、神様が大地を創り、アダムとイブを創った、というのは別次元の話として思ってしまうけど、この世界のルールを創った何かがある(いる?)というのはしっくりくる。

    そのくらい、世界には「法則」があるものなのか、それとも反対に人間が何にでも「法則」を見つけ出して数式で表したがるものなのか、、不思議。


    以下メモ
    ・コペルニクスの神
    コペルニクスは司祭として心から神を敬っていました。だから敬愛する神はどのような宇宙を創ったのかを少しでも知りたいという純粋な欲求がありました。彼の神への思いは、神が創った宇宙に複雑な過程が入り込むことを許しませんでした。宇宙はもっと美しいものであるはずだ。この確信が地動説を生む原動力となったのです。

    ガリレオ
    ・聖書と自然はともに神の言葉から生じたもので、前者は聖霊が述べたものであり、後者は神の命令の忠実な執行者である。2つの真理が対立しあうことはありえない。
    聖書の読み方は、科学の進歩によって変わるべきである。

    ケプラー
    科学の最終目的は、人間を神に近づかせることである。
    天文学者は自然の聖書をもとに、神に仕える牧師である。
    幾何学は唯一永遠の学問であり、神の考えを写す鏡である。

    地動説は、神の「居場所」に変更を要求した。ところがニュートン力学によって、神は「天界」という聖域を侵され、「天体の運行」という秘儀を失い、「全知全能」という絶対的な権威まで揺るがされることになった。
    それでもニュートンは、創造主としての神の存在を信じていた。

    ・ファラデー
    神が天地創造の最初に創ったとされる光を、電磁気学という物理学の研究対象にしてしまいました。
    ・マクスウェル
    最も重視したのは、不規則に見える自然の中で、「合法性」と「一貫性」を持つ法則を発見すること。それが創造主である神の意志を見ることになる。

    マクスウェルまでは進化論以前、アインシュタインからは進化論以後
    アインシュタインは、進化論を読み、聖書についての教えを何も考えずに信じていたことに気付き騙された、とショックを受けた。
    アインシュタインが信じた神は、人間の形をして教えを垂れるものではなく、自然法則を創り、それに沿って世界と人間を導くもの。

    0
    2026年06月02日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    いやぁ、超面白かった。
    私は無神論者で、まさに25歳のディラックが言ったことと同じ考えを持っていたけれど、ほんとうの宇宙の始まり(の始まりの始まり....)を知ることは確かに不可能だなぁと思った。そういった観点だと創世者の存在は不思議じゃない。
    それを神と呼ぶか呼ばないかはまだ自分の中では飲み込めないけれど、いつか何かを確する時が来るのだろうか。

    それに、無神論者であるにも関わらず、わたしの神のイメージはあまりにもキリスト教的すぎたのかもしれない。
    神=道徳に溢れている、人間の姿
    こういったもの以外の神の存在は疑いもしなかったのだから、神の存在を疑っても仕方がない(笑)
    (かといって神に非道徳的な面があるのは大分嫌なのだが...)

    絶対なんてことは絶対にないという言葉があるように、神が絶対いないとも限らないし、神がいるとも限らない。これが私の現状の結論である。

    フィロラオスが提唱した反地球だって反粒子の存在がある以上概念としてはありえるのかもしれない。
    宇宙って、、、科学って最高に面白い。

    0
    2026年05月07日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    科学と宗教は密接な関係にありながら、自分が体験してきた学校教育においてはあまり教わることが無かったと思う。科学を学ぶということは、科学自体を習得すると同時に、その思想的背景を会得すること、なのではないだろうか?

    自分が若い学生時代に、このような書籍に出会えていたら。また、出会おうとするだけの力が自分にあったなら…そう思わせられます。

    無神論・有神論問わず、現代に疑問を持つあなたに示唆を与えてくれる1冊。

    0
    2026年04月26日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    テーマは「神様」VS「科学」
    ※ここでの神様は主にキリスト教のGodを指します

    こんなもん絶対面白いに決まってるやん!思って読んだら、ウルトラ面白かった!

    果たして科学の進歩は神様の存在を否定するのか?!

    宇宙の成り立ちを解き明かしてきた天才科学者たちコペルニクスからホーキングまで、間にはもちろんガリレオにニュートン、アインシュタインなどなど、もう科学の歴史に名を残すきら星の如きスーパー科学者たちが発見した法則を超絶分かりやすく解説してくれた上に、それぞれの神様との向き合い方を紐解いてくれてます

    ヤバいっす!これほんとヤバいっす!
    (神様の前に語彙力がひれ伏す)

    で、神様どうなん?って話よ
    この宇宙はあーたが創ったの?
    それとも…

    結論!


    神様舐めんな!w

    0
    2025年10月13日
  • 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで

    Posted by ブクログ

    物理学の歴史を丁寧に解説しながら、科学者たちが神についてどう考えていたのかを読み解く本。
    かなり知的興奮を味わえて面白かった。
    著者がカトリック教会の助祭になるほどの宗教家であり、最先端の理論物理学者であることが説得力を底上げしている。

    アインシュタイン、プランク、ド・ブロイ、ディラック、シュレディンガー、ハイゼンベルグ、パウリが登場するソルベイ会議の夜の問答がよかった。
    各々が神に対する違った意見をはっきり持っていて、決して神を無視できない、なあなあにできないということが、逆に彼らが神の領域に踏み込んでいるということを示している。
    アインシュタインvsボーアの激論も映画化とかしたらかなり映えるんじゃないだろうか…でも理論の説明むずくて映像映えしないか。
    とりあえず本が出ていたので買ってみた。(量子革命: アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突)

    0
    2025年08月20日

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