本田創の作品一覧
「本田創」の「失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学 改訂版」「はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「本田創」の「失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学 改訂版」「はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
POKEMON GOならぬANKYO GO!あまりの面白さに驚いています。陣内秀信「水都 東京」からの鈴木浩三「地形で見る江戸・東京発展史」、からの「東京の美しいドボク鑑賞術」、からの本書。江戸、そして東京という都市の歴史を「水の流れ」という視点で捉える読書が、細く長く偶然に繋がって、たまたま手にした本です。その源流は中沢新一「アースダイバー」かもしれませんし、門井慶喜の「家康、江戸を建てる」「江戸一新」なんどの小説にも寄り道しているかもしれません。しかし、縄文の記憶とか、江戸幕府の統治とかの大きな物語としてではなく、土地で生活する人々の暮らしの痕跡としての暗渠という存在が小さな記憶の点である
Posted by ブクログ
東京には人知れず流れている川がある。
川や水路にふたをしている地下の水路が本来の意味だった「暗渠(あんきょ)」だったが、もともと川だったりした場合に、その土地の空間とあわせて暗渠と呼ぶことも多いと説明している。
「ブラタモリ」ですっかりおなじみになった暗渠。
隠しても地形までは隠しきれず、「痕跡」が残っている場合が多い。
不自然に曲がった道など「土地の記憶」を今でも見ることができる。
戸越銀座といえば、メディアでも取り上げられることの多い商店街だ。
しかし、大正末期までは川が流れていて、水田が東西に連なって広がっていた意外な一面があった。