作品一覧

  • 水のない川 暗渠でたどる東京案内
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暗渠(川跡)を通じて、往時の東京の町の姿(江戸時代からの変化、戦前・戦後の変化、高度経済成長期での変化など)を見直す。著者作成の暗渠地図、町の変化の様子がわかる古地図、そして暗渠周辺の様子がわかる写真などの豊富なビジュアルと、そのエリアに伝わる伝承やそのエリアで生まれたカルチャーなどを紹介することで、その町の変化と性格がわかる 1 冊。
  • 失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学 改訂版
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。紙書籍に付属する大判地図は付属しません。 暗渠空間、暗渠の歴史、暗渠に残る川の記憶。それらにアプローチできる20エリアを歩ける地図とともに考察。大判暗渠地図付き。
  • はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく
    3.6
    1巻770円 (税込)
    テレビの散歩番組でもよく出てくる暗渠って何? それはかつて川や水流だった跡地のこと。暗渠をさがせば街は探検の舞台となり、暗渠をたどれば土地の歴史が見えてくる。本書では、まず橋跡、車止めなど暗渠探しのポイントを開示。次に、夜の暗渠、文学や漫画作品と暗渠などの様々な魅力を伝え、東京を中心に、横浜、埼玉、大阪、神戸の主な暗渠も案内する。

ユーザーレビュー

  • 水のない川 暗渠でたどる東京案内

    Posted by ブクログ

    POKEMON GOならぬANKYO GO!あまりの面白さに驚いています。陣内秀信「水都 東京」からの鈴木浩三「地形で見る江戸・東京発展史」、からの「東京の美しいドボク鑑賞術」、からの本書。江戸、そして東京という都市の歴史を「水の流れ」という視点で捉える読書が、細く長く偶然に繋がって、たまたま手にした本です。その源流は中沢新一「アースダイバー」かもしれませんし、門井慶喜の「家康、江戸を建てる」「江戸一新」なんどの小説にも寄り道しているかもしれません。しかし、縄文の記憶とか、江戸幕府の統治とかの大きな物語としてではなく、土地で生活する人々の暮らしの痕跡としての暗渠という存在が小さな記憶の点である

    0
    2023年07月02日
  • 失われた川を読む・紡ぐ・愉しむ 東京暗渠学 改訂版

    Posted by ブクログ

    最近TVなどでも時々みかける失われた川、暗渠。詳しい地図とともに詳しい解説があり良かった。東京の地形を見るうえで川だけでなく川であった暗渠も見ていくと浮かび上がるものがある。私の身近な地域にも暗渠があり詳しく解説されていて良かったが、あまり身近でない地域のはなかなかピンとこなかった。

    0
    2025年02月09日
  • 水のない川 暗渠でたどる東京案内

    Posted by ブクログ

    東京には人知れず流れている川がある。




    川や水路にふたをしている地下の水路が本来の意味だった「暗渠(あんきょ)」だったが、もともと川だったりした場合に、その土地の空間とあわせて暗渠と呼ぶことも多いと説明している。





    「ブラタモリ」ですっかりおなじみになった暗渠。




    隠しても地形までは隠しきれず、「痕跡」が残っている場合が多い。




    不自然に曲がった道など「土地の記憶」を今でも見ることができる。




    戸越銀座といえば、メディアでも取り上げられることの多い商店街だ。




    しかし、大正末期までは川が流れていて、水田が東西に連なって広がっていた意外な一面があった。


    0
    2022年12月19日
  • 水のない川 暗渠でたどる東京案内

    Posted by ブクログ

    暗渠を巡る作品。あなたの地元も登場するかも?

    本書にも出てくる小平市の隣に居住。ジョギングしながら暗渠や高低差を体感するのが趣味なので、小平市の大沼田用水の章が何より楽しめた。

    上水が動脈、排水が静脈という例えが絶品に思う。今は役目を終え暗渠となっていても、昔の人々の叡智を辿るのは何とも楽しい。

    あなたも是非暗渠散歩に出かけてみよう!

    0
    2022年11月12日
  • はじめての暗渠散歩 ──水のない水辺をあるく

    Posted by ブクログ

    暗渠についてのコラム集。オムニバス形式であり体系的な研究、分析があるわけではないが、暗渠に興味がある人の入門、きっかけとして読むべきかもしれない。その中でも文学作品と暗渠、溝の関係に言及したコラムは興味深い。街歩きを充実させるための一冊。

    0
    2021年01月24日

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