作品一覧

  • グリーフケア
    4.0
    死別の悲嘆を、体験者同士が分かち合うことで癒すグリーフケア。 大きな注目を集めつつある試みに関西の研究者と葬儀社が取り組んだ実践の記録。
  • 死別の悲しみに向き合う グリーフケアとは何か
    4.0
    1巻913円 (税込)
    死別とはどんな体験なのか? 大切な人を亡くしたとき、人はなにを思うのか? 周囲はどう接すればいいのか? 激変する社会のなかで模索する新たな悲しみの作法。(講談社現代新書)
  • 喪失学~「ロス後」をどう生きるか?~
    3.7
    家族、友人、ペット、健康、時間、夢や希望、そして自分の命――私たちは様々なものを失う。できれば避けて通りたい出来事ではあるが、喪失は人生と切り離せず、また何も失わない人生が幸せとは言えない。では、命ある限り生じる「心の穴」といかに向き合っていくべきか? 死生学や心理学の理論、当事者の声、死別後の悲嘆に対処するグリーフケアの実践で得られた知見を学び、来るべき喪失に備え、「その後」の日々に生かす。
  • 大切な人を亡くしたあなたへ 自分のためのグリーフケア
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 死別の悲しみを抱えたときに必要な支えは、“グリーフケア”と呼ばれています。本来は専門家によって行われるケアですが、死別を経験した人すべてに専門的な支援が必要なわけではありません。本書は、死別の悲しみを自分でケアすることを目的とした、QRで読み取るワークがついた自分のためのグリーフケアです。悲しみの中にいる人に向け、簡潔な文章と、図やグラフ、イラストをふんだんに使い、わかりやすく構成されています。
  • もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと
    4.2
    1巻1,815円 (税込)
    大切な人を亡くしたあなたへーー 悲しいだけ、悲しんでいい。 そして、再び歩き出すための28のヒント。 ★フジテレビ「ノンストップ!」で紹介(2025年5月23日放送「サミット」コーナー)、話題のグリーフケアの本 ★朝日新聞 文化面で紹介されました!(2024年11月4日) ★婦人公論.jpで紹介されました!(2024年11月22日) 老いた親や長年連れ添ったパートナー、 長い付き合いのきょうだい・友人との死別は、 世間では「ありふれた死」といわれるものかもしれません。 でも、大切な人の死は、やはりつらく、悲しいものです。 そんな別れの痛みや苦しみを癒すのが「グリーフケア」。 グリーフとは、日本語で「悲嘆」という意味です。 大切な人を亡くした喪失感や悲しみと自分なりに向き合い、 やがて再び歩き出すためのヒントをつづった一冊です。 著者は、関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」の坂口幸弘氏と赤田ちづる氏。 大学での研究や教育のかたわら、病院や葬儀社などと連携してグリーフケアの実践活動も行っています。 本書では、734の死別された人たちの体験談を集め、 ていねいに向き合い分類し、体系的にして、 悲しみ(グリーフ)に対処するための28のヒントとしてまとめています。 もちろん、28のヒントのすべてが、役に立つわけではないかもしれません。 悲しみとの向き合い方に正解があるわけではないからです。 ただ、この本で示した28のヒントには、 多くの先人たちの体験から紡がれた知恵がつまっています。 28のヒントの中から、今の自分にとって 心に響きそうなものだけを参考にしてみてください。 〜〜「はじめに」より〜〜 大切な人を失い、眠れずに夜を過ごすこともあるでしょう。 泣きながらやっと眠れたと思ったら、 真夜中にぽっかり目を覚ましてしまうこともあると思います。 ふと夜にひとりになると、つきることない悲しみと後悔があふれくる。 「会えないのはわかっている、でも会いたい」とどうしようもなく思ってしまう。 この本は、もう会えない人を思う夜に、 なんらかの救いや癒し、生きる力になってほしい、と願いながら書いたものです。 「ひとりで頑張らなくても大丈夫、今は自分に一番優しく......」 という思いを込めて言葉を紡ぎました。 大切な人を亡くしてこの本を手にとってくださった皆さまにとって、 本書が、悲しみに向き合いながら、 今を生きていくための手がかりの一つになることを願っています。 【目次】 1章 悲しみのうずのなかで 2章 こころをみつめる 3章 まわりをみわたす 4章 明日をむかえる 5章 会えない人とともに

ユーザーレビュー

  • もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

    Posted by ブクログ

    死別の経験は一般的に個別性が高く、悲しみに対する向き合い方にも正解はない。今を生きる私にできることは、今自分の周りにいることが当たり前と思っている人との時間を大切にすること。

    0
    2025年06月21日
  • もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

    Posted by ブクログ

    やさしい本だなぁ
    言葉をひとつひとつ丁寧に選んでつむいでいる
    書く人のこころが伝わってくる。

    親がなくなることはありきたりなことかもしれないが
    一人一人にとっては特別なこと。
    不用意な言葉は相手を傷つける。
    大往生だった、というのは他人から言われるのは
    いやだな、とおもう。自分も不用意な言葉を
    言ってたのかもしれない。

    亡き人を想う時、そばにいるんだろうなと思う。
    知っている人と亡き人を想い語る、それだけで
    気持ちも穏やかになるなぁ。

    「亡き人をにいつかまた会える日がくるならば
    あなたが今を笑顔で生きていることが
    一番の贈り物になるはず」
    そうだよねぇ、きっとそれを一番のぞんでると思う。

    0
    2025年05月24日
  • もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと

    Posted by ブクログ

    死別は、ある程度年齢を重ねてから経験する人が比較的多いのではないかと思う。28歳で経験した私の余生がまだ長いのなら、経験を経たからこそ人の為にできることも多いはず。そう思えました。命ある限り生きなきゃなと。

    0
    2025年01月09日
  • 大切な人を亡くしたあなたへ 自分のためのグリーフケア

    Posted by ブクログ

    この世で一番大切な人の「不在」は、私がこの世に存在している限りますます大きな「不在」となって存在し続ける。
    この本は一生そばに置いて、時々手に取ることになるでしょう。

    0
    2024年07月21日
  • 喪失学~「ロス後」をどう生きるか?~

    Posted by ブクログ


    〜〜
    死は突然にやって来る。思いがけない時にやって来る。いや、むしろ、死は、突然にしかやって来ないといってもよい。いつ来ても、その当事者は、突然に来たとしか感じないのである。生きることに安心しきっている心には、死に対する用意が、なにもできていないからである。
     しかも、死というものは、ひとたび来るとなると、実に、あっけなく来る。
    〜〜

    私の妻の死に直面して新たに抱いた『死』への認識と同じ表現だ。

    男という者は妻に先立たれると実に情けない存在に成り下がることが多く、数年のうちに妻を追うようにして死ぬ者も多い。それは女性の場合に比べて圧倒的に多い。それは、何故だろうか。生活力といった具体的な

    0
    2021年06月11日

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