岡藤真依の作品一覧
「岡藤真依」の「彼女は裸で踊ってる」「少女のスカートはよくゆれる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「岡藤真依」の「彼女は裸で踊ってる」「少女のスカートはよくゆれる」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
虐待の被害者の方や精神疾患を患った方(患っている方)の手記や体験談は本当に貴重だと思います。
確かに、著者の羽馬さんもフラッシュバックや解離を起こしながらの執筆だったということもあり、事実がリアルに書かれています。
そのため読んでいて辛くなることもありますが、執筆という作業を通して『過去を整理できている』と羽馬さんが感じているところに少し救いを感じました。
心の傷って一生背負っていくものだと思います。
もちろんみんななんらかの傷があるものだとも思います。
傷の深さや痛みを比べるのではなく、受け入れた上で認め合える、互いに癒せるようなそんな世の中になるといいのにな、と思います。
あまりにも淡く今にも消えてしまいそう。このマンガを読んでいると『櫻の園(1990)』という映画を思い出して、甘酸っぱいような、切ないような気持ちになる。
Posted by ブクログ
かすれるような柔らかい線と、淡い色での着彩。
青味がかった背景の多用によって、肌の色あいが映え、セーラー服のスカーフの赤が鮮烈に印象に残る。
予備知識もなく、本屋で表紙のイラストが目に留まっただけで買った私が家に帰り、この本を少し読み進めただけで、すぐにこの本の真の魅力が絵の雰囲気とは別のところにあるのに気づいた。
この本の魅力は、押し寄せるがごときの思春期女子たちのリビドーの描写にこそある!
そもそも表紙だけを見て買ったのは間違いだった。きちんと表紙と裏表紙とを広げた形で見なければいけなかったのだ。
リビドーがそれぞれどんなものなのかはここで詳しく書かないけど、ありそうでなさそうな、本当