石戸諭の作品一覧
「石戸諭」の「「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)」「群像インタビューズ 佐野元春「時代を切り拓いた都市の詩」(聞き手・文=石戸諭)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「石戸諭」の「「嫌われ者」の正体―日本のトリックスター―(新潮新書)」「群像インタビューズ 佐野元春「時代を切り拓いた都市の詩」(聞き手・文=石戸諭)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
日々の生活の中で目に入るとモヤっとする芸能や宗教や政治に関わる人物や事柄について、極論に争うと言うスタンスの通り、どちらかの意見に賛成したり反対したりする事なく、それらの背景を説明してくれています。
本書でもたびたび出てくる『悪名は無名に勝る』がごとく、自分たちは絶対善で相手は絶対悪と考える人々、極端な言説を唱える人々、分断を煽る人々はまさに否が応でも目に入ってきますが、彼らが発する問いが、我々と同じ問いだからと言って答えが正しいとは限らないですし、また分からないからと言って不安に思って過剰に反応してもどうにもなりません。
本書のような物事に対して一歩引いた視点を与えてくれる本はやはり貴重
Posted by ブクログ
流麗な文章と鋭い指摘で読者を唸らせる本。
嫌われ者とはいうが、彼らにはしっかりと一定数の支持者もいる。
筆者は、公平な目で判断して嫌われ者を紹介している。
「絶対的な解を示すカルト的思考と、インターネット上に蔓延する論破を喜ぶ思想はその幼稚性においてとても似通っている。」
「ポピュリストはしばしば正しい問いを発して誤った答えを導く」
「イデオロギーを根幹に据える政治家が体系的な思想に基づいた『主義』で世界を捉えていくのに対し、本書で取り上げた『嫌われ者』たちはしばしば世界の見方を単純化し、その単純化された世界の主人公として登場する。」
今の時代、読むべき本ではなかろうか。
Posted by ブクログ
著者の作品はこれ以前に『ルポ百田尚樹現象』だけ読んでいたが、ニューズウィークの連載やラジオなどで、見つければ読んだり聴いたりしていた。今回も、著者アラートで出てきたので、先入観なしに、一見、タイトルだけでは、何をテーマにしているのかわからない本作品を手に取った。
読み進めると、東日本大震災と福島第一原発事故から10年経た現在を、コロナ禍における社会を通して書かれたルポルタージュであった。津波被害の当事者として、このテーマとわかった瞬間、復興美談やジャーナリストによる身勝手な総括だったら読むのを止めようと思ったのだが、そんな懸念は杞憂だった。