小説現代編集部の作品一覧
「小説現代編集部」の「冲方丁『戦の国』特集」「『決戦!賤ヶ岳』七本槍ドラフト軍議」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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やっぱり凪良ゆうは良い
初めて文芸雑誌のようなものを読んだ。
凪良ゆうが好きすぎるのもあるし、何よりもBL作家による非BL作品の特集というのに惹かれた。
BL作家に「普通」から少し外れてしまった息苦しさに寄り添っているのがいい。
半沢直樹のような、分かりやすい苦しさではなくて(そういった作品も面白いんだけど)、幸せに生きているはずなのにどうしてだか感じてしまう息苦しさを丁寧に掬い取って、少しの希望を見せてくれるようなそんな世界観が本当に好き。
凪良ゆう「汝、星のごとく」は、やっぱり凪良ゆうの書く小説に共通する苦しさと暖かさがあって良かった。
毎日のように後編まだかなと待ち望んで、先日やっと後編が出たから早く読みた
冲方丁の戦国モノ
冲方丁といえばマルドゥックスクランブル」の印象が非常強いが、戦国モノ時代物もしばしばお目にかかるようになってきた。天地明察は世評と違ってなにか感動を強要されるような気がしてあまり好きにはなれなかったが、この『戦の国』はずいぶん面白そう。今度機会があったら買って読んでみようと思う。