作品一覧

  • リンちゃんとネネコさん
    3.0
    1巻1,155円 (税込)
    意外なかたちで出会ったリンちゃんと、負けずぎらいなおばあさんのネネコさん。リンちゃんは、ネネコさんを、クラスのみんなでつくる劇の主人公にしようと思いたちます。一方、ネネコさんは、リンちゃんのすがたに、わかいころの自分を重ねるのでした。年がかけはなれた見ず知らずのふたりの友情の物語。
  • アヤカシさん
    3.6
    1巻1,540円 (税込)
    ケイとメイおばさんは、普通の人には見えない不思議な存在=「アヤカシ」が見えてしまうという秘密を共有しています。象牙の鍵盤を持つピアノを弾くよう促す、牙のない象…女主人の窮地を救うため生きた鳥となって姿を現す鳩時計の鳩…どれもが、読んだあとだれかに語って聞かせたくなるような魅力的なお話です。メイおばさんの小学生時代の秘密に分け入っていく息づまる後半、じんわり胸に落ちるラスト。物語の醍醐味をどうぞ!

    試し読み

    フォロー
  • はじめて読む 科学者の伝記 牧野富太郎【日本植物学の父】
    3.7
    1~4巻1,760円 (税込)
    子どもたちに身近なテーマですぐれた研究を行った科学者を紹介する児童書伝記シリーズ。「日本植物学の父」と言われる牧野富太郎の研究にかける情熱と生き方、支えたまわりの人物などを紹介します。植物のつくりや分類のしくみなど、科学的資料も満載です。

ユーザーレビュー

  • アヤカシさん

    Posted by ブクログ

    泣いた。
    私の好みにドンピシャ。
    表現の美しさ、懐古する気持ち表現、すべてが好き。
    付喪神ともいえるなって思いました。

    0
    2020年09月08日
  • アヤカシさん

    Posted by ブクログ

    4年生のBT用。
    主人公のケイも4年生だし、メイおばさんがおばさんになったのも4年生だし、ちょうどよい。
    物や人を大切にすることが柔らかく伝わってくる。こうでなくっちゃ!

    0
    2015年08月30日
  • はじめて読む 科学者の伝記 猿橋勝子【女性科学者の先駆者】

    Posted by ブクログ

    少し前に伊与原新さんの『翠雨の人』を読んで、初めて知った猿橋勝子さん。調べたら伝記があったので読んでみました。

    猿橋勝子さんは、1920年(大正9年)東京に生まれ、女性が理系の教育を受ける機会に恵まれない時代に科学の道を志し、戦後、アメリカのビキニ水爆実験で降った「死の灰」による放射能汚染の測定にたずさわり、核実験の抑止に影響を与える研究成果をあげました。

    『翠雨の人』ではあまり語られなかった猿橋さんの晩年は、「女性科学者に明るい未来をの会」を設立したり、自然科学の分野で優れた女性科学者に贈られる「猿橋賞」を創設するなど、日本の若い女性科学者たちを支援することに尽力されていたようです。

    0
    2025年12月16日
  • アヤカシさん

    Posted by ブクログ

    アヤカシさんが見えるケイに、同じく見えるメイおばさんが、知らん顔してなさい!と強く言う理由。だいたい想像できたけど、知らん顔できずに関わって、面倒なことにはならず解決していって終わりかと思いきや…

    「何か事情があって、みんなどこかで、つながり合っているのだ。事情はどうあれ、引っぱり合い、つながり合おうとするのだ。
     人も、ものも、時間もー。」

    今の時代も、つながりを信じたい。

    0
    2020年08月12日
  • アヤカシさん

    Posted by ブクログ

    定番もののアヤカシの話ですが、最後にうまくまとめるところがさすが富安陽子さん。

    ただ、クロージングがやけにしつこい。
    ブローチにからくり箱に箪笥まで!ぜーんぶに縁をつけて収めているので、ちょっとここは冗長感がありました。

    おもしろい話だけれど、簡単だし、主人公の男の子も4年生だから、中学年向きでいいと思います。
    文句なし。これは推しです。

    0
    2015年11月10日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!