作品一覧

  • モヤモヤの日々

    モヤモヤの日々

    小説・文芸

    3.5
    1巻2,640円 (税込)
    日記文学の到達点! 私たちが過ごした“緊急事態の日常"を真空パック ――緊急事態宣言におののきながら、マスクに悩み、赤子をあやし、犬と遊び、朝顔を育て、断酒を続け、本を読み、原稿を書く……「徹底的な凡人」を自任するフリーライターが綴るコロナ禍下の日々。平日17時毎日更新で人気を博した連載エッセイ「モヤモヤの日々」(晶文社スクラップブック)全251回分を完全収録。 「自分にとっては切実だけど人から見たら割とどうでもいい事。そんな物事が渦巻く人間の頭の中味がそのまま書かれてありました。実は偉大な思想家の頭の中も九割はこんなことで占められているのではないかと思いました」(町田康さん) 「日々のささいなことに"いのち"を吹き込んでいく実践。コロナ禍で鈍った感性が活性化する、そんな言葉の数々。想像力も生き生きと、そして、もぞもぞと蠢き始めます。花、ダンゴムシ、犬、赤子、父親、福生――」(小川公代さん) 目次 序 2020年12月 2021年1月 2021年2月 2021年3月 2021年4月 2021年5月 2021年6月 2021年7月 2021年8月 2021年9月 2021年10月 2021年11月 2021年12月 主な引用・参考作品
  • 虚弱と歩く

    虚弱と歩く

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    人には人の“虚弱”がある。 芥川賞作家、エッセイスト、ミュージシャンなど虚弱とともに生きてきた、豪華書き手が集結した史上初・虚弱体質のエッセイアンソロジー! 過眠、不眠、肩こり、倦怠感、頭痛、手足のしびれ、胃腸の弱さ、クローン病、若年性高血圧、自家中毒、めまい、生理痛、胸やけ、胃もたれ、腰痛、膝の痛み、悪夢、アルビノ、自閉スペクトラム、うつ、微熱、嘔吐、漫然と続く不調――。 13名の書き手が、それぞれの虚弱について書き下ろしました。 【タイトル/寄稿者一覧】 自由になってみたい 絶対に終電を逃さない女 健康だけど元気がない 藤野可織 虚弱という「横臥者」の視点 宮崎智之 クラゲにならない 伊藤亜和 虚弱人生の振り返り、ならびに新たな幕開け 渡辺優 脳みそグニャグニャ人間の半生 トミヤマユキコ お腹も心も満たされない! 済東鉄腸 虚弱のままで夢を見る 清水友佳子 「異常なし」 ヒオカ 明るい時間に、風呂に入る──虚弱エッセイ試論 中井治郎 可憐たれ! 暮田真名 虚弱な私の生存設計 雁屋優 そんな気がして君を待った 安藤裕子
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命

    平熱のまま、この世界に熱狂したい 「弱さ」を受け入れる日常革命

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,485円 (税込)
    アルコール依存症、離婚を経て取り組んだ断酒。そして、手に入れた平熱の生活。 退屈な日常は、いつでも刺激的な場へと変えられるのだ。 等身大の言葉で世界を鮮やかに描く、注目の書き手、登場! ! 目の前の生活を見つめなおす。自分の弱さを無視し、無理に自分以外の「何者か」になろうとするよりも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信したからだ。 深夜のコンビニで店員に親切にし、朝顔を育てながら磨く想像力。ヤブイヌに魅了されて駆け込む動物園。蓄膿症の手術を受けて食べ物の味がわかるようになり、トルストイとフィッシュマンズに打ちのめされる日々。そこに潜む途方もない楽しさと喜び――。 私たちは、もっと幸せに気づくことができる!
  • あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 完全版

    あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 完全版

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,012円 (税込)
    どこかで災害が起きると、笑顔の写真をSNSにアップすることは不謹慎にあたるのか? スーツ姿にリュックは非常識なのか? 職場でノンアルコールビールを飲むことは許されないこと? やっぱり男が女におごらねばならないのか?……などなど、その線引きがよくわからない現代社会のルール。最近は、ますます複雑化しています。本書は、恋愛、仕事、悪女、マナーの4つの角度から、世の中の「普通」を解体。スッキリとタメになる、現代を生きるための必読書です。
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版

    平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版

    小説・文芸

    4.2
    1巻946円 (税込)
    アルコール依存症、離婚を経て、取り組んだ断酒。自分の弱さを無視して「何者か」になろうとするより、生活を見つめなおし、トルストイとフィッシュマンズなどに打ちのめされながらも、すでにあるものを感じ取るほうが人生を豊かにできると確信する。様々な文学作品を引きながら、日常の風景と感情の機微を鮮やかに言葉にする。新たに3篇を加え増補新版として文庫化。
  • モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ

    モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻606円 (税込)
    どうにもしっくりこない人がいる。スーツ姿にリュックで出社するあの人、職場でノンアルコールビールを飲むあの人、恋人を「相方」と呼ぶあの人、休日に仕事メールを送ってくるあの人、彼氏じゃないのに“彼氏面”するあの人……。古い常識と新しい常識が入り混じる時代の「ふつう」とは? スッキリとタメになる、現代を生き抜くための必読書。
  • あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか マナー編

    あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか マナー編

    ビジネス・実用

    -
    1巻352円 (税込)
    焼き鳥の串外しはNG? エスカレーターの“片側空け”はまさかの非常識か? 高齢者に席を譲る人が減っている理由……。自分だけが知らない暗黙の常識ほど怖いものはありません。「あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか?」より、「第四章 マナーでモヤモヤ」を抜粋。社会での振る舞いを考えます。現代を生きるための必読書。
  • あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 悪女編

    あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 悪女編

    ビジネス・実用

    -
    1巻352円 (税込)
    気づいていないだけで、絶対身近にいる「悪女」。悪女は、普通の顔をして、小さなサークルを破壊し、大事な人を奪います。「あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか?」より、「第三章 悪女でヒヤヒヤ」を抜粋。悪女という怪物の生態を解読します。現代を生きるための必読書。
  • あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 仕事編

    あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 仕事編

    ビジネス・実用

    -
    1巻352円 (税込)
    大雪でも定時に出社するのが会社員の正しい姿なのか? スーツ姿にリュックはアリか?ナシか? 職場でのノンアルビールを飲んだら出社停止になった……、「iPhoneから送信」署名メールは他人をイラつかせる……などなど、いつの間にか生まれた仕事の新しい常識。「あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか?」より、「第二章 仕事でモヤモヤ」を抜粋。現代を生きるための必読書。
  • あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 恋愛編

    あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか 恋愛編

    ビジネス・実用

    -
    1巻352円 (税込)
    彼氏でもないのにまるで彼氏のように振る舞う「彼氏面男子」の急増。さらにはその進化系の「兄貴面男子」。男と女の間には、新しい現象が次々と生まれ、かつての常識と新しい価値観の間で戸惑います。「あの人は、なぜあなたをモヤモヤさせるのか?」より、「第一章 恋愛でモヤモヤ」を抜粋。「恋愛の当たり前」を解体します。現代を生きるための必読書。

ユーザーレビュー

  • 虚弱と歩く

    Posted by ブクログ

    多かれ少なかれ誰もが虚弱、人と比べる必要なし…と思っていても、寄稿されてる方々の、虚弱を飼いならす道程に圧倒されました。
    皆さんさすが文章が面白くて、淡々と書かれているけれど読んでるこちらは拍手喝采と尊敬の気持ちです。
    すごすぎる。

    わたしも決して元気とも健康とも言えない身体。
    焦らず腐らず、付き合っていくしかないです。
    寄稿されてる皆さんは、わたしとは違って過眠の方が多いみたい。
    わたしはやはり、睡眠時間を増やすのが第一っぽい。薬に頼ってるのに…

    虚弱をケアする世界に、憤る人も多いかもしれない。
    少なくとも、憤る人の声の方を大きく拾ってしまうのは、わたしが自分の虚弱に負い目を感じているから。みんなのように普通にできなくてすみません、という申し訳なさがある。
    「虚弱なので配慮してください」なんて言えるはずもなく(ほとんどの人が同じだと思う)、そそそ…と去るだけ。
    でも、老いると弱くなっていくのは自然の摂理だし、老いなくても病を得たり事故や怪我で万全ではいられない時期もあるかもしれない。
    ラストのねえやんの「半分以上が老人」に改めてハッとしました。
    元気な状態がデフォの社会は早晩立ち行かなくなりそう。

    労わり合う社会、それでいいんじゃない。

    0
    2026年10月27日
  • 虚弱と歩く

    Posted by ブクログ

    アントニオ猪木の「元気があれば何でもできる」は、真だと思っている。
    なぜならば「元気がないからちょっとのことができない」がまた真だと知っているから(矛盾対等)。

    ちょっとした事ができないという実感がある。
    例えば、ちょっと仕事を早く切り上げられた日。夕飯のあとちょっと片付けしてゆっくり本読もう〜と思っていても、夕飯食べた後そのまま寝落ち、1時間後にようやくぼーっとしながら食器洗っていると、ほらいつもの就寝時間とほぼ同じとか。
    例えば、明日は天気がいいらしいからちょっとだけ遠出して公園にお散歩行こうかな、美術館も行きたかったんだよなーと、計画考えながら寝た土曜日。憂うつな気持ちと若干のめまいとしっかり頭痛を抱えて起きた日曜日はもう半分終わってるとか。
    そんなことはザラだ。

    両親ともに身体が弱いためストレスがち、そんな親から生まれたわたしもアレルギー体質で頭痛持ち。学校の長期休暇にはいれば2-3日寝込むし、宿泊行事から帰宅後はストレスで泣きじゃくる、運動会の集合写真では1人だけ長袖、みたいな学校生活を過ごしてきた。
    大人になっても寒い会議室に閉じ込められてはノンストップ鼻水(そうでなくても慢性鼻炎だからティッシュを入れるためのポケットがない服が着られない)、夏でもレッグウォーマーとカイロと上着とストールが欠かせないから常にカバンが重くて万年肩こり(ついでに緊急用のビニール袋も常時携帯。用途は…察してくれ)、日照時間が短いと鬱になるのに日差しが強いとめまいと頭痛で仕事にならない。
    3ヶ月に一度は頭痛と肩こりこじらせて、吐きながら早上がりする(このためのビニール袋)。

    上述の体を持ったうえで健康診断は異常なし、漢方薬剤師からは「100%の虚証ですね」のお墨付き、ならばつまりこれは虚弱だという自認をもって生きてきたけれど、絶対に終電を逃さない女さんの「虚弱に生きる」を読んだときは天を仰いだ。わたしなんかが「虚弱」でいいのだろうか。
    終電さんがXで虚弱に上下はないと仰っているのは拝見していたが、それにしてもこんなに虚弱と向き合い虚弱を乗り越えようと努力するなんて考えたことも無かったので、本当に自分を恥じた。が、何もしなかった。元気じゃないから。

    だからこそ今回の虚弱アンソロジーを読んですごくホッとした。虚弱にもいろんなタイプがあって、それぞれいろんな向き合い方をしているという発見があったからだ。まさに「みんな違ってみな虚弱」それでいいじゃないか。ちょっとした事ができないのもゆるせ。この身体でやっていくしかないんだから。
    文筆家ではなくても、かろうじて会社員として働くタイプの虚弱もいることの証左としてここにちょっぴり記しておこうかとおもう。

    0
    2026年10月17日
  • 虚弱と歩く

    Posted by ブクログ

    成功してる人はみな体力があってバイタリティに溢れている
    そんな人たちをみて、自分はどこまでいっても成功できないんだろうなと思っていた
    でも自分より虚弱であるにも関わらず、物書きとしてお金を稼いでいる人たちがいる。
    なんとか工夫して、生きていってる。
    そういう人たちを見ると、自分も何か成し遂げられる気がした

    0
    2026年09月03日
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版

    Posted by ブクログ

    文体の間合いが美しく、読むと心が落ち着く薬のような本。最近で最も好きなエッセイ集。アルコール依存症を乗り越えた評論家が、自身の日々の些事や記憶を手がかりに、やさしさと弱さを前提としてものごとを見る眼差しと態度を一貫して提示してくれている。こんな文章が書けたら素晴らしい。タイトルがまたいい。

    0
    2026年08月29日
  • 平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版

    Posted by ブクログ

    自分のベストエッセイの1つになった。
    言葉の紡ぎ方がとても良い。
    適度な距離感を保ちながら、熱心に考え続けるというタイトル通りの本だった。

    0
    2026年03月23日

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