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日記文学の到達点!
私たちが過ごした“緊急事態の日常"を真空パック ――緊急事態宣言におののきながら、マスクに悩み、赤子をあやし、犬と遊び、朝顔を育て、断酒を続け、本を読み、原稿を書く……「徹底的な凡人」を自任するフリーライターが綴るコロナ禍下の日々。平日17時毎日更新で人気を博した連載エッセイ「モヤモヤの日々」(晶文社スクラップブック)全251回分を完全収録。
「自分にとっては切実だけど人から見たら割とどうでもいい事。そんな物事が渦巻く人間の頭の中味がそのまま書かれてありました。実は偉大な思想家の頭の中も九割はこんなことで占められているのではないかと思いました」(町田康さん)
「日々のささいなことに"いのち"を吹き込んでいく実践。コロナ禍で鈍った感性が活性化する、そんな言葉の数々。想像力も生き生きと、そして、もぞもぞと蠢き始めます。花、ダンゴムシ、犬、赤子、父親、福生――」(小川公代さん)
目次
序
2020年12月
2021年1月
2021年2月
2021年3月
2021年4月
2021年5月
2021年6月
2021年7月
2021年8月
2021年9月
2021年10月
2021年11月
2021年12月
主な引用・参考作品
Posted by ブクログ 2022年10月09日
晶文社のマークってサイ?と思いつつ購入。こういう日記が好きなのだ。そして分厚い。500ページ弱。著者はフリーライター。アルコール中毒から脱出して断酒中とのこと。そんな感じはあまりしない。
飼犬への愛情が微笑ましい。僕はここまで犬を愛してなかったなあと反省した。
鎌倉文学館は『豊饒の海』の松枝公爵...続きを読む
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