作品一覧

  • わたしの美しい戦場
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ――。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。
  • 土を編む日々
    3.3
    1巻1,782円 (税込)
    フォロワー数12万人を超えた寿木氏の「きょうの140字ごはん」は、Twitter開始から12年目となりました。 レシピ満載の既刊『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』はともにロングセラー、エッセイ集『閨と厨』でも読者を魅了し、文筆家としても知られる著者の待望の新刊は、季節をめぐるエッセイと春夏秋冬の野菜料理レシピでまとめられたもの。 Webサイト「よみタイ」大人気連載に書き下ろしを加えました。 撮影は「暮らしの手帖」扉の作品のほか、日々の暮らしをとらえた写真が印象的な砺波周平氏。 完成品ばかりか調理途中の野菜たちの写真も雰囲気たっぷりです。 以下、紹介レシピ。 <春> 独活(うど)と蛤の鍋/トマトを慕うサラダ/ニラのお焼き/春豆のバター蒸し/きんぴらフランス/フライドポテト にんにくの香り/焼き竹の子 山椒の香り/アスパラガスのカリカリのせ <夏> うちのカレー/うめぇトマト 豚しゃぶ/モロヘイヤと豚肉のワンタン/大葉のおむすび/なすびのよごし/焼きおむすびのみょうがあんかけ/真夏の天ぷらと素麺/アボガドとライムの冷たいスープ <秋> 甘じょっぱいローズマリーの焼きいも/れんこんのステーキ/小松菜とマッシュルームのサラダ/かぼちゃのはちみつ煮/三種のきのこの揚げ煮/里芋と白味噌バターのスープ/人参とみかんのラぺ/塩もみキャベツと豚肉の炒めもの <冬> 青菜と焼き餅のおかゆ/大根のすきやき/もやしとベビースターラーメンのレタス包み/柚子とバターのスパゲッティ/酸菜香菜鍋/ねぎと山芋のグラタン/春菊とセリの春巻き/カリフラワーのリゾット 八角の香り 【著者プロフィール】 寿木けい(すずき けい) 富山県生まれ。早稲田大学卒業後、出版社で雑誌の編集者として働きつつ、執筆活動をはじめる。 退社後、暮らしや女性の生き方に関する連載を新聞や雑誌に持つ。2010年からTwitterで140字レシピを発信し、フォロワーは現時点で12万人以上。 著書に『いつものごはんは、きほんの10品あればいい』、エッセイ集『閨と厨』、『わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない』がある。 Twitter@140words_recipe https://www.keisuzuki.info/
  • 愛しい小酌~12か月のささやかなお酒と肴
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 季節の食材を使った自分だけの気軽な小酌に加え、 誰かを招く日のコースのレシピも掲載。 冷蔵庫を覗いて、手を動かし、あるものでちょっと飲む。 それは料理というより、薄く切ったり、 残ったおかずをまっすぐ盛り付け直したりといった、 ”ととのえる”程度のこと。 人生のところどころに、こうした小酌の小休止を挟んで今日を締めくくろうと思う同志が、 この本を手に取るのだろう。 (本文より)
  • 閨と厨
    4.7
    1巻1,650円 (税込)
    ツイッターの人気アカウント「きょうの140字ごはん」の持ち主による、初の書き下ろしエッセイ集。著者の料理に宿る美意識と思想は日常の1コマにも確かに通じている。妻として、母として、働く女として、あるいは娘として…。女は皆、いろんな顔を使い分けながら日々をサバイブしている。「ふつうの戦士」どうしで心をほぐし合えたら。いたわり合い、励まし合い、明日を闘うための打ち明け話20篇。
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~
    3.5
    1巻1,386円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 この10品で、もう献立に迷わない! 【おいしくて持続可能で、体に優しくて、食べ飽きない、いつもの家ごはん】 フォロワー11万人! Twitterで大人気のアカウント「きょうの140字ごはん」(@140words_recipe) が待望の書籍化。 二人の子をもつワーキングマザーの著者による、 今夜の献立に迷わないための、シンプルな「家ごはん」のレシピ集。 「野菜のほったらかし焼き」「名もなき20秒卵」など、 帰宅してから30分で完成する「きほんの10レシピ」を軸に、 そのアレンジや季節のごはん、週末に楽しむ麺料理、お酒のあてなど、 全200を超えるレシピを紹介しています。 スーパーマーケットや宅配で普通に買える食材、 どこの家にでもある、おなじみの調味料を使って作る シンプルなレシピの数々は、 どれも毎日でも食べ飽きない家ごはんばかり。 著者と同じような働く母親はもちろん、 これから初めての自炊を始める若い世代や、 年齢を重ねて、そろそろ仕事を引退するリタイア世代にも、 とても役立つ1冊です。 短時間で料理を完成させるための時間の使い方や、 愛用の料理道具・調味料の選び方、 暮らしまわりのエッセイも収録。
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない
    3.7
    1巻979円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Twitter人気アカウント「きょうの140字ごはん」初の著書が待望の文庫化。新レシピとエッセイも加わり、生まれ変わります。シンプルで簡単なのに何度も作りたくなるレシピが詰まっています。
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ
    3.3
    1巻700円 (税込)
    「誰も記録しないような無数のものを、私もすくいとってみたい」。手で洗うふきん。女友達と歌い尽くす夜。陣痛の合間にとったメモ。愛犬の散歩。笑顔と涙、頑固と寛容、面倒と小さな喜び――。まとまらない考えも俎板にのせ、台所で手を動かせば新しい道筋が見えてくる。料理、家族、仕事、社交。見逃したくない小さな景色を書き留めた二十七篇。

ユーザーレビュー

  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

    Posted by ブクログ

    四季のメニューはちょっと自分のレシピに飽きた時に参考にしてます。休みの日にゆっくりなに作ろうかな?とみるのも楽しみ

    0
    2025年06月08日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

    Posted by ブクログ

    同じ本はあまり繰り返し読まないのだけれど、また読み返したいと思える、好きな本に出会えた。
    寿木さんの紡ぐ文には知性と自立が感じられて、背筋をしゃんと伸ばして読みたくなる瞬間が何度もあった。作者のことをもっと知りたくなった。

    0
    2025年03月14日
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

    Posted by ブクログ

    どことなく「暮らしの手帖」テイストで、
    旬のものも大切にしつつ、Twitter的空気感もありで、触れごこち最高です。

    肩ひじ張らず、
    生活感もあり、うそくさくない感じ、好きです。

    ああもう、表紙のいちじくからして、負けました。

    選書のお客さまに「食べ物系」をお求めの方が多いので、勉強用として。

    0
    2021年06月23日
  • 閨と厨

    Posted by ブクログ

    先ずタイトルに触れねば…。
    閨=寝室。厨=厨房、台所。の意味。

    このタイトルに惹かれ、中身をパラパラ。いかにも大手広告代理店の女性コピーライターが付けそうなケレン味溢れるタイトル。プロフィールを見ると編集者。見立てはそうズレてない。そんな第一印象を抱き、読み始めた。

    この随筆には、著者の様々な貌(かお) が登場する。
    妻の、母の、働く女の『貌』。
    笑い、泣き、怒りの『貌』。
    女同士だから見せる『貌』。
    時間によって移ろう『貌』。

    様々な貌に去来する思いを練達な文章で綴る。そこには書く上での『マイルール』を課しているかのような強い矜持を感じる。

    独善的なポエムや情緒過多には強い恥じらい、

    0
    2020年10月18日
  • 閨と厨

    Posted by ブクログ

    Twitter界では有名な「きょうの140字ごはん」のアカウントの持ち主、寿木けいさんのエッセイ集。
    元々は出版社に勤務されていた方で、料理がらみの本を数冊出されているほか、食や生活にまつわる連載もいくつかされている。

    シンプルに、文章の雰囲気がとても好き。
    本屋でパラパラめくってみた後、あまりにも文章が好きだったので全部読みたくなって購入。
    夜にまつわる「夜の一篇」と朝にまつわる「朝の一篇」が交互に配されるかたちで、夜が10篇朝が10篇合計20篇のエッセイ。
    閨(寝室)と厨(台所)というタイトルがとてもしっくり来る。
    読み終えるのがとても惜しくて、なるべくゆっくり読んでしまった。
    内容は、

    0
    2020年03月27日

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