寿木けいのレビュー一覧

  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

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    四季のメニューはちょっと自分のレシピに飽きた時に参考にしてます。休みの日にゆっくりなに作ろうかな?とみるのも楽しみ

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    2025年06月08日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

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    同じ本はあまり繰り返し読まないのだけれど、また読み返したいと思える、好きな本に出会えた。
    寿木さんの紡ぐ文には知性と自立が感じられて、背筋をしゃんと伸ばして読みたくなる瞬間が何度もあった。作者のことをもっと知りたくなった。

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    2025年03月14日
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

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    どことなく「暮らしの手帖」テイストで、
    旬のものも大切にしつつ、Twitter的空気感もありで、触れごこち最高です。

    肩ひじ張らず、
    生活感もあり、うそくさくない感じ、好きです。

    ああもう、表紙のいちじくからして、負けました。

    選書のお客さまに「食べ物系」をお求めの方が多いので、勉強用として。

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    2021年06月23日
  • 閨と厨

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    先ずタイトルに触れねば…。
    閨=寝室。厨=厨房、台所。の意味。

    このタイトルに惹かれ、中身をパラパラ。いかにも大手広告代理店の女性コピーライターが付けそうなケレン味溢れるタイトル。プロフィールを見ると編集者。見立てはそうズレてない。そんな第一印象を抱き、読み始めた。

    この随筆には、著者の様々な貌(かお) が登場する。
    妻の、母の、働く女の『貌』。
    笑い、泣き、怒りの『貌』。
    女同士だから見せる『貌』。
    時間によって移ろう『貌』。

    様々な貌に去来する思いを練達な文章で綴る。そこには書く上での『マイルール』を課しているかのような強い矜持を感じる。

    独善的なポエムや情緒過多には強い恥じらい、

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    2020年10月18日
  • 閨と厨

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    Twitter界では有名な「きょうの140字ごはん」のアカウントの持ち主、寿木けいさんのエッセイ集。
    元々は出版社に勤務されていた方で、料理がらみの本を数冊出されているほか、食や生活にまつわる連載もいくつかされている。

    シンプルに、文章の雰囲気がとても好き。
    本屋でパラパラめくってみた後、あまりにも文章が好きだったので全部読みたくなって購入。
    夜にまつわる「夜の一篇」と朝にまつわる「朝の一篇」が交互に配されるかたちで、夜が10篇朝が10篇合計20篇のエッセイ。
    閨(寝室)と厨(台所)というタイトルがとてもしっくり来る。
    読み終えるのがとても惜しくて、なるべくゆっくり読んでしまった。
    内容は、

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    2020年03月27日
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

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    レシピ本より気楽にパラリとページをめくれる感じ。文庫本なので外出時に必ず持参します。美味しくて素朴なメニューで作ってみたくなりました。

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    2025年11月30日
  • わたしの美しい戦場

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    日々を大切に過ごして逞しい。自然の与えてくれる実りの豊かさを感じました。
    遠矢山房、寿木さんの料理、味わってみたいです。

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    2025年10月20日
  • 愛しい小酌~12か月のささやかなお酒と肴

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    愛しい小酌
    旬のものを、ちょっとだけ手を動かして、素敵な小皿を。
    お酒と小皿のコンビプレーが、心を少し回復してくれる。仕事をよくする人は、お酒を美味しく飲む人だ。
    もちろん、飲める人飲めない人、いると思うけれど、一皿をサラッと美味しく作れる人は、すごく魅力的だと思う。モロヘイヤとパクチーの豚しゃぶ、これは美味そうだ。お酒にも合いそう。面白いのは、ウォッカベースのお酒が紹介されてたりする。夏は、ウォッカとライムだよね、なんてメキシコ的な。ただ、家にウォッカを常備しているので、すごくよくわかる。グレープフルーツと組み合わせたパルマ、あとはマルガリータ、やっぱりどこか静けさと熱さがあるお酒。日本的な

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    2024年02月12日
  • 閨と厨

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    なにかにつけ、敵わないなぁとため息のでることは多いのだけど、#寿木けい さんのこのエッセイも。
    ひとつことから連なっていく情景の妙。言葉の選び方のつややかさ。
    ほかには?ほかには?と教えてほしくなる。

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    2023年06月29日
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~

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    最近、料理がもっとできるようになりたいなぁと思っていて、積読してあったものを手に取った。
    私は母ではないけど、毎日料理にたっぷり時間をかけられるわけでもないので、きほんの10品が作れるようになれば色々できるようになる、という考え方はとてもいいなぁと思った。
    料理のパートもよいし、好きなのはエッセイのパートだ。寿木さんの考えていることが率直に飾らない言葉で書いてあって、その「飾り気がないにも関わらずちゃんとしてる感」に少し前の自分なら意識低い人がこれ読んだらどう思うだろう、とかどこにいるんだか分からない他人に変なおもねり方をしたと思うけど、自分でも料理ができるようになりたいと思っている今は、寿木

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    2023年02月08日
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~

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    基本の10レシピを活用した献立を提案されている。卵、牛肉、鶏もも肉、魚などを使用したレシピは、本当に簡単で美味しそう。筆者はTwitterで140字ごはんを発信していたとのこと。すごくアレンジされた料理が多いと感じたい。気になったレシピがあったため、作ってみたい。

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    2022年07月09日
  • いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~

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    時短家事的な本かと思ったが、どちらかというと「ていねい」路線の本だった。子どもがこの食事を食べてるのだろうか…

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    2022年02月15日
  • 土を編む日々

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    SNSでレシピを拝見するばかりだったが、本作品を読んで、著者の文章の美しさに魅せられた。旬の食材のように色彩豊かな思い出の数々は、食を通して現在の暮らしとつながっている。
    さて、シンプルながらもポイントを絞ったこだわりが感じられるレシピたち。実際にいくつか挑戦したいところ。

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    2021年10月12日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

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    タイトルに負けてる〜普通だ、日常だ、この人のことめちゃ好きならいいと思うけど…私にも書けると思ってしまったヨ

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    2025年12月07日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

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    読み始めは、飾らない筆致に共感。しかし読み始めていくうちに、行間に隠しきれない女っぷりが匂い立ってくる。思わずネット検索してみると、著者はなるほどという美人…。青春を過ぎて妻となり母となっても、みずみずしい感性で日々のあれこれを綴る女性は同性としても魅力的、憧れる人も多いと思います。押し出しの強い友人が思い出されて、私は少し気後れしてしまいました。

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    2025年10月16日
  • わたしの美しい戦場

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    寿木けいさんのエッセイ。『泣いてちゃごはんに遅れるよ』『土を編む日々』、けいさんのエッセイをいろいろ読んできたが、遠矢山房という紹介制のゲストハウス?のような宿泊施設を開業し、ごはんも作っていて、そこでの暮らしのエッセイ。遠矢の様子もInstagramで検索してみたが、写真もとても美しく、一度行ってみたいと思えるものであった。遠矢のメニューも載っているのだが、そのメニューを見るだけで、季節を味わえる不思議。
    『泣いてちゃ〜』『土を編む日々』のエッセイは刺さり好きなのだが、今回のはいつもの寿木さんと違うように感じた。が、最後の方に、夏休みのエピソードで、こどもと過ごす時間は短く、仕事をセーブし、

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    2025年09月14日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

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    彼女の過ごした故郷や東京、移住地での暮らしと葛藤をまとめた美しい言葉たちが連なるエッセイ。
    泣いても良いよって言われる時代に、泣くな!踏ん張れ!と背中を叩き奮い立たせてくれる母の強さ。
    壁にぶつかったときには跳躍とハミングが大事。
    「これまで歩んできた年月よりも、これからその悲しみを抱えて歩く歳月のほうが長いのだから、涙に舵をとらせてはいけないのだ。」

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    2025年08月27日
  • 泣いてちゃごはんに遅れるよ

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    気軽にエッセイを読みたい方には不向きかもしれません。
    何というか、読むのにちょっと頭を使います。
    美しい日本語を操り、頭のいい方だと思うのですが、私としてはエッセイは自分が楽になるために読むものなので、その点からというとちょっと残念でした。

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    2025年08月24日
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

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    他にはないレシピで人気のTwitterアカウント「きょうの140字ごはん」の中から、本当に美味しいと思った365レシピを紹介。


    140字でまとめられた、四季折々のレシピ集(プラスちょっとだけエッセイ)。
    季節感を大事にした、なんだかお洒落で真似してみたくなるようなレシピがいっぱい。
    イラストが多く、カラー写真のページなんかもありぱらぱら眺めているだけでも楽しいです。

    タイトルに「レシピとよぶほどのものでもない」とついているだけあって、詳細な作り方が紹介されているわけではないので、簡単そうに見えて、実際試してみるにはある程度料理に慣れた人向けかもしれません。

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    2025年05月24日
  • わたしのごちそう365 レシピとよぶほどのものでもない

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    分量が書いていないので、『料理に馴れた人』向けでは? と思ったが……。ページをめくるだけでも面白かった。トマト料理、どれもおいしそう。

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    2025年05月10日