寿木けいの作品一覧
「寿木けい」の「いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~」「愛しい小酌~12か月のささやかなお酒と肴」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「寿木けい」の「いつものごはんは、きほんの10品あればいい ~“ただいま”から30分でできる!~」「愛しい小酌~12か月のささやかなお酒と肴」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
先ずタイトルに触れねば…。
閨=寝室。厨=厨房、台所。の意味。
このタイトルに惹かれ、中身をパラパラ。いかにも大手広告代理店の女性コピーライターが付けそうなケレン味溢れるタイトル。プロフィールを見ると編集者。見立てはそうズレてない。そんな第一印象を抱き、読み始めた。
この随筆には、著者の様々な貌(かお) が登場する。
妻の、母の、働く女の『貌』。
笑い、泣き、怒りの『貌』。
女同士だから見せる『貌』。
時間によって移ろう『貌』。
様々な貌に去来する思いを練達な文章で綴る。そこには書く上での『マイルール』を課しているかのような強い矜持を感じる。
独善的なポエムや情緒過多には強い恥じらい、
Posted by ブクログ
Twitter界では有名な「きょうの140字ごはん」のアカウントの持ち主、寿木けいさんのエッセイ集。
元々は出版社に勤務されていた方で、料理がらみの本を数冊出されているほか、食や生活にまつわる連載もいくつかされている。
シンプルに、文章の雰囲気がとても好き。
本屋でパラパラめくってみた後、あまりにも文章が好きだったので全部読みたくなって購入。
夜にまつわる「夜の一篇」と朝にまつわる「朝の一篇」が交互に配されるかたちで、夜が10篇朝が10篇合計20篇のエッセイ。
閨(寝室)と厨(台所)というタイトルがとてもしっくり来る。
読み終えるのがとても惜しくて、なるべくゆっくり読んでしまった。
内容は、