高口康太の作品一覧
「高口康太」の「ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界」「カネとスパイとジャッキー・チェン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「高口康太」の「ピークアウトする中国 「殺到する経済」と「合理的バブル」の限界」「カネとスパイとジャッキー・チェン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
専門的な内容が多く完全に理解したとは言い難いが、特定の思想に偏らない中立的な視点で今の中国経済が解説されていて勉強になる。自分では極力偏見を排してニュースを見るよう心がけているつもりだが、それでも古くて一方的な見方で中国を見ていたことに気付かされた。例えばEVの急速な普及はナンバー取得優遇などの政策要因が主だと思っていたが、単にガソリン車よりお得だから売れているだけというのに驚いた。昨年深圳の金持ち社長から「EVなんて不便で信頼できない車は絶対買わない」と聞いたが、そういう安物に俺は乗らないという事だったのか。
そして「殺到する経済」というフレーズも中国経済の特色をよく表現していて腹落ちした。
Posted by ブクログ
本書は昨年(2019年)の8月に刊行されてから、大変話題になり、かつ其の後起きたコロナ禍への中国の対応/管理手法の一つとして個人情報を国が使って監視したことから、さらに注目された本だ。
これについては否定的な視点はありつつも、実は昨今(特にコロナ禍以降)の日本においても、このような手法を肯定的に捉える風潮が強まり始めていることは、政治を司るもののみならず、国民の側にもメリットがあるわけであって、その点を、中国ではどのように捉えられているのか?ということを理解しなければ、この『幸福な監視社会・中国』というテーマを理解したことにはならない。むしろ、この点こそが『幸福な』と付く理由であり、中国に限