高口康太のレビュー一覧

  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
    視点が広がるという意味で興味深かったですね。
    こんな見たことのない世界があるということ。
    そして新たなものを作る形式にも
    様々なものがあるということ。

    もともとある通販を使っているので
    この地域の店舗はよく見かけるんですよね。
    ああ、なるほどと思いました。
    (ただし私が求めていたある情報は本の数行...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    終わりの部分はまさにその通りだと。気づかないから気づかれない、慣れてきたから慣れてしまった。「監視」という言葉自体の敏感度や解釈もどんどん変わっていく中で、かけがえのないもの、最後まで守り続けるレッドラインは一体どこでしょう。

  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
    自著で、「メイカーズのエコシステム」から5年経っていろいろアップデートされている。

    個人的に「メイカーズのエコシステム」との間で順位や優劣はつけられないのだけど、同人誌&現場ルポ的な「メイカーズのエコシステム」に対して、「プロトタイプシティ」はプロ編集者の高口さんを中心に、ライブ感を残したままうま...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    本書は昨年(2019年)の8月に刊行されてから、大変話題になり、かつ其の後起きたコロナ禍への中国の対応/管理手法の一つとして個人情報を国が使って監視したことから、さらに注目された本だ。

    これについては否定的な視点はありつつも、実は昨今(特にコロナ禍以降)の日本においても、このような手法を肯定的に捉...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    中国の監視社会について、外部のイメージと実態との解離を分かり訳す解説している良書。監視社会は日本を含む民主主義国家と異質なものではなく、その延長上にあるものもしれない…ということがよく理解できた。

    作中でも言及された「1984」と「すばらしい新世界」に加え、PAYCHO-PASSを観ると更に楽しめ...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
     伊藤計劃『ハーモニー』を読みながら思い出したので、改めて手に取る。中国におけるテクノロジーを用いた「監視社会化」の進展は、『1984』的な権威主義的全体性というよりは、ハックスリーの『すばらしき新世界』のイメージで捉える方が適切であり、主にデータを譲渡することと利便性の向上とのバーターが意識されて...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    中国のインターネットによる監視の状態と生活を描いたものである。最後のウイグルについての記載はインターネットによる監視の説明が弱いような感じを受けた。
     ただ、中国のネット監視の現状を考えるにはいいのかもしれない。
  • 図解インド経済大全 サービス・ICT分野(12業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 全11産業分野(73業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 金融分野(6業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 資源・エネルギー分野(9業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 建設・素材分野(6業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 アパレル分野(4業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 飲料・食品分野(9業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 図解インド経済大全 ヘルスケア分野(8業界)収録版 政治・社会・文化から進出実務まで
    訳あってインドに滞在することになってので手に取ってみました。海外の一つの国について、ここまで網羅的に業界を解説している本があるというのがすごいな、と思いました。それだけ、インドという市場が今後の日本にとって重要である証拠なんでしょう。本書を読んでみると、インドへの日本企業の進出はまだまだ勢いが弱い印...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    今中国では、アリババ、テンセント、ファーウェイといったIT企業が目覚ましい発展を遂げる一方で、中国政府は監視カメラの設置やIT企業に対する統制によって監視国家を形成しているようにみえる。デジタル社会の到来は、非常に大きな利便性をもたらす一方で監視社会を作り出している。そして中国の人々は、それを忌避す...続きを読む
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
    トライアンドエラーを繰り返す土壌ができた深セン、
    品質テストを実施して品質担保してから出荷する日本では
    スタートアップのスピード感が異なる。
    「製品の新機能が正しく動くよりも、その機能が受け入れられるかを見るほうが大切」

    深センはサプライヤーも集結しているので、
    低価格の部品がすぐ手に入りやすく低...続きを読む
  • プロトタイプシティ 深センと世界的イノベーション
    中国やアメリカの力強さの根源がよくわかる。コロナという一大事件があったが人の本質は変わらないと思うし、今後数十年はこの主流が続いて行くと思えるので安心して中国とアメリカに投資を続けようと思えた。

    また、日本に向けてアドバイスも書いてるが個人的に思うに、日本は中国とアメリカと同じような場所で戦うのを...続きを読む
  • 幸福な監視国家・中国
    冒頭の中国の監視システムの実情(出版から2年くらい経ってるので現在は進んでるだろうが)にズッコケるものの読み進めるとそれは逆に社会実装の速さの証左であり、中国の市民社会のルールの成り立ち方に裏付けされた現象であることだと分かる。
  • 幸福な監視国家・中国
    この本に手を伸ばしたきっかけであり、読書前に抱いていた疑問でもある「中国国民は一体どのような価値観でもって、この監視社会化を受け入れているのか」という問いに対する答えが納得のいく形で得られた。

    ・儒教的価値観(一部の教養があり、徳を積んだ者のみが天理に従って統治する資格をもつ)

    ・市民公共性が土...続きを読む