ルイス・フロイスの作品一覧
「ルイス・フロイス」の「回想の織田信長 フロイス「日本史」より」「完訳 フロイス日本史 大友宗麟篇(合本)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ルイス・フロイス」の「回想の織田信長 フロイス「日本史」より」「完訳 フロイス日本史 大友宗麟篇(合本)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イエズス会宣教師のルイス・フロイスが書いた「日欧文化比較」を翻訳、岡田章雄氏が訳注したもの。
戦国時代の話なので、比較された日本文化も現代日本人には馴染みのないものが多いですし、フロイスが勘違いしている部分もあるのですが、現代日本人が理解しやすいようにと加えられた岡田章雄氏の注釈が実に素晴らしく丁寧で、とても面白くて読み応えがあるのです。フロイスの書いたものより注釈の方が面白い。
比較された範囲がとても広いにもかかわらず、それをカバーできる岡田章雄氏の博識ぶりには舌を巻くばかりですが、それでも氏は「まだ十分満足すべきものとはいえない」とするのですから、大した御仁だと感心してしまいました。
Posted by ブクログ
ルイス・フロイスの記録は、16世紀の日本社会に関する貴重な一次史料として高く評価されています。イエズス会宣教師の目を通して描かれた当時の日本は、ヨーロッパとはまったく異なる文化風景を見せています。
本書の醍醐味は、ヨーロッパ人の視点から日本の生活習慣や宗教観、武器、芸能などが詳細に記録されている点にあります。フロイスは日本の習俗を単に記述するだけでなく、常にヨーロッパのそれと対比させながら分析を加えています。こうした異文化比較は、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれるでしょう。
例えば、日本人の簡素な住居や着衣への言及からは、当時の日欧の生活水準の違いがうかがえます。また、日本の宗教観や
Posted by ブクログ
日本史の教科書に必ず載っているであろうルイス・フロイス。
織田信長に気に入られたことから、長きにわたって日本文化の中枢を垣間見ることができ、記録を残した。
大著「日本史」が有名だけど、この本はそんな難しいものではなくて、ヨーロッパと日本の違いを箇条書きのように短い文章で書き連ねたもの。
これがすこぶる面白い。
天正という、江戸時代より前の戦国時代、日本人はこうだったと逆に知る部分も多く、大変ためになりました。
“彼らの習慣はわれわれの習慣ときわめてかけはなれ、異様で、縁遠いもので、このような文化の開けた、創造力の旺盛な、天賦の知性を備える人々の間に、こんな極端な対照があるとは信じられないくら