作品一覧

  • 罪なくして 上
    4.1
    1~2巻1,300円 (税込)
    ロンドン警視庁を辞め、ケイレブ警部のいるヨークシャーのスカボロー署に移籍しようと向かう列車のなかで、ケイトは見知らぬ男に銃で狙われた女性を助けることになった。犯人は乗客に紛れ逃走したが、ケイトは足を負傷する。その頃高校の女性教師が自転車で走向中に、転倒させられ、さらに銃撃される事件が起きた。銃弾はそれたが、転倒で脊髄を損傷した彼女は四肢麻痺となり、話すこともできなくなってしまう。そして、驚くべきことに、列車内で使われた銃と、彼女を狙った銃が同一ということが判明。ふたりには何の接点もないというのに……。ケイト・リンヴィル・シリーズ第3弾!
  • 裏切り 上
    3.8
    1~2巻1,300円 (税込)
    スコットランド・ヤードの女性刑事ケイト・リンヴィルが休暇を取り、生家のあるヨークシャーに戻ってきたのは、父親でヨークシャー警察元警部・リチャードが何者かに自宅で惨殺されたためだった。伝説的な名警部だった彼は、刑務所送りにした人間も数知れず、彼らの復讐の手にかかったのだろうというのが地元警察の読みだった。すさまじい暴行を受け、殺されていた父。ケイトが愛し尊敬してやまなかった父は、なぜ殺されなければならなかったのか? ケイトにかかってきた父について話があるという謎の女性の電話……。ドイツ本国で160万部超の大ベストセラーとなった傑作ミステリ!
  • 失踪者 上
    4.0
    1~2巻1,324円 (税込)
    イングランド南西部の田舎町に住むエレイン・ドーソンは幼馴染みのロザンナの結婚式に招待され、ジブラルタルに向かって出発したが、霧のためロンドンのヒースロー空港で足止めされ、親切な弁護士の家に一泊したのを最後に失踪する。何があったのか? 五年の時が流れ、雑誌の元記者だったロザンナはこの事件をはじめとする失踪事件について、調べることになる。当時疑われた弁護士は何か知っているのか? 障害のある兄の世話に疲れたエレインは自発的に姿を消したのか? ロザンナは友人の不可解な失踪事件の調査に次第に深入りしていく……。最後にあなたを待つ震えるほどの衝撃。作品すべてがベストセラーとなる、ドイツ一の人気作家による最高傑作!
  • 誘拐犯 上
    4.0
    1~2巻1,386円 (税込)
    ロンドン警視庁の孤独な刑事、ケイト・リンヴィルは、敏腕警部だった父の惨殺現場となった生家を貸し家にしていたが、家の処分を決意。宿を取った近くのB&Bの14歳の娘アメリーが行方不明になる。捜査にあたるのは、ケイトの父の事件の時と同じ地元警察のケイレブ・ヘイル警部だった。その頃、1年前に失踪した少女の遺体が発見された。これは同一犯による誘拐なのか? しかし、アメリーは奇妙な状況下で発見される。防波堤から海に落ちかけていたところを男たちに助けられたのだ! 何があったのか? ケイトは管轄外の事件に再び巻き込まれる。

ユーザーレビュー

  • 罪なくして 上

    Posted by ブクログ

    大好きなケイト・リンヴィルシリーズ第3作。
    冒頭からいきなり事件に巻き込まれるケイト。
    そしてケイレブもまた、苦しい事件の判断で困難に直面。
    ケイトとケイレブ、2作から加わったコリン、それぞれの欠落感も彼らとこの物語の魅力に他ならず、一気に話に引き込まれる感は前作までを上回ります。さて下巻に続く!

    0
    2025年09月14日
  • 罪なくして 下

    Posted by ブクログ

    中盤からの展開は一気に緊迫した展開。まさかこんなことになるとは。全く目を離せられない展開でした!少年院を出てから、また犯罪を犯すとわかっているけど、この悪人を解放せざるを得ない状況に、今の社会と重なるような気がしました。とにかくこの悪人ぶりは3部作の中でも、最強のキャラでしょう。最後まで一気読みでした。ケイトとケイレブが活躍するのは、後書によると、あと2作あるようですので、邦訳が楽しみです!

    0
    2025年08月30日
  • 誘拐犯 下

    Posted by ブクログ

    まさか!という真相、結末に読むのが止まらない。
    何よりもケイトとケイレブ、不完全でな彼らがメインキャストなのが逆に魅力的。それは他の登場人物も同じで、欠けたものを抱える人たちが物語に深みを与えてる。
    あっという間の下巻、次のシリーズも読まなければ!

    0
    2025年08月24日
  • 誘拐犯 下

    Posted by ブクログ

    ケイト·リンヴィルシリーズの2作目。
    読み応え十分、そして真相の意外性も。

    ヒロインが地味で冴えないタイプという設定もあって、ストーリーも重くなりがちなのだけれど
    それを上回る充実の読後感。

    次作も楽しみ。

    不良少女マンディの行動力と生命力の強さに拍手

    0
    2025年07月09日
  • 裏切り 下

    Posted by ブクログ

    事態が進むにつれてページをめくる手が止まらなくなる感じ。そして途中で事件の真相に気づいたときには思わず「あぁ、そうか!そういうことか」と声が出てました。
    真相に気づけるタイミングも計算されたようなタイミングで、もちろんその後の展開も楽しめました。
    決して、事件解決したからといって万事解決したのではないけれど、それでもラストには少し希望も感じられてスッキリです。
    三部作ということなので、また次の作品も読みたいと思います。

    0
    2025年06月28日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!