ジョン・スタインベックの作品一覧
「ジョン・スタインベック」の「怒りの葡萄」「赤い小馬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ジョン・スタインベック」の「怒りの葡萄」「赤い小馬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ああ……なんて切ない話しなんだろう。アメリカのノーベル文学賞受賞作家の代表作『怒りの葡萄』同様に、こちらも傑作。短いので新潮文庫版と読み比べてみました。
あらすじ:
カリフォルニア州で農場を転々とする二人の出稼ぎ労働者。ジョージは、小柄で抜け目のない性格。一方レニーは、体が大きく腕力もあるけど頭の方はアレな感じ。まるで正反対の凸凹コンビですが、レニーを育てたクララおばさんが亡くなってからは、ジョージがレニーの面倒をみて、レニーはジョージなしでは生きていけません。体だけ大きい子どもみたいな性格のレニーは、あちこち働く農場で問題を起こしては、ジョージの庇護のもと、一緒に次の農場を目指すのでした。
Posted by ブクログ
なんともいえない読後感が残る名作だと思う。
貧しい渡り労働者のジョージとレニーは、いつか自分たちの土地を持つという夢を語り合う。現実には、労働者の多くが同じような夢を持つが叶わない。厳しい現実の中でもジョージが夢を語れたのは、相手がレニーだったからだろう。レニーはジョージの言うことを信じて素直に土地を手に入れるのを楽しみにしていて、否定的なことを言わない。それだけに、最後は切なかった。
黒人の馬屋番のクルックスの部屋での会話が印象に残っている。
「人間はあまり寂し過ぎると、病気になっちまう」(p.122)
訳者解説で、タイトルの由来が知れたのも良かった。
Posted by ブクログ
片手のないお爺さんが、ボロボロの老犬を世話している。くさくて、目も見えなくて、ご飯も食べられない。周りは殺してやった方が良い、というが、おじいさんはでもいつでも一緒だったんだ、昔はこいつは良い犬だったと手放せない。
ある時、周りから今すぐ犬を殺してやろうと言われ、、おじいさんは折れてしまった。犬は銃で苦しまずに死んだ、殺された?
お爺さんは、納得しつつも、それなら自分でやってしまうべきだったんだと言う。
主人公のジョージは、日雇い労働者。小柄だが頭が良く、口は悪いけどなんだかんだ面倒見がいい。そしてジョージについていくレニーは、怪力の知的障害者。悪気はないが、気持ちと力のコントロールができず
Posted by ブクログ
スタインベックが愛犬チャーリー(プードル)とともに,ピックアップ型のキャンピングカーで全米を一周した記録.「実は,ほぼ創作」説もあったりするらしいのだが,だとしても,良質のエッセイである.
結局,「アメリカとは何か?」というスタインベックの問いに対する答えは,明らかにはなっていない.アメリカはとてつもなく広く,いろんな側面を持っている.特にこの旅が行われた1960年は公民権運動の騒乱期で,特にニューオーリンズの「チアリーダーズ」およびその周囲にいる市井の人の描写にはゲンナリする.ただ,これも現在のICE騒動の渦中にあるアメリカの源流だろうし,一方,それと比較すれば好意的に描かれている北部にした