作品一覧

  • ささやかで大きな嘘 上

    ささやかで大きな嘘

    小説・文芸

    3.4
    1~2巻1,119円 (税込)
    最初は子供同士のトラブルだった……。海辺の公立幼稚園、その夜のパーティに子供たちの歌声はなく、聞こえるのは罵り言葉と保護者の乱闘の音。そして保護者の一人が死亡。事故か? 殺人か? ……事の起こりは六カ月前、シングルマザーのジェーンの息子ジギーにいじめの疑いがかかった。本人はきっぱり否定するが、保護者たちは騒然。ジギーをいじめっ子と決めつける者、ジギーの言葉を信じる者に分かれ、険悪な雰囲気に。ジェーンは園で知り合った二人の友人とともに事態に立ち向かう。31カ国で翻訳、英米で150万部突破の傑作ミステリ登場。
  • 死後開封のこと 上

    死後開封のこと

    小説・文芸

    4.6
    1~2巻1,018円 (税込)
    すべてはあの手紙がきっかけだった……屋根裏で偶然、夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒をセシリアが見つけさえしなければ。そのときから、優しい夫と三人の娘との幸せな家庭に暗雲がたれこめる。そのころ、テスもまた夫と従妹からの衝撃の告白に動顛していた。二人は愛し合っているというのだ。テスは息子を連れ、母親の看病を口実に実家へと向かう。その故郷で出会ったのは、何者かに殺された娘をいまだ忘れられない老婦人レイチェルだった……開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。
  • 中世の写本の隠れた作り手たち:ヘンリー八世から女世捨て人まで

    中世の写本の隠れた作り手たち:ヘンリー八世から女世捨て人まで

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻4,950円 (税込)
    写本が語る、中世の人々の人生と心情 中世写本とは、書かれたテクストであると同時に、テクストの作者から写字生・画工、パトロン=注文主、後の所有者や再発見者まで、かかわった人々の個人史の集積体でもある。たとえばヘンリー八世が作らせ所有していた詩編集には、聖書を題材にしつつ当時の政治を反映した挿絵があり、王の心情を物語る書き込みがなされていた。 写本文化は、注目を集め歴史に名の残るパトロンや著者だけでなく、膨大な数の無名の人々に支えられてきた。そしてそのなかには、他人の作とされないよう自分の存在を暗号にして写本に残した人や、名前もわからないが特徴のある画風からキャリアの推測がなされている人のように、あるいは二度焼け出された本のように、さまざまな形で写本の中に人生のなにがしかが、かいま見える場合がある。本書はそうした有名無名の男女の人生と、その作品である写本の生涯を、カラー口絵とともに読んでいく。そして同時に、さまざまな女性著者の作品と、それがときに社会的地位に左右されて数奇な運命をたどった(後世の女性写本研究者の業績すら例外ではない)経緯を拾い上げた、一種の「写本にまつわる中世ジェンダー史」でもある。 [目次] はじめに プロローグ 羊皮紙錬成 第1章 発見 第2章 惨事すれすれ 第3章 写本の注文主(パトロン)たち 第4章 画工(アーティスト)たち 第5章 写字生と書記たち 第6章 写字生と著者の関係 第7章 隠れた著者たち エピローグ 写本の衰退 あとがき 過去の使用と誤用 謝辞 年表 監訳者あとがき 用語集 図版一覧 文献目録 原註
  • 剣姫―グレイスリング―

    剣姫

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    優れた暗殺者ながら義賊となった少女は反乱の旅のなか成長し、悪しき王の陰謀に挑む!左右違う色の瞳を持ち、賜(たまもの)とよばれる超人的な才能に秀でた者が産まれる世界。なかでも殺しの 賜(たまもの)を持つミッドランズのカーツァ姫は、王の暗殺者として恐れられている。だが彼女はその陰で秘密組織を作り、弱き人々を助けていた。あるとき拉致されたリーニッド王父を救出し、王子ポオとともに誘拐の黒幕を探るうち、カーツァは忌まわしき陰謀の存在を知る――強くて悩める少女の波乱の旅を描き、あまたの賞に輝く成長物語。
  • マディバ・マジック

    マディバ・マジック

    小説・文芸

    -
    1巻3,080円 (税込)
    マディバの愛称で人々に親しまれた元南アフリカ大統領ネルソン・マンデラが選んだ、アフリカで大事に語りつがれた32話の民話集。
  • 夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話

    夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,672円 (税込)
    人気の海外童話読本、待望の続刊!つい夜ふかししてしまう楽しいおとぎ話を、イギリス生まれの2匹の猫がわかりやすく案内。読み聞かせにはもちろん、大人が読んでも楽しい。第2弾。
  • 夜ふけに読みたい植物たちのグリム童話

    夜ふけに読みたい植物たちのグリム童話

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,936円 (税込)
    人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズのグリム童話続編。アーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに、植物たちのおとぎ話を収録。
  • 夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話

    夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話

    小説・文芸

    5.0
    1巻1,936円 (税込)
    人気の『夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話』の続編。不屈の生き様を涙と笑いで語るフィン・マク・クウィル伝説に、時代を超えて愛されるアーサー・ラッカムの挿絵つき。
  • 夜ふけに読みたい 旅するイソップ物語

    夜ふけに読みたい 旅するイソップ物語

    小説・文芸

    3.7
    1巻2,277円 (税込)
    人気シリーズ「夜ふけに読みたいおとぎ話」第10弾はイソップ童話。アーサー・ラッカムの美しい挿絵とともにイソップの世界へ。
  • 夜ふけに読みたい動物たちのグリム童話

    夜ふけに読みたい動物たちのグリム童話

    小説・文芸

    4.0
    1巻1,936円 (税込)
    大人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」最新巻はご存じ「グリム童話」。おなじみアーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに、日本初訳作品や、ちょっぴり大人向けの残酷な物語を収録。
  • 夜ふけに読みたい はじまりのイソップ物語

    夜ふけに読みたい はじまりのイソップ物語

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズの第7弾はイソップ童話。アーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに、イソップの世界へ。
  • 夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

    夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

    小説・文芸

    3.4
    1巻1,672円 (税込)
    「ジャックと豆の木」「三匹の子豚」など、日本でもおなじみのおとぎ話を外国文学の翻訳で定評のある二人が新たに編集・翻訳。大人も子どもも声に出して読み楽しめる一冊。
  • 夜ふけに読みたい 森と海のアンデルセン童話

    夜ふけに読みたい 森と海のアンデルセン童話

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,277円 (税込)
    人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズ、アンデルセン童話の第2弾。古典童話の新訳をアーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに。
  • 夜ふけに読みたい 雪夜のアンデルセン童話

    夜ふけに読みたい 雪夜のアンデルセン童話

    小説・文芸

    3.0
    1巻2,178円 (税込)
    人気「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズ最新作はアンデルセン童話。古典童話の新訳をアーサー・ラッカムの美しい挿絵とともに。

ユーザーレビュー

  • 死後開封のこと 上

    Posted by ブクログ

    この作家の本、日本でもっと翻訳されてほしい..!!読みたい!!

    Big Little Liesのドラマ版を見て、ここに辿り着きました。
    あーあのドラマの雰囲気!この作家の確立されたスタイルを冒頭から感じた。
    中年男女の群像劇(主に女性を主人公とする)がまー絶妙にうまい作家です。
    過去にあった男の暴力が女たちを繋ぐというのも共通するかな。

    Jackson BrodieシリーズのKate Atkinson が、あの作品で男の暴力の波紋を生きる女たちをすごく強調してアンソロジーとして描いていたことも思い出したんですが...
    ザリガニの鳴く〜とかにしても、女性の作家さんはすごくそういう女性の社会的傷をしっかり描いてるなあといつも感心します。このモリアーティさんもそうですし。


    ところでタイトルは絶対原題の方が良かったなあ。Big Little Liesとも系列が揃うし。
    最初は原題がhusbandsでなくhusbandで、secretsでなくsecretであることを不思議に思ってたんですが、読み進めるとなるほど。
    言うなれば、水面に投げ込まれた一つの小石が波紋を呼んでいくということなので単数形であってるんですね〜。

    0
    2024年04月13日
  • 夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話

    Posted by ブクログ

    「夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話」の続編。
    フィンの物語とおとぎ話でアイルランドの伝説と昔話を楽しもう。
    巻頭詩 猫のパングル・バーン
    第1部 クウァルの子フィンの物語 第二夜、全3話。
    第2部 パングルのおはなしぶくろ、全3話。
    第3部 クウァルの子フィンの物語 第三夜、全3話。
    モノクロのアーサー・ラッカムな挿絵が良い。
    物語のふるさとの地図、底本、参考文献有り。
    「夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話」の続編で、
    今回も、猫のパングル・バーンと写字生アイドが、収集した昔話と
    伝説を紹介するという内容になっています。
    読み聞かせのランクも付加・・・実際は難しいんだけど。
    フィンの話に挟まれたおとぎ話は、お姫さま、邪眼、魔女。
    聞き手は、ちょっぴり怖いけどドキドキしながら話に没頭し、
    語りの終わりに、ほっと息をつく・・・そんな情景が浮かんできます。
    フィンの話は騎士道物語的な要素もあり、謎めいた美女、修道士、
    対峙する騎士、手助けする妖精、対する妖精王、魔女、
    復讐心は忘れない配下であり仲間、忠誠心は素晴らしいけど
    フィンに振り回されるフィアナ騎士団の面々。
    そして異世界でのハラハラする冒険の数々。
    キリスト教へのちょっとの皮肉があったり、
    不条理だったりするけど、男性は愚かしいが勇猛であり、女性は強い。
    なんとも大らかな神話、おとぎ話を楽しんでしまいました。
    また、サトクリフの『黄金の騎士フィン・マックール』も
    読んでみたいとも、思いました。

    0
    2021年06月10日
  • 死後開封のこと 下

    Posted by ブクログ

    オーストラリアのベストセラー作家の話題作、後半。

    シドニーに住むセシリアは、明るく元気で親切な女性。
    3人の可愛い娘を育て、小学校のPTA会長もやっていて、販売のパートも上手くいっていました。
    ある日屋根裏で、夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒を見つける。
    優しい夫には、何か秘密があるらしい‥

    子供中心のにぎやかな暮らしぶりと、増えていく仕事上での出会い。
    そこへ夫の秘密が絡んで‥
    思いがけない事態に。

    一方、夫が浮気したため実家に戻ってきた女性テス。
    こちらの視点からも描かれ、多角的に読めます。
    死後開封というわけではないけれど、夫の秘密を知ってしまった後ですね。

    もうひとりの重要人物は、小学校に長く勤めている高齢の女性レイチェル。
    娘が若い頃に急死し、当時のボーイフレンドが関わっているのではないかとずっと疑っていました。
    その男は現在、同じ学校の体育教師。
    彼はテスとも付き合いがあり、現在セシリアの娘の先生でもあります。
    そして‥

    殺人事件の起きるミステリではないですが、謎解きの要素はあり。
    因果応報の部分と、思い込みや無知が人を苦しめたり、意外な展開も。
    この作者は本当に頭が切れる人だなという印象です。
    読んでいるこちらも引っ張られて頭が良くなってしまいそうな切れ味。

    悲運もありますが…ただ悪い方へばかり進むような結果にはならない。
    それぞれの女性の真剣さと、事実を受け入れていく優しさがしみじみ心に残りました。

    0
    2021年03月11日
  • 死後開封のこと 上

    Posted by ブクログ

    オーストラリアで作品すべてがベストセラーという作家、リアーン・モリアーティ。
    読むのは「ささやかで大きな嘘」に続いて、2作目です。

    シドニーに住むセシリアは、明るい性格。
    3人の可愛い娘を育て、小学校のPTA会長もやっている。
    販売のパートにも励み、かなりの売上を得ているやり手。
    何も困ったことなどないように見えるセシリアだったが、実は夫との関係に悩んでいました。
    夫は名家の出で優秀で仕事もできる上にハンサム、しかも穏やかな性格。
    だが時折急に気分が変わって暗くなり、長年連れ添う妻にもよくわからない行動を取るのだ。
    しかも、最近はセックスレス‥
    気にしすぎないほうがいいかと思いつつ悩むセシリア。

    そんな夫の留守中、屋根裏で「死後開封のこと」という封筒を見つける。
    夫に電話して聞いてみると、冗談めかした返事があったが、出張先から即座に戻ってきた。
    なにか重大な秘密があるのか‥?

    一方、シドニーの実家に戻ってきたテスも、悩みを抱えている。
    そして、小学校の秘書レイチェルは、亡くなった娘のことで今も関係者を疑っています。
    そんな3人の女性の人生が交錯した時‥?!

    どこにでもいそうな女性に降りかかった思いがけない出来事。これまで信じてきたことが壊れていきそうな…
    そんな興味をひくテーマを、現実味たっぷりに描いていく筆さばきに感嘆します。
    警察や探偵が出てくるようなミステリではありませんが、一体どういう事情だったのか、考えさせられます。
    そして、どうなる?
    とにかく面白い!

    0
    2021年03月11日
  • 夜ふけに読みたい奇妙なイギリスのおとぎ話

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾。前作より対象年齢が上がっている感じ。
    <収録話>
    チイチイねずみとチュウチュウねずみ
    嫌われ者の大蛇
    金のかぎたばこ入れ
    ぼろ娘
    楽しき国イングランドの聖ジョージ
    影も形もない王子
    モリー・ウピーと二面の巨人
    三人のおバカさん
    巨人退治のジャック
    旦那のなかの旦那さま
    ディック・ウィッティントンと猫
    ジャックの運試し
    姉さんと妹
    のらくらジャック
    怪物赤いエティン
    魚と指輪
    世の果ての泉

    0
    2021年02月06日

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