大塚久雄の作品一覧
「大塚久雄」の「最終講義」「社会科学の方法 ヴェーバーとマルクス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「大塚久雄」の「最終講義」「社会科学の方法 ヴェーバーとマルクス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
エマニュエル・トッドの「西洋の敗北」と言う本を読んだ時にプロテスタンティズムが崩壊と言う表現がたびたび出てきたので、その大元となった本書を読んでみました。
宗教改革を経て誕生したプロテスタントの倫理の流れ、予定説に基づいた神の恩寵を証明するために禁欲による労働が求められ、勤労による結果として利得の獲得が肯定されるまでの流れが理解できました。
神の恩寵、隣人愛、労働で得た利得は個人の欲望のために消費してはならないと言う利得の追求が許されていた理由が消え去り、禁欲や労働の代わりに利得の追求だけが美徳として残った現代の社会は、確かにプロテスタンティズムの崩壊と言って差し支えない気がしました。
近代
Posted by ブクログ
講演を元にしたものだから平易な語り口である。さっき言ったことの振り返りもしてくれるから理解が進みやすい。
1〜4章があり、それぞれが独立している。本のタイトルになっているのは1章のみであるけれども、他の章を読むことで一層ウェーバーが大切にした方法論、思考の基礎がわかるようになる。
タイトルにあるようにウェーバーの著作の細かな論理を負うものではない。マルクスの経済学のやり方と比較しつつウェーバーの社会科学のやり方を解説するものである。まず体系的に基礎(簡単という意味ではない)から入りたい人にはおすすめである。
マルクスとウェーバーが気にしているのは、社会現象を対象としたときに、自然科学と同
Posted by ブクログ
読んだ時間
大体3時間ぐらい。
難易度は★★★☆☆
岩波かつ訳は古いので、警戒して読みましたが、かなり読みやすいです。
大塚久雄さんありがとうございます。
プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/マックス・ヴェーバー, 大塚 久雄|岩波文庫 - 岩波書店
読み方
今回は古本屋で購入したので、気になるところに書き込みを入れたり、ページを折ったりした。
別の方法よりも一番引用の手間が少ないので、お気に入りのやり方。
内容(私の理解なので正確ではない可能性が高いです。)
営利の追求を敵視するピューリタニズムの経済倫理が実は近代資本主義の生誕に大きく貢献したのだという歴史の逆説を究明した画期的
Posted by ブクログ
日本のマックス・ヴェーバー研究の第一人者である著者の講演録をもとにした名著。
マルクス経済学とヴェーバー社会学の比較を通じて社会科学を考察する内容でもあり、ヴェーバーの宗教社会学のアプローチはもっと学んでみたいと思いました。
特に、「ヴェーバーの『儒教とピュウリタニズム』をめぐって」の章で述べられる、ヴェーバーの両宗教の比較分析にはもの凄く興味をそそられる。
儒教は世界の現状を肯定し尊重するが故に受動的な態度になり、近代資本主義を生み出すには至らなかったのに対し、ピューリタニズムは悲観主義のもと現世を否定するが故に、行動的禁欲という形で現世に強く働きかけ変革していこうとする大変な精神的エネルギ