作品一覧 2018/12/14更新 トム・ジョウンズ 試し読み フォロー トリストラム・シャンディ 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 朱牟田夏雄の作品をすべて見る
ユーザーレビュー トリストラム・シャンディ 下 ロレンス・スターン / 朱牟田夏雄 筒井康隆、清水義範などの作品が大好きな私にとって こんな大昔からやってたのかーと衝撃の作品 こんなのが白水社じゃなくて岩波文庫に入ってるって岩波は変な人もいるけれど目利きもいるのだなすごいな Posted by ブクログ トリストラム・シャンディ 上 ロレンス・スターン / 朱牟田夏雄 再読。いつ読んでもひどいw(誉めてます) 主人公=語り手が、自分の生涯と意見を述べる本。 冒頭(序文ではない)は、主人公を両親が「しこむ」場面。生涯ってそこから!?と言いたくなるが、話は脱線に次ぐ脱線、主人公は一向に生まれてこない… 下ネタ嫌いにはお勧めできないかも。あとちょっと長くて、途中で飽...続きを読むきちゃうかも。 Posted by ブクログ トリストラム・シャンディ 上 ロレンス・スターン / 朱牟田夏雄 地震の後に、死ぬまでに読んでおきたい本に手をつけたいと思って読み始めた。 世紀の奇書として有名だったので身構えてたら抱腹絶倒。 セルバンテスに影響を受けてるのも納得、『ドン・キホーテ』に近いおもしろさだった。 脱線に継ぐ脱線、手法の新しさ(白紙、なぜかストーリーを線で表すなど)は当然ながら現代では驚...続きを読むくほどではなかったけど、時代を思えばとんでもない奇才だということがわかる。 あと、これだけ引っ張って、あの中絶っぷりも最後に笑ってしまった。 スターンは病死して途絶したから笑うことではないけど、作品としてはものすごいオチだと思った。 Posted by ブクログ トム・ジョウンズ(上) ヘンリー・フィールディング / 朱牟田夏雄 底本は岩波文庫 上下巻にも関わらず、四冊構成とか言っちゃいけません。 底本が岩波とわかるでは無いですか。 漱石が参考にしたに違いない文体、話は面白いです。 モームの十選のうち最も古い作品ではあります。 別選で100選になると、我が国の超奴変態小説、つくり話だと思いますが、 源氏物語が入る場合もあります。 まあ、お好...続きを読むみで。 000 トリストラム・シャンディ 下 ロレンス・スターン / 朱牟田夏雄 作者の死によって物語は中断され、余りにも下らないジョークによって本書は終わる。結局最後までトリストラムの話は主流にならず、家族のドタバタ劇と時折顔を出す著者自身のメタ談義で終わった様な。そういえば下ネタ、伏字の量もかなりのもの。しかしセルバンテスやラブレーといった滑稽文学の先人達を意識しながらそこに...続きを読むキリスト教の神学論と西洋哲学の知識をコラージュ状に敷き詰めつつ、それを馬鹿馬鹿しく読ませるというのは驚愕である。「本書を執筆した時の作者の気持ちを答えよ」なんてセンター試験の問題が出たら解ける気がしないのだが。 Posted by ブクログ 朱牟田夏雄のレビューをもっと見る