感情タグBEST3
Posted by ブクログ
再読。いつ読んでもひどいw(誉めてます)
主人公=語り手が、自分の生涯と意見を述べる本。
冒頭(序文ではない)は、主人公を両親が「しこむ」場面。生涯ってそこから!?と言いたくなるが、話は脱線に次ぐ脱線、主人公は一向に生まれてこない…
下ネタ嫌いにはお勧めできないかも。あとちょっと長くて、途中で飽きちゃうかも。
Posted by ブクログ
地震の後に、死ぬまでに読んでおきたい本に手をつけたいと思って読み始めた。
世紀の奇書として有名だったので身構えてたら抱腹絶倒。
セルバンテスに影響を受けてるのも納得、『ドン・キホーテ』に近いおもしろさだった。
脱線に継ぐ脱線、手法の新しさ(白紙、なぜかストーリーを線で表すなど)は当然ながら現代では驚くほどではなかったけど、時代を思えばとんでもない奇才だということがわかる。
あと、これだけ引っ張って、あの中絶っぷりも最後に笑ってしまった。
スターンは病死して途絶したから笑うことではないけど、作品としてはものすごいオチだと思った。