【感想・ネタバレ】トム・ジョウンズ(上)のレビュー

あらすじ

ある日、大地主オールワージの屋敷で捨て子の赤ん坊が見つかる。赤ん坊はトム・ジョウンズと名づけられ、トムは大地主の養子として、大地主の妹ブリジェットの息子ブライフィルとともに育てられる。トムは隣家の地主の娘ソファイアと相思相愛になるが、ソファイアは両家の親によってブライフィルと婚約させられていた。陰謀家のブライフィルはトムを中傷して家を追い出してしまう。トムはロンドンへ向かい、ソファイアも家を飛び出し後から追いかける。だがトムは行く先々で女性たちに言いよられ、決闘騒ぎに巻き込まれたり、波乱に満ちた暮らしをおくる。最後にトムが本当はブリジェットの息子であったことがわかり、トムはソファイアと結ばれる。小説のおもしろさを満喫させてくれる作品といってよく、モームは『世界の十大小説』の一つに挙げている。

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底本は岩波文庫

上下巻にも関わらず、四冊構成とか言っちゃいけません。
底本が岩波とわかるでは無いですか。
漱石が参考にしたに違いない文体、話は面白いです。
モームの十選のうち最も古い作品ではあります。
別選で100選になると、我が国の超奴変態小説、つくり話だと思いますが、
源氏物語が入る場合もあります。
まあ、お好みで。

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2024年04月22日

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