作品一覧

  • ことばが変われば社会が変わる

    ことばが変われば社会が変わる

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻946円 (税込)
    ことばは社会の見方や価値観をゆるがす一方で、社会もまたことばの使われ方に影響を与えている。新しいことばのインパクトとそれに対する抵抗や躊躇、こんがらがった関係を事例とともにのぞきこみながら、私たちがもつ隠れた意識を明らかにし、変化をうながす。 【内容のほんの一例】ことばが社会を変化させるメカニズム/ことばが変わることにはどの社会でも強い抵抗がある/「伝統」や「習慣」をカラッと転換させるカタカナ語/「男になる、男にする」と「女になる、女にする」/なんでも略す日本人と「意味の漂白」/「ご主人・奥さま」?「夫さん・妻さん」?/――ひとの配偶者の呼び方がむずかしいのはなぜ?/「正しい日本語を話したい」と考えてしまう私たち/既存の価値観がすべてではない
  • 「自分らしさ」と日本語

    「自分らしさ」と日本語

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,012円 (税込)
    ことばには内容を表現するだけではなく、〈その人らしさ〉を表現し、話している人同士の関係を作り上げる働きがある。ことばの背後にある社会の規範や価値観を解きあかす社会言語学の知見から、「名前」「呼称」「敬語」「方言」「女ことば」といった観点を通して、ことばで「自分」を表現するとはどういうことかを考える。
  • Plant-based Tokyo 東京ベジ帖

    Plant-based Tokyo 東京ベジ帖

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1軒ずつ食べて歩いた、本当においしい店だけを紹介 東京+湘南エリアのベジガイド。 アメリカ生まれ、アメリカ育ちのベジタリアンの著者が、心底おすすめできる店と人を紹介したベジガイド。 ベジタリアンやヴィーガンの方はもちろん、単純に「今日はおいしい野菜を食べたい」そんな人にもピッタリ。こんないい店があったんだ、と驚くはず 「Plant-based(プラントベース)」は、野菜中 心の暮らしの意味。野菜を食べることのみを推奨するのではなく、育てる人や届ける人、調理する人など、 野菜の背景にある物語や、豊かなライフスタイルの提案の意味を含みます。 普通のガイド本とは異なり、美しい撮り下ろし写真、デザインにもこだわった装丁です。 日 ・ 英の2カ国語対応でギフトにも最適です
  • 女ことばと日本語

    女ことばと日本語

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻880円 (税込)
    女性がつかうべき女らしい言葉が「最近、乱れてきた」と、100年以上も嘆かれ続けるのはなぜなのか――近世から現代までの日本社会の価値や規範、庶民の憧れや国家イデオロギーが埋め込まれてきた、もうひとつの日本語「女ことば」。各時代のさまざまな言説と言語学の知見からその魅力と不思議を読み解く。

ユーザーレビュー

  • ことばが変われば社会が変わる

    Posted by ブクログ

    中村桃子先生に人生を変えられた身として楽しく読んだ。営業職で「他人のパートナーを何と呼ぶか」は問題になる機会が多く、本文にあった通り「パートナーの方」だと顧客側に怪訝な顔をされることもままある。私自身は己を「奥様」と呼ばれることにも夫を「主人」と呼ぶことにも全く抵抗がないが、家父長制に由来することばすぎるので忌避感を覚える人もいるだろうというのは自然なこととして納得できる。正解はない、豊かな選択肢から選ぶことができるのだから使い手で変えていける、というのは、まあ、それはそうであるが、「セクハラ」のような物事を形容する言葉や「女子」のようなある種のエンパワメントを含む言葉と違って「他人の配偶者」というできる限り失礼のないように対応したい相手への呼称を選ぶというのは確かに日本人的感覚だと難しいと思う。ちなみに私は「ご家族様」で解釈の余地を持たせるか、「ご配偶者様」とするかしている。

    0
    2026年01月17日
  • ことばが変われば社会が変わる

    Posted by ブクログ

    てっきり国語的な新書と思ってたが、LGBT等の社会問題の新書だった。
    セクハラ、同性婚、LGBTQ、主人、旦那、奥さん、、、
    ことばがなければ、差別を受けもやもやしても自分一人の問題で終わってしまう。
    それが言葉を得ることで、訴えていいこと、と気づく。闘える。
    ・・・ほんとは違う意味でも無理やり押し込むリスクはあるけど、
    少なくとも弱者はそれで救われる。
    そういう側面の言葉と、「主人・奥様」はまた別の問題。
    私も、podcastでいい情報を提供してくれるランナー女性が、夫のことを「主人」
    というのだけはもったいないなあ、という気がしていたので、納得がいく。
    その女性はバリバリ仕事もしていて、独立しているのだから、「主人」なんて
    言わないほうがいいと思うんだけど、、、
    そういう意味を持つ言葉だ。「嫁」もそうだ。今はそういう時代じゃない。
    妻でいい。

    そうした、性差別に関する言葉を取り上げた新書になっていた、

    第一章 「セクハラ」は社会の何を変えた?
    …新しいことばは新しい考え方を提案する
    第二章 戦略としての「あえて」と「ラベル」
    …意味をひっくり返したり曖昧にしたり
    第三章 流行語「女子」がもたらしたもの
    …ことばの普及は思わぬもの同士を繋げていく
    第四章 “girl power” はなぜズレていったのか
    …新しいことばに抗うかのような社会の視線
    第五章 誰が意味をはがされるのか
    …名前を呼ぶ人と呼ばれる人のあいだの権力関係
    第六章 「ルール」を優先してしまう私たち
    …「大谷翔平の妻」を日本のメディアは何と呼んだ?
    第七章 「パートナーの呼び名問題」解決編
    …「正しい日本語」を話したい気持ちをのりこえる

    0
    2024年10月19日
  • ことばが変われば社会が変わる

    Posted by ブクログ

    中村桃子先生の社会言語学の本。
    タイトルは「社会が変わればことばが変わる」ではなく『ことばが変われば社会が変わる』

    全体的にとても良く練られた構成で、章末には振り返りと次に考えることが示されていて非常に読みやすい。計算され尽くしている印象。

    内容はジェンダー関係の問題とことばの関係を様々な視点から読み解いて行くような進み方。前半は特にジェンダー関係のことば問題が多くを占めていて、ことばの本なのを忘れてしまいそうなほど。
    考えての上だと思うけれど、たまに著者本人の個人的な感情がポロっと書いてあったりして親しみやすい。
    言語学も社会学も言葉が…単語が難しい。でもこの本は、新しい概念は出てくる前に説明があるので安心して読めます。
    生活の中でのことばの問題に感心がある方には是非ともオススメしたい一冊です。

    0
    2024年09月22日
  • 「自分らしさ」と日本語

    Posted by ブクログ

    p4
    「ことば」には、内容を表現するだけではなく、話している人同士の関係を作り上げて、各々の話し手のアイデンティティを表現する働きもあるのだ。

    コミュニティによって話し口調が変わってくるのはこれが大きいのだと思った。日本語という枠組みの中で言語化し、話し相手によって伝え方や表現方法、助詞の使い方まで細かく変化する。振り返ってみると、自分も相手によって無意識に(意識的な部分もあるが)話し方を変えている。何気なく使っていることばも、自身のアイデンティティ形成やコミュニティにおける位置付けに大きく影響するから、広義の意味でことば遣いには気をつけていきたい。

    0
    2022年10月23日
  • 「自分らしさ」と日本語

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    もう一度、じっくり読みたい。
    言葉とアイデンティティの分析について、アニメや報道などの例をもとに解説されていて分かりやすかった。当たり前に使っていた言葉が実は、私達のアイデンティティに結びついている。

    0
    2021年10月05日

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