作品一覧

  • 新版 パワー・ブランドの本質
    3.3
    1巻2,376円 (税込)
    ブランドはヒト、モノ、カネ、情報に次ぐ「第5の経営資源」である。ステークホルダーを統合する媒体、シンボル、“夢”である。
  • 世阿弥に学ぶ 100年ブランドの本質
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    「観客のハピネスこそすべて」、「驚きと新しさのないところに顧客の支持はない」、「物学(ものまね)こそ新しいアイデアの泉」。驚くべきことに、14世紀に書かれた世阿弥の「風姿花伝」をはじめとする芸術論の中には、今日の混迷するビジネス社会で企業が気づくべき重要な洞察が数多く含まれている。そして、その中核にあるのはいつも、観客に驚きを届けなければというイノベーションへの強い思いである。 世阿弥の「初心」とは、未知のものにチャレンジするときの未熟で初々しい姿勢のことを指し、初心⇒習熟⇒脱皮・挑戦⇒初心、のプロセスを繰り返してはじめて達人の域に達することができると説く。この「初心」をはじめ、「花」、「物学」、「十体」、「男時・女時」等々、斬新な切り口の概念を縦横に駆使しながら、世阿弥は観客を喜ばせるための壮大な体系をつくりあげた。 奇しくもそれらは、著者が過去に出会った数十人を超えるブランド人たち(ファンに愛されるブランドを預かる経営者……ハーレーダビッドソン、ディズニー、ナイキ等)の言葉と一致する。能が650年の歳月を生き抜いてきたように、多くのブランドもできる限り長期間ファンに愛され続けることを目指している。600余年を生き抜いてきた知恵の中に現代のブランド人たちが学び取らなければならないものは多いのである。 本書は、日本の美を深く探求した「世阿弥」の至高の言葉(「花」はイノベーション、「工夫」はクリエイティブ・アイデアなどに置き換え)から、ブランドづくりの極意を読み解く。
  • 超顧客主義―顧客を超える経営者たちに学ぶ
    -
    1巻1,936円 (税込)
    「顧客から学び、顧客を超える」日本のパワーブランド経営者8人の話から、普通の人が熱中して働き、非凡な成果を出し、顧客に感動と驚きを与え続ける経営を学ぶ。 【主な内容】 序 章 フォーシーズンズの哲学/第1章 超顧客主義について考える/第2章 超顧客主義が本物をつくる/第3章 人は成長する/第4章 夢を実現する組織/第5章 企業文化をつくる/第6章 「場」をつくり行動する/第7章 新たな挑戦
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    日本のモノづくり魂が新しい世界の歴史をつくる! 本書を書こうと思ったきっかけは、東日本を襲った大震災です。被災地で復興に立ち向かっている方々には頭が下がる思いでいっぱいですが、この震災は私たちに忘れかけていた多くのことを思い出させてくれました。 モノづくりの原点とは何か? 本当に必要なものは何か? 本物とは何か? 日本人として、いまこそ本気で考えるべき問題なのだと思います。その答えが、日本を元気にするカギになるとも思います。いつの時代でも、人はモノと重なり合って生きています。人間が生きている限り、モノづくりは永遠になくなるものではありません。そして、モノづくりの現場があってこそ、私たちは生きがいを得ることができるのです。 本書をお読みいただき、日本人が忘れかけていたモノづくり魂を呼び起こしていただければ、これほど著者冥利に尽きることはありません。──著者一同

ユーザーレビュー

  • 新版 パワー・ブランドの本質

    Posted by ブクログ

    ・「メルセデス・ベンツ」の社員たちを牽引してきた夢とは「最良か、無か」というものであり、その夢は「ノーブル」という理念に昇華したものの、その本質は色あせること無く経営者や社員の心に”誇りの源”として息づいている。
    ・「イメージ」という言葉こそ、商品とブランドとの違いを理解するカギなのである。
    ・「先義後利」は「義を優先させた上で利を絞り出す」と読むのがただしい。
    ・メルセデス・ベンツは常に市場調査を怠らず、ブランド資産の動きをモニターしている。
    ・ナイキは何もトライしないでクビになることはあっても、何か新しいことをして失敗してクビになることはない。
    ・企業の夢を構成する要素(2つないしは3つの

    0
    2018年12月09日
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

    Posted by ブクログ

    ディズニーやジャパネットをはじめ、多くの企業の例出して、人とモノの結び付きの大切さについて書かれている点と、
    「モノづくり」「コトづくり」への心がけの部分が興味深かったです。

    >自分の知らない世界からどうやって発想を引き出すのだろうか。
    >それは、新しい現場からの徹底した学習と、それとは一見無関係な自分のほかの場面での知見、
    >それがうまく組み合わさると思ってもみない世界が生まれることがあるのだ。

    アイデアのつくり方(ジェームス W.ヤング)という本の一節、
    「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ」を思い出しました。
    多くの分野の知見を持つことで、新しいものがうまれる。
    なかなか難しいで

    0
    2016年10月15日
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

    Posted by ブクログ

    「企業は大きいか小さいかでなく、競うべきは技術や個性、すなわち独自の質がであり、ときに協働し、ときに競争しながら互いに切磋琢磨して成長していくのである。」命題だ!

    0
    2012年04月14日
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

    Posted by ブクログ

    タイトルには「原論」とあるが、理論的な話ではない。技術者や職人、メーカーなど、モノづくりをする側の視点から、モノづくりの重要性と将来を語る短編集である。「モノづくり応援歌」とでもいうべき内容が中心である。
    昨今巷では、日本のモノづくりに元気がないとか、六重苦だとか言われているが、モノづくり現場の人たちに、もう一度元気を取り戻してもらおうという筆者らの気持ちが感じられる。
    とは言っても、モノを作れば、買ってもらえるという時代ではないので、単なる「道具」「必需品」としてのモノを提供していたのでは、モノづくりが成り立たない。人々が単なる物として利用するだけではなく、それを持って、使ってよかったと思え

    0
    2012年04月01日
  • モノづくり原論 君の心を熱くする24の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本来モノづくりはどうあるべきかを筆者の意見が述べられている

    モノに込めた思いが人を感動させる。

    愛機、愛車という言葉が最近聞かれなくなったのは、モノに生産者の魂が籠っていない証で、また込めていても伝わっていないことを意味しているとのこと 

    0
    2012年02月22日

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