片平秀貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・「メルセデス・ベンツ」の社員たちを牽引してきた夢とは「最良か、無か」というものであり、その夢は「ノーブル」という理念に昇華したものの、その本質は色あせること無く経営者や社員の心に”誇りの源”として息づいている。
・「イメージ」という言葉こそ、商品とブランドとの違いを理解するカギなのである。
・「先義後利」は「義を優先させた上で利を絞り出す」と読むのがただしい。
・メルセデス・ベンツは常に市場調査を怠らず、ブランド資産の動きをモニターしている。
・ナイキは何もトライしないでクビになることはあっても、何か新しいことをして失敗してクビになることはない。
・企業の夢を構成する要素(2つないしは3つの組み合わせ)
「グローバル」
「革新(イノベーション)」
「家族、母心」
「スタイル、トレンディ」
「若さ、明るさ」
「安全、安定」
「頂点」
「社会性、倫理性」
「顧客志向」
「品質(クオリティ)」
「夢そのもの」
・ブランドの継続性を維持するためには、「継続が力である」ことに加えて、「マネージャーの業績をシェアや売上だけで評価しない」ことを組織内に徹底しなければ何も始まらず、そのようなことができるのは経営者しかいないのである。
・「毎日家族のために食事を用意する母親の苦労を助ける」というのが、マギーというブランドの夢だ。これはネスレの「ヒナ鳥に餌をやる」という夢に通じるものがある、
・日本企業のスピード信仰と差別性の欠如はまさに病巣そのものと言っていい。
・日本企業が国際経済社会で今後確固たる地位を築くためには、単に高品質な商品を安く提供するだけでなく、その背後にある主張とか文化といったものを大事に育てていく必要がある。
・メーカーは相変わらず「大・同・新」を信奉しているが、消費者は「小・異・義」という新価値を求めている。
・重要なのは、最終結果として収益が上がるためにはどうしたらよいかであって、売上や収益といった数値目標を目の前において商品のアイデアを出すことではない。
・新しい消費者は自分の悩みを解決してくれて、かつ自分が共感できる商品を求めている。 -
Posted by ブクログ
ディズニーやジャパネットをはじめ、多くの企業の例出して、人とモノの結び付きの大切さについて書かれている点と、
「モノづくり」「コトづくり」への心がけの部分が興味深かったです。
>自分の知らない世界からどうやって発想を引き出すのだろうか。
>それは、新しい現場からの徹底した学習と、それとは一見無関係な自分のほかの場面での知見、
>それがうまく組み合わさると思ってもみない世界が生まれることがあるのだ。
アイデアのつくり方(ジェームス W.ヤング)という本の一節、
「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ」を思い出しました。
多くの分野の知見を持つことで、新しいものがうまれる。
なかなか難しいですが、偏見を持たずに、色々な分野にチャレンジしていきたいと思います!
【葉っぱビジネス】【インジメンソーレ】
おやっ?と思うような、単語の使い方・インパクトも秀逸です。興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
タイトルには「原論」とあるが、理論的な話ではない。技術者や職人、メーカーなど、モノづくりをする側の視点から、モノづくりの重要性と将来を語る短編集である。「モノづくり応援歌」とでもいうべき内容が中心である。
昨今巷では、日本のモノづくりに元気がないとか、六重苦だとか言われているが、モノづくり現場の人たちに、もう一度元気を取り戻してもらおうという筆者らの気持ちが感じられる。
とは言っても、モノを作れば、買ってもらえるという時代ではないので、単なる「道具」「必需品」としてのモノを提供していたのでは、モノづくりが成り立たない。人々が単なる物として利用するだけではなく、それを持って、使ってよかったと思える、「ココロ」に届くような「モノ」を提供することが求められている。そういう、これからのモノづくりの方向性が示唆されている。 -
Posted by ブクログ
ブックレビュー社
パワーブランドはその従業員を奮い立たせ,顧客を歓喜させる夢を持つ。経営者はその夢の発信者そして番人だ 「われわれは夢を売っている。もし単に売上を上げるためだけならば,明日にでも売上を現在の何倍にもすることができる」。これは本書で紹介されたジョルジオ・アルマーニのゼネラルマネジャー,ジュゼッペ・ブルゾーネ氏の言葉である。 本書は先に出版された『パワーブランドの本質』の新版で,ブランド研究の定番とも評価される好著。内容はメルセデス,ナイキ,ホンダ,ソニー,ネスレ,ノードストローム,グッチ,アルマーニといった世界的なブランド企業の経営者インタビューを通じて,現代経営におけるブランドの役割を帰納的に追求した試み。新版ではインタビューのほかブランド考察を追加し,内容をさらに充実させている。 筆者によれば,世界に通用するパワーブランドには共通した性格がある。なかでも重要なのは「夢」「一貫性」「革新性」の3つの法則である。先のブルゾーネ氏の言葉は「夢」の法則の代表例であるが,筆者は,この「夢」をヒト,モノ,カネ,情報に次ぐ第5の経営資源と喝破する。「夢は経営者から発信され,そのブランドにかかわるすべての組織メンバーに貫かれ,流通を経て顧客に浸透していく」。世界的なパワーブランドを擁する企業には,ブランド育成に捧げるトップマネジメントの熱き思いが存在することを,豊富なインタビュー事例を通じて読者に伝えている。 筆者によれば,わが国企業の経営体質はブランド志向よりも市場シェア志向であり,トップのブランド意識も一般に低い。こうした問題の根底には,消費者の新しい生活スタイルや価値観に対する認識不足があると指摘する。本書が扱っているのは巨大なブランド企業であるが,ニューエコノミーの名で総称される企業群の中でも,旧来の大企業に対抗しうるブランド構築が課題となっており,本書は新興ネット企業などのこれからのブランド戦略を考える上でも示唆に富んでいる。 (獨協大学 経済学部 教授 梶山 皓)(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.) -
Posted by ブクログ
【読む目的】
ブランドを作る意義、作り方理解
国・個人への落とし込みを考える
【まとめと感想】
?パワーブランド=お客様脳内の信用預金口座
?必要なのは『夢』『一貫性』『革新的』
?法則 ・エイジング不在
・スーパーカスタマーの存在
・クラブ(同好会)
・倫理的
大筋納得。ブランドの履き違いに関しても書くべき。
信用預金口座、意義として納得。
作り方に関しては、『一貫性』に疑問。
例えば、『変化(CHANGE)』というコンセプトを掲げて継続していれば、それも一貫性にあたる、それは理解。
文脈、ストーリーに沿っていれば、一貫性。
偶発的な変化は?