プロフィール

  • 作者名:久慈光久(クジミツヒサ)
  • 性別:男性
  • 出身地:日本
  • 職業:マンガ家

作品に『狼の口 ~ヴォルフスムント~』、『舞子の部屋』、『戦国銃兵 孫一』、『雷電突攻』などがある。

作品一覧

  • 狼の口 revised edition 1
    完結
    3.7
    全4巻1,078~1,199円 (税込)
    14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント――“狼の口”と。 残酷な代官ヴォルフラムが守るこの関所を、様々な手段で攻略しようとする主人公たち。圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマをダイナミックに描き上げた叛乱アクション巨編が装いも新たにrevised editionとしてカバーを久慈光久が描きおろし、ふたたび刊行!
  • 鋼鐵の薔薇 1巻
    4.4
    1~2巻792円 (税込)
    スイス連邦の独立を描いた『狼の口』に続く、久慈光久の戦闘群像活劇、第2作目の舞台は15世紀の英国! サマーセット家に仕える騎士・ブラッドは主君を逃がすため、ひとり、橋の真ん中に残って後続を迎え討つ…!
  • 甲冑武闘
    完結
    5.0
    全1巻726円 (税込)
    ランカスター方ノーサンバーランド伯の配下、辺境騎士のウィリアムは、無敵の両手剣使いだった。戦場で敵なしのウィリアムのまえに、同じ得物を扱う敵方の兵士が現れる。両手剣を短くつかんだハーフソードの構えを見せる相手は、まだ若いブライスフィールドの騎士ジョン。ウィリアムはジョンの才能に、生きる価値を見いだした……。表題作「甲冑武闘(アーマード・バトル)」ほか、歴史のなかで行われてきた1対1の戦いを、連作形式で描き上げるのが今作品。作者の久慈光久はローマの剣闘奴隷やギリシャ人、そしてスイス志願兵のなかに、不撓(ふとう・へし曲げられず)不屈(ふくつ・折り曲げられぬ)の物語を見いだす。中篇3作品にショートを3作合わせて収録した、久慈光久の第2作品集。
  • 鎧光赫赫
    3.8
    1巻792円 (税込)
    戦場で槍を振るう大柄の敵武者。味方がことごとくなぎ倒されるなかで、すらりと現れたのは小柄な覆面武者。槍武者vs小兵、そのアクションのすべてをつぶさに描く――。2005年発表の『夢侍』から2009年フェローズ誌掲載の『鎧光赫赫』まで、久慈光久がこれまで描いてきたすべての作品を収録。もちろん“舞子プラズマ”名義で発表したコメディーシリーズも!

ユーザーレビュー

  • 狼の口 revised edition 4

    Posted by ブクログ

    独立の4巻。
    血と魂で勝ち取った独立。安っぽく魂とか使いたくはないのですが、自分たちの生まれ育った地を、自分たちのもとに取り戻すために、関わったすべての人々が命を擲つことを拒絶しなかった、という覚悟と執念を思うと、彼らを動かしたものは魂だったのではないか、と思ってしまいます。

    多くの先達のもとに勝ち取った自らの国。
    多くの時が過ぎても、いまだに他の国の侵略を許さず、独立を守り続けている誇り高さは、歴史としての重さはもちろんのこと、過去の出来事として肌感覚で感じているからでしょうね。圧政と服従の辛酸と、独立のための犠牲と尊厳を。

    決戦となったモルガンテンの戦い。
    「狼の口」の名付けをさらにこ

    0
    2025年08月18日
  • 狼の口 revised edition 3

    Posted by ブクログ

    陥落の3巻。戦が終わり、復讐本懐を遂げ、明日を生きる為の宴が始まる。

    狼の口陥落までが物語だと思っていたのですが、その後日談まで書くようです。というか、歴史的には後日談の方が重大な出来事らしい。「狼の口」というエンタメとして焦点をザンクト・ゴッドハルト峠の攻防に当てたということでしょうね。

    死に覚えという言葉。これが残酷なまでに当てはまってしまう砦内の攻防。どこまでも反乱軍の命を奪い取るために作られた砦。多くの同胞の命を使いたどり着いた敵の本丸。それでもヴォルフラムを倒すためには、さらに多くの命を必要としてしまう。
    数えきれないほどの犠牲を経て、ついにたどり着いたヴォルフラムとの決戦。

    0
    2023年12月03日
  • 狼の口 revised edition 2

    Posted by ブクログ

    狼の口攻略のため、今日も多くの勇者が屍を積み上げ続けてゆく。アルベルトとバルバラの兄妹もその一つ。彼らの犠牲の上に、ヴァルターの潜入が成功します。
    これをもって、ついに狼の口攻略作戦の開始。

    多くの犠牲を払って、ついに辿り着いた攻略作戦。それでもまだ、彼ら反乱軍の前に立ちはだかるのは狼の口とヴォルフラム。内外からの挟撃で簡単に陥ちるような砦であるなら、ここまでの物語は生まれてはこない。
    その裏付けとなる伝承が挟まれているのも興趣が尽きません。第12話。

    攻略中にも多くの戦士・勇者たちが生まれ活躍し消えてゆく。どこまでも飽くことなく飲み込み続ける狼の口と、ヴォルフラムの暗黒とその深淵。陥落と

    1
    2023年09月21日
  • 狼の口 revised edition 1

    Posted by ブクログ

    「鋼鉄の薔薇」で知った久慈光久さんの作品ということで購入。
    14世紀初頭のアルプス。オーストリア帝国からの独立を目指す森林三邦の民衆の歴史を描く作品。

    もう第一話から予想を裏切られるので、ぐいぐい引き込まれてしまう。てっきりリーゼとゲオルグの二人が、主人公として物語を牽引してゆくのかなと思っていたら、関所の強大さを示すための要素の一つでしかなかったとは。その後も、多くの独立・反攻を企図する人々が、関所に挑み跳ね返されてゆく。
    関所の主のヴォルフラムが狡猾で残忍。そしてそこに感じているであろう愉悦が、関所の強大さに黒さを足して、実物以上に圧迫脅迫感を増してゆく。それでも、挑み続ける人々の強さ。

    0
    2023年09月04日
  • 鋼鐵の薔薇 2巻

    購入済み

    正義の騎士の物語

    スイス連邦の独立の話で国王であるヘンリー6世に仕える無敵の騎士が
    雑兵どもを蹴散らしてものすごいパワーとテクニックと知恵で戦う作品
    結構残虐だけどそういうの大丈夫な人におすすめ

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アガる

    0
    2023年05月21日

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