配信予定・最新刊

作品一覧

  • 日本会議の研究
    4.1
    1巻880円 (税込)
    安倍政権における閣僚のほとんどが所属している「日本会議」。「日本会議」は誰のために何をなそうとしているのか? 日本改憲勢力の真実の姿とは? 本書は、2017年1月6日に東京地方裁判所からなされた仮処分決定を受けて、一部記述を削除して配信しておりましたが、同年3月31日に同裁判所の異議審において上記仮処分決定が取り消されたことを受けて、当該削除部分を従前のとおりに再修正したものです。
  • 陰謀論と排外主義 分断社会を読み解く7つの視点
    NEW
    -
    1巻1,100円 (税込)
    日本社会において陰謀論と排外主義を内包する政治運動が急速に拡大している。 2020年の米大統領選前後に始まった反ワクチン系運動は、レイシズムや極端なナショナリズムを伴いながら国内で定着し、2024年には1万人規模のデモが複数回開催されるなど、その勢力は可視化された。それ以降も、それまでデモに縁がなかったような層が、「財務省反対デモ」など陰謀論ベースのデモを行っている。 その陰謀論界隈に、外国人差別を訴える排外主義が合流し始めて、急速にその勢力を強めている。 なぜこんなことになったのか? この現象はどうした結果を招くのか? 本書は、そうした陰謀論デモや排外主義の現場で取材を続けていた執筆陣を招聘。それぞれの視点から、この現象を「陰謀論ブーム」、「排外主義ブーム」として捉え、特定の政党に留まらない、より広範な現象として多角的に分析。地方議会を舞台にした極右系団体の本格参入、泡沫候補の演説に見る“共闘”や排外主張の流行、さらには「財務省解体」など反グローバリズムを掲げる新勢力の台頭に至るまで、現場取材を通じて浮かび上がった実態を明らかにする。
  • 日本会議とネトウヨ、中身は空っぽ
    -
    1巻385円 (税込)
    安倍政権下、ナショナリズム、ヘイトスピーチ、改憲潮流など、右傾化著しいといわれる現代日本。 何が一体なぜ起きているかを理解する上で欠かせないのが、「日本会議」と「ネトウヨ」の存在だ。 日本会議は政権を牛耳る黒幕なのか? 日本会議やネトウヨの思想とは何か? 右派の二人だからこそ、ここまで分かる。ここまで言える。 気鋭の論客が、改憲や天皇生前退位問題など喫緊のトピックを語りながら、右派勢力の虚実に鋭く斬り込む! <目次> 第1部 「日本会議」は政権を牛耳る黒幕なのか? ■実体は弱小団体だが侮ってはいけない理由 ■保守とホシュと右翼とネトウヨ ■差別主義と陰謀論しかない「ホシュ」の世界 第2部 右派は本当は9条改正を掲げるのを恐れている ■左右関係なし。「女子供は黙ってろ」が世論の多数派 ■日本会議がねらっているのは、9条ではなく24条の改正 ■こんなホシュでは9条改憲の決戦に絶対勝てない 第3部 なぜ「今上天皇一代限りの特例法」の結論ありきだったのか? ■本物の保守・右翼が言うべきは「お上の仰るとおりに」の一言 ■何が何でも女性天皇を認めたくないネトウヨ界隈 ■パフォーマンスで「ホシュ」を喜ばせておく安倍政権 ※本書は2017年2月に新春対談として幻冬舎plusに掲載されたものです。
  • 保守の本分
    -
    1巻660円 (税込)
    「右傾化」といわれる昨今。ネットで見かける「右寄り」言説は本当に「保守」で「右翼」なのか? ……断じて違う! 注目の著者・菅野完が真の保守主義を語る。※本書は、扶桑社新書『保守の本分』(ISBN:978-4594068776)と同一の内容であり、著者の名義をnoiehoieから菅野完に変更したものです。

ユーザーレビュー

  • 日本会議の研究

    Posted by ブクログ

    高校時代に右翼思想に凝り固まった同級生がいて、建国記念日を『紀元節』と言い換える運動をやったりしていた。裕福な家庭なのに物を盗むことに抵抗のない、まるで倫理観に欠ける男だったが、話を聞いてみると親が生長の家の信徒だという。また1991年に中絶可能期間を短縮する優生保護法改正があったが、これも生長の家が関係していることを知った。そんな記憶があって、日本会議が実質的に生長の家が母体となっていることに妙な納得感を覚えた。このような特殊な思想を持つ一部の人間が知らない間に社会を変えようとしていたことに戦慄を覚える。

    安倍元首相は宗教二世の凶弾に斃れたが、安倍氏を利用して社会をおかしな方向に変えようと

    0
    2025年09月28日
  • 日本会議の研究

    Posted by ブクログ

    日本会議の歴史と人脈、そして横の組織の繋がりすべてにおいて奥が深いことがわかった。右派の運動が市民運動として民主的に発展して今があることに驚いた。そして感心してしまった。こうした組織運動の主張する事案には賛否がでるが無関心はいけないと思いましたね。

    0
    2022年04月05日
  • 日本会議の研究

    Posted by ブクログ

    素晴らしい本。結局、一群の人々こそが、最も地道に民主的な手続きで運動を進めてきた。
    その成果が実現しようとしている、ということ。
    ただし、報道規制などは民主的ではないので注意。

    0
    2020年04月03日
  • 日本会議の研究

    Posted by ブクログ

    「日本会議」の存在を全く知らなかった無知な私には衝撃的でした。
    ただ単に日本会議を糾弾するだけでなく、安倍政権の支持団体でもあり、日本の右派の中でも特異な存在である「日本会議」を、その構造から歴史を掘り起こした、まさに研究だと思います。

    また、同書を出版した扶桑社宛に、日本会議事務総長椛島有三から、「日本会議について裏付けの取れない証言を並べ、活動を貶める目的で編集されており、団体・個人の名誉を傷つける。」として、出版停止を要求する申し入れがなされたようです。

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    2018年10月12日
  • 日本会議の研究

    Posted by ブクログ

    ★今となっては当然に見える先駆取材★籠池問題もあって右派・日本会議がらみのトピックスは消費されつくしたように見えるが、きちんと調べたのは本書が最初なのだろう。書きぶりはやや拙い(というか盛り上げようとしてやり過ぎ)感じはあっても、地道なデータ取材が素晴らしい。取材できた人の例を長々と記しており、どれだけ普遍性があるのか分からないが、読み物としては数人を広く浅く取り上げるより面白いのかもしれない。

    しかし学生運動を経て政治活動をしていた生長の家の面々が、運動・政策・教団の3方面から、地方議会を動かしたり集会を開いたりといった手間と時間のかかる(著者曰く民主的な)活動を今に至るまで続けられた手法

    0
    2017年06月22日

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