作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
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    1~999巻550円 (税込)
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • 予測できた危機をなぜ防げなかったのか?―組織・リーダーが克服すべき3つの障壁
    3.8
    1巻3,080円 (税込)
    問題を放置し続ければいずれ大惨事がやってくる 予見可能な危機とは、その潜在性を認識するのに必要なデータがあるのに、心理的要因、組織的障壁、政治的影響により、効果的な防止策がとられないときに起こるものをいう。 「環境問題」「航空会社のマイレージ」「先進国の年金と医療」「テロ対策」……などの問題は、認識がされていながら、解決していない。「9・11同時多発テロ」「エンロンの破綻」などのように、いずれ大惨事がやってくることが事前に警告・予測されていたにもかかわらず、重大な問題を放置し続けることによって危機が起こったのである。 その責任はリーダーにある。多くの組織では、明らかに措置を講ずべき予見可能な危機が、はっきり目に見える形で、今も迫りつつある。 本書では、多くのカタストロフィーが明らかに予見可能であったことを解明しつつ、危機を「認識」し「優先順位をつける」などの予見可能な危機が暴発するのを予防するための道具を提案する。
  • ハーバード流「気づく」技術
    3.8
    1巻1,496円 (税込)
    すべてのことには予兆がある! 人より先に気づけば、損害を回避し、競争相手に先んじることができる。科学データの不正操作から金融犯罪まで、行動心理学の巨人が豊富なケーススタディと思考実験で教室の熱気を再現。 【目次】 はじめに 気づき──個人的な経験から 第一章 自動車レースと自動車修理 第二章 動機づけられた見落とし 第三章 リーダーが気づかないとき 第四章 業界規模の見落とし 第五章 マジシャン、泥棒、広告業者、政治家、交渉人──共通しているのは 第六章 明白なことも見落とす滑りやすい坂 第七章 吠えなかった犬 第八章 どこかおかしな絵──話がうますぎるときは 第九章 前もって考えることで気づく 第一〇章 間接的な行動の見落とし 第一一章 予測可能な危機を防ぐためのリーダーシップ 第一二章 気づく力を磨く 謝辞 訳者あとがき 原注 【著者紹介】マックス・H・ベイザーマン (Max H. Bazerman) ハーバード・ビジネススクール教授。行動心理学の権威。リーダーシップ、意思決定、交渉術を専門とする。30カ国の政府や企業のアドバイザーとして活躍、ロンドン大学から名誉博士号、アスペン・ビジネス・社会プログラム研究所から生涯業績賞などを受けている。著書に、『予測できた危機をなぜ防げなかったのか?』(東洋経済新報社)『交渉の達人』(日本経済新聞出版社)『行動意思決定論:バイアスの罠』(白桃書房)など多数。 【訳者紹介】門脇弘典(かどわき ひろのり) 翻訳家。東京外国語大学外国語学部卒。訳書に、『レレバンス・イノベーション』(日本経済新聞出版社)。

ユーザーレビュー

  • ハーバード流「気づく」技術

    Posted by ブクログ

    異常を示す兆候は出ているのに、それを見逃してしまう人間の心理が解説されていた。著者がハーバード・ビジネススクールの人なので「ハーバード流」というフレーズが題名についているらしい。

    0
    2016年05月08日
  • ハーバード流「気づく」技術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    9.11、スペースシャトル・チャレンジャー、エンロン、サブプライムローン、サンダスキー、ビル・クリントン、ハリケーン・カトリーナ、、、それぞれの事例に、問題化する前に気づき対処できたでろうこと、それにも拘わらず放置されてしまうメカニズムが説明される。
    二者択一のワナにはまらず、その他の解決法も選択肢として検討すること。目の前の情報以外に判断に必要な情報があるのではないか。直感によるシステム1の思考ではなく、システム2の理性的思考で一歩先を考えること。インセンティブがもたらす効果がマイナスの誘因になっている可能性を検討すること。部外者の視点と内部情報とを合わせ持つこと。
    企業買収の問題など、正解

    0
    2015年06月20日
  • 予測できた危機をなぜ防げなかったのか?―組織・リーダーが克服すべき3つの障壁

    Posted by ブクログ

    エンロン事件や9.11など、アメリカの事例を取り上げながら、目の前にある危機に対応できない組織や人の分析を行っている。
    事例が近年のものでありケースとして役立つほか、ゲーム理論や組織論、心理学など非常に多面的な見地から分析されている点が興味深い。

    0
    2012年07月02日
  • 予測できた危機をなぜ防げなかったのか?―組織・リーダーが克服すべき3つの障壁

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     予想してもいない出来事が起こるとよく「想定外」、「サプライズ」という言葉が踊る。しかしよく検証すると、予想外の出来事ではなく未然に防ぐことが加納ではなかったのはないかと言うことを明らかにしているのが今回の本。

     危機を防ぐ障壁のひとつの要因のひとつには「利権に群がるシロアリ」の存在が挙げられる。去年の福島原発で図らずも浮き彫りになった「原子力ムラ」。アメリカの大統領選挙を見ているとさまざまな団体が見返りを求めて献金をしている。「シロアリ」が群がっているワシントンDCか国連本部のあるニューヨークで「世界シロアリ会議」を開催したら、世界中からいろいろな団体の甘い汁を吸っているシロアリ様の御一行

    0
    2012年03月31日
  • 予測できた危機をなぜ防げなかったのか?―組織・リーダーが克服すべき3つの障壁

    Posted by ブクログ

    ■危機予測
    A.予見可能な危機には、明確な特徴がある。それは次の6つである。Ⅰ.指導者が問題の存在を知っていること、そしてその問題は自己解決しない。Ⅱ.組織メンバーが気づく時には、もう危機が鼻の先にきている。Ⅲ.問題に対処するとコストが発生するのだが、その恩恵が現れるのはずっと後になる。Ⅳ.予見可能な危機に取り組むには、しかるべきコストがかかる。Ⅴ.我々には現状維持をしようという自然性向があるため、予見可能な危機にそなえようとしない。Ⅵ.雄弁な少数派の存在。現状から恩恵を受けている特殊利益団体が、改革を阻止しようと必死になる。

    B.人はある出来事を後から振り返るとき、現実が示すよりはるかに予

    0
    2014年01月06日

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