作品一覧

  • 国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団
    3.6
    戦後日本が高度成長期にあった15年間、成績はパッとしなかったが、独特の存在感でファンを魅了した球団があった。その名は、400勝投手・金田正一を擁した「国鉄スワローズ」。本書は、エース金田正一を含む国鉄スワローズ15年間の歴史を軸に、日本プロ野球創成期、隆盛期のエピソードを、新たな取材成果とともに振り返る。巻末には、歴代監督、全登録選手、15年間の全スコアを掲載。 堤 哲(つつみ さとし) 東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。1964年毎日新聞社入社。編集委員、紙面審査委員長。社会部時代、都市対抗・選抜高校野球取材のキャップ。毎日新聞の草野球チーム「大東京竹橋野球団」名目オーナーで、正三塁手。東日印刷(株)監査役。野球文化學會会員。交通ペンクラブ事務局長。(財)日本ナショナルトラスト、(財)アジア刑政財団各評議員。「アジア刑政通信」編集長。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 競輪という世界
    3.5
    坂上忍氏推薦! 「極限まで鍛え上げられた肉体をエンジンと化してしのぎを削る姿は、 私たちの感情を沸点まで押し上げる。マジで感動しますよ!」 五輪でもメダルが有力視されるスポーツにして、最も知的なギャンブル「競輪」。 その知られざる魅力とは? ・1レースで賞金1億円! グランプリを目指す熱い闘い ・ブノワ改革でメダル有力候補に。競輪選手が五輪で輝く日 ・レース中は外出も携帯電話も禁止。ストイックな競技生活の内側 ・中野浩一だけじゃない! 歴史を築いたレジェンドたち ・戦後の焼け跡で復興を支えた「競輪ことはじめ」 ・地方の競輪場を巡る。お城が競輪場に? 海抜0メートルでレース?  ・女性会長の挑戦。ガールズケイリン誕生秘話 ほか
  • 伝説の鉄道記者たち 鉄道に物語を与えた人々
    -
    1巻770円 (税込)
    ほんの140年程前、日本が丁髷の国から一気に近代国家へと転身していくなかで、鉄道は極めて重要な国家事業であった。ほぼ同時期に瓦版から生まれ変わり、成長していったのが「新聞」だ。そんな背景のなかで、「鉄道記者」 はどのように誕生し、活躍の場を広げていったのか。ほとばしる情熱と才気をみなぎらせ、ペンを手に時代のうねりを発信し、鉄道に物語を付与した記者たち。本書では、もと「鉄道記者」である著者が、多岐にわたる資料を丹念に拾いながら記者たちや周辺の人々の足取りを読み解く。密接に絡み合う鉄道史と新聞史双方が明らかになる、貴重な記録。 堤 哲(つつみさとし) 東京生まれ。1964年早稲田大学政経学部卒、毎日新聞社入社。初任地長野支局で国鉄長野鉄道管理局を担当したのが鉄道記者の始まり。社会部記者として国鉄本社を担当した。東海道新幹線開業前に世界最速時速210kmを試乗、リニアモーターカーの時速504 kmを宮崎実験線で現場取材した(1979年)。編集委員、紙面審査委員長などを歴任。現在、鉄道記者らの「交通ペンクラブ」事務局長。公益財団法人「アジア刑政財団」、「同日本ナショナルトラスト」各評議員。著書に『国鉄スワローズ 1950-1964』(交通新聞社新書)。

ユーザーレビュー

  • 競輪という世界

    Posted by ブクログ

    「博打」のイメージが強い競輪。しかし今や
    オリンピック競技でもあり、その名も「KEI
    RIN」なのです。

    ヨーロッパではツールドフランスを始めとし
    て、自転車競技は花形スポーツです。

    この彼我の差は何なのでしょうか。

    現在ではオリンピックでのメダルの期待がか
    かる日本人選手は多くいるらしいです。

    ギャンブルという負にイメージを払拭するべ
    く競輪を愛する四人のライターが、KEIRINの
    真の姿を熱く語る一冊です。

    0
    2022年01月05日
  • 国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団

    Posted by ブクログ

     国鉄がなぜ「スワローズ」というチームを持つことができたのか,あるいは国鉄と野球(プロアマ問わず)との深くて長い関係性について解明した一冊。巻末には,国鉄が球団を設置するときの要項案や,国鉄スワローズ登録選手・監督・勝敗の一覧が付いており,一次史料として見ても興味深い。スワローズファンは必読。つば九郎は,もう読んだのかな?
     140頁の「当時金田の年俸は900万円だから,10年選手のボーナスは1800円(ママ――評者註)プラス1080万円の計2880万円が上限となる」は,「1800万円プラス180万円の計1980万円」の誤記だと思われる。なぜなら,「ボーナスは年俸の2倍,プラスアルファの参稼報

    0
    2012年01月02日
  • 国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団

    Posted by ブクログ

    興味深い内容。なぜ国鉄という公共企業体が読売新聞などが引っ張るプロ野球に参入したのか前から疑問だったが、これはその歴史が非常によくわかった。
    交通新聞社の新書なので、鉄道業界からの視点があるというのが他にはできないことだと思う。読んで損はなかった。

    0
    2010年11月29日
  • 国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団

    Posted by ブクログ

    この本、滅茶苦茶面白い。国鉄スワローズは、今のヤクルトスワローズの前身。とても興味深い内容。初代監督が法政OB。金田正一は名古屋は享栄商業の出身。スワローズという名前に決まった経緯。などなど興味深い内容満載だ。

    0
    2010年10月28日
  • 競輪という世界

    Posted by ブクログ

    自転車好きだし、Abemaで見た競輪も面白かったのだが、ちょっとこの本読んでも判らなかった。
    そもそも競輪とはどんな競技でとかってところが殆ど触れられてなくて、競輪の歴史とか、競輪選手とか、競輪場とか、一つ一つのエピソードは面白いんだが、これで競輪応援してみたいなとは思わんかった。
    もうちょっと調べたいな。

    0
    2023年09月10日

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