堤哲のレビュー一覧
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国鉄がなぜ「スワローズ」というチームを持つことができたのか,あるいは国鉄と野球(プロアマ問わず)との深くて長い関係性について解明した一冊。巻末には,国鉄が球団を設置するときの要項案や,国鉄スワローズ登録選手・監督・勝敗の一覧が付いており,一次史料として見ても興味深い。スワローズファンは必読。つば九...続きを読むPosted by ブクログ
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興味深い内容。なぜ国鉄という公共企業体が読売新聞などが引っ張るプロ野球に参入したのか前から疑問だったが、これはその歴史が非常によくわかった。
交通新聞社の新書なので、鉄道業界からの視点があるというのが他にはできないことだと思う。読んで損はなかった。Posted by ブクログ -
この本、滅茶苦茶面白い。国鉄スワローズは、今のヤクルトスワローズの前身。とても興味深い内容。初代監督が法政OB。金田正一は名古屋は享栄商業の出身。スワローズという名前に決まった経緯。などなど興味深い内容満載だ。Posted by ブクログ
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我らが東京ヤクルトスワローズの御先祖様である国鉄スワローズのお話。国鉄はカネヤン頼みの単なる弱小球団ではなくて、国鉄対読売はセ・リーグの名物カードだったとか、知らなかった話が色々。
国鉄が崩壊したから読売に移籍したのであって、その逆ではない、ということで、カネヤン観がちょっと変わった。
国鉄にいた...続きを読むPosted by ブクログ -
野球と鉄道には、実は深い関係があった。日本の野球の普及には、当時の鉄道省→国鉄がかなりの影響を与えていた。戦後、1リーグ→2リーグに拡張するとき、国鉄が球団を持ったのはそのような背景もあったのだ。しかし、金田投手はワンマンエースであることが記録からもよく分かりますね。Posted by ブクログ