国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団

国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団

770円 (税込)

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3.6

戦後日本が高度成長期にあった15年間、成績はパッとしなかったが、独特の存在感でファンを魅了した球団があった。その名は、400勝投手・金田正一を擁した「国鉄スワローズ」。本書は、エース金田正一を含む国鉄スワローズ15年間の歴史を軸に、日本プロ野球創成期、隆盛期のエピソードを、新たな取材成果とともに振り返る。巻末には、歴代監督、全登録選手、15年間の全スコアを掲載。

堤 哲(つつみ さとし)
東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。1964年毎日新聞社入社。編集委員、紙面審査委員長。社会部時代、都市対抗・選抜高校野球取材のキャップ。毎日新聞の草野球チーム「大東京竹橋野球団」名目オーナーで、正三塁手。東日印刷(株)監査役。野球文化學會会員。交通ペンクラブ事務局長。(財)日本ナショナルトラスト、(財)アジア刑政財団各評議員。「アジア刑政通信」編集長。

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国鉄スワローズ1950-1964 400勝投手と愛すべき万年Bクラス球団 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     国鉄がなぜ「スワローズ」というチームを持つことができたのか,あるいは国鉄と野球(プロアマ問わず)との深くて長い関係性について解明した一冊。巻末には,国鉄が球団を設置するときの要項案や,国鉄スワローズ登録選手・監督・勝敗の一覧が付いており,一次史料として見ても興味深い。スワローズファンは必読。つば九

    0
    2012年01月02日

    Posted by ブクログ

    興味深い内容。なぜ国鉄という公共企業体が読売新聞などが引っ張るプロ野球に参入したのか前から疑問だったが、これはその歴史が非常によくわかった。
    交通新聞社の新書なので、鉄道業界からの視点があるというのが他にはできないことだと思う。読んで損はなかった。

    0
    2010年11月29日

    Posted by ブクログ

    この本、滅茶苦茶面白い。国鉄スワローズは、今のヤクルトスワローズの前身。とても興味深い内容。初代監督が法政OB。金田正一は名古屋は享栄商業の出身。スワローズという名前に決まった経緯。などなど興味深い内容満載だ。

    0
    2010年10月28日

    Posted by ブクログ

    我らが東京ヤクルトスワローズの御先祖様である国鉄スワローズのお話。国鉄はカネヤン頼みの単なる弱小球団ではなくて、国鉄対読売はセ・リーグの名物カードだったとか、知らなかった話が色々。

    国鉄が崩壊したから読売に移籍したのであって、その逆ではない、ということで、カネヤン観がちょっと変わった。
    国鉄にいた

    0
    2010年11月26日

    Posted by ブクログ

    野球と鉄道には、実は深い関係があった。日本の野球の普及には、当時の鉄道省→国鉄がかなりの影響を与えていた。戦後、1リーグ→2リーグに拡張するとき、国鉄が球団を持ったのはそのような背景もあったのだ。しかし、金田投手はワンマンエースであることが記録からもよく分かりますね。

    0
    2011年08月22日

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