作品一覧

ユーザーレビュー

  • 良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    良寛といえば、優しいお坊さん、子供たちと仲良くあそび、かくれんぼでは子供が探しに来るまで、翌日になってもかくれているようなお坊さんというイメージを持っていました。それしか知らなかったですが、この本を読んで色々わかりました。
    本名は、山本栄蔵。実家は回船問屋。世襲で町名主かつ石井神社の神主も兼務する家柄。7歳から三峰館なる漢学塾に通い、論語や四書五経を学んでいた。妻は、豪農の娘であったが、父以南は栄蔵の妻の実家に通い借金を度々いらいしていたので、妻は引き取られてしまう。そんなおり、敦賀屋事件なる誤解から父子仲が悪化し、栄蔵は家出する。それにより、栄蔵は出家、回船問屋橘屋は弟が継ぐことに。そこから

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    2025年09月23日
  • ヘタな人生論より良寛の生きかた

    Posted by ブクログ

    原文記載がほとんどなく、ほぼ訳文と解説という構成が、
    変に「学問」として構えるのではなく、自然に内容が
    入ってくる。
    良寛の、というより著者の主張が強すぎる部分もあるが、
    それもまた現代人への警鐘を鳴らしたい熱意の結果だと
    思う。

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    2010年06月22日
  • 良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    良寛の人生観に触れてみたかったが、中身をよくみずに買ってしまい、俳句、短歌集だった。
    各々解説されているが、俳句、短歌から良寛を読み取るには自分には難しかった。
    ただ、これらの世界に浸る人は大いに良寛の人生に触れることができるかと思う。

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    2009年10月07日
  • ヘタな人生論より良寛の生きかた

    Posted by ブクログ

    著者は 元編集者の良寛研究者。「草堂集」などより 良寛の思想、生き方をわかりやすく まとめた本。良寛の生涯テーマは 人間の差別の解消

    「捨てし身をいかに問わば久方の、雨降らば降れ、風吹かば吹け」自然に任せ、自由に生きるための思想

    「足るを知る者は富む」これで満足と知ることが 豊かさ

    「青山前と後と、白雲西また東す」青山=不動の山=何ものにも動かされない境地。白雲=流動、つかみどころない=自在の境地

    辞世の歌「形見とて何残すらむ春は花、夏ほととぎす秋は紅葉ば」私の死後も自然は美しい、これが形見になってくれる

    良いことをする人は栄えるし、悪いことをする人は落ちぶれる〜すぐ善に努めよ」

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    2018年01月28日
  • 良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

    Posted by ブクログ

    合唱で良寛相聞を歌うので、良寛という人がどういう人物か詳しく知りたくなり手に取った本。
    短歌、詩の説明がほとんど人物説明はあっさり。

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    2016年03月08日

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