CROSS-BORDER キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考
著:井上 功
キャリアを巡る「もやもや」は、目に見えない何か壁のようなものに阻まれて、未来の自分が見通せない不安感といえる。
居心地は悪くない。気持ちいい。危険はない。いっぽう、この居場所に居続けていいのか?という
...続きを読む疑問が頭をもたげてくる。
自分の居場所が変わる場面がある。入学、進学、就活等の機会である。朗中に居場所が変化する「越境」である。A地点から境界を越え、B地点に立脚点が変わる。この越境活動により、人は新しい世界・次の世界に入っていく。
本書の構成は以下の10章から成る。
①個人内越境
②企業内越境
③企業間越境
④職種間越境
⑤業種間越境
⑥産官学越境
⑦労使間越境
⑧世代間越境
⑨地域間越境
⑩国家間越境
自身の越境はまだまだ、狭い範囲、狭い概念での越境でもあり、自身が能動的に越境したというよりは、多くのチャンスをいただいた中で対応している越境でもある。しかし、その越境は、居心地の良いコンフォートゾーンでは体験できないような広がりと成長を叶えてくれる。
少しの勇気と楽しみ続ける根性があれば、そこに飛び込むことは可能である。それに人生の今までの経験で越境先に学ぶだけではなくgiveできる何か用意さえできれば、自身を持って越えることもできる。それは慣れにもなり、自身にもなり、雪だるま式で出来ることも増えていき、影響を与える範囲も増えていく。
何のために越境するのか。何を得るのか。何を与えるのか。色々な目的を持って貢献するために、今後も良い越境をし続けていきたい。