井上功のレビュー一覧
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CROSS-BORDER キャリアも働き方も「跳び越えれば」うまくいく 越境思考
著:井上 功
キャリアを巡る「もやもや」は、目に見えない何か壁のようなものに阻まれて、未来の自分が見通せない不安感といえる。
居心地は悪くない。気持ちいい。危険はない。いっぽう、この居場所に居続けていいのか?という疑問が頭をもたげてくる。
自分の居場所が変わる場面がある。入学、進学、就活等の機会である。朗中に居場所が変化する「越境」である。A地点から境界を越え、B地点に立脚点が変わる。この越境活動により、人は新しい世界・次の世界に入っていく。
本書の構成は以下の10章から成る。
①個人内越境
②企業内越境 -
Posted by ブクログ
ネタバレリクルート流のイノベーション研修に関する本。
リクルートらしさが随所に詰まっている。ほかの本も読んでいるため目新しい部分は少なかったが、ノウハウが整理されており、改めて参考になった。
<メモ>
* イノベーションは不確実なものに対して資源動員をして確実に収益につながるようにするという本質的矛盾を抱えている
* 概念浸透モデル イノベーション浸透に必要な4つのレバー
* トップコミットメント、コミュニケーション、仕組み制度、伝説
* 事業案フレーム
* それは何?事業定義
* なんでやるの?事業意義
* 市場はあるの?市場規模
* 儲かるの?収益構造
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Posted by ブクログ
リクルートが展開しているビジネスの基本は、カスタマーとクライアントの間に「メディア」という形で介在し、3者がみんなメリットを享受できる「トライアングル・ハッピー」を形成することです。
このハッピーをより強化するためには、どうすればいいのでしょうか。
僕らがフツーに考えてしまうと、そのメディアのクオリティをもっともっと上げればいいんじゃないのかと思ってしまいますよね。もちろん、それも大事でしょう。リクルートはすばらしいクオリティでメディアを提供し続けています。
でも、彼らのすごいところは、その営業力にあるともよく言われます。
リクルートは営業会社だ、と。
この本ではその一端が語られていま -
Posted by ブクログ
数々の優秀な人材を輩出しているリクルートの事が知りたくて読んだ一冊。
本書ではリクルートでのPDCAサイクルや人事制度などが書かれていて、2005年に発行されているので今とは全く趣も異なる部分はあると思いますが、新入社員に自発的な考えを促す点などの徹底的な自律性についてと常に変化を許容する考えはやはり他の企業とは一線を画していると感じました。
社内で事業部同士での引き抜きがあったり、NEWRINGやガルコンなどのコンテストが盛んにあったり、自主的に設定する目標などが印象に残っています。
本書から約10年が経過し、常にどこかで新しい価値観の提供を促す風土にあるリクルートがこの後控える上場から