スラヴォイ・ジジェクの作品一覧
「スラヴォイ・ジジェク」の「イデオロギーの崇高な対象」「「進歩」を疑う なぜ私たちは発展しながら自滅へ向かうのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「スラヴォイ・ジジェク」の「イデオロギーの崇高な対象」「「進歩」を疑う なぜ私たちは発展しながら自滅へ向かうのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
奇を衒ったレトリック、飛躍と逸脱、アイロニーに貫かれたアクロバティックな論理のひとだと思っていたジジェクが驚くほどまともなことを書いていることに驚かされる。それだけこの世界が常軌を逸しているということなのか。本書後半の「テクノ・ポピュリズム」にかんする言及は、まさに日本における「チームみらい」的な政治勢力が登場する的確な説明となっている。
表紙にスパナと麦とペンを握る3つの拳が書き込まれた赤いシャツを着て写るジジェクは、「グローバル資本主義」という真の敵を見誤ってはならない、そのためにはウクライナの嘘や間違いを果敢に批判しつつ、断固としてウクライナの側に立たなければならない、と繰り返し主
Posted by ブクログ
進歩主義を疑う視点を身につけられる。
様々な思想は、良い面もあれば。欠点もある。どれだけ素晴らしいものでも、その性質があるが故に、陥る穴がある。そして、その弱点は、その思想が見落としている側面による。
ファシズム系の展望には保守的な近代化がある。伝統的イデオロギーが出てくると厄介
科学が環境問題を生み出しているが、科学を捨てて問題解決はない
地球工学という考え方があるが、地球規模の協調が必要
大文字をうたがうさいには、ソクラテスに帰れ
右派ポピュリズムの悪循環もきりがはれるときがある
既存の枠内では、運命が予め決まっているかのように見えるが、それでもこの枠組みを変えることはできる。
→今の
Posted by ブクログ
イアン・ブルマと並行して読んでいると、ジジェクの言う「メビウスの輪」というのが実感できる。植民地主義への批判は真っ当だが、ポストコロニアルの現地の政府が横暴な専制、暴政を行う。「悪手かより悪い手か(前門の虎、後門の狼)という選択しかないように見える」。なるほど。惨事の脅威に立ち向かうよう求められている現代、同時に「管理された世界の一見正常な構造やリズムこそが究極の惨事であるという点を念頭に置く必要もある」と。
人類が目指しうる唯一の疑いなき「進歩的」目標は単純な生存なのだ、というのは深く納得。
ソクラテス革命が必要。詭弁家(ソフィスト)たちが演じる空虚な詐術がポリス(都市国家)の伝統をもっと