配信予定・最新刊

作品一覧

  • 京大哲学講義 AI親友論
    3.8
    1巻1,815円 (税込)
    京都大学での人気授業を書籍化 人間失業、主人/奴隷モデル 、モラルベンディングマシン…… AIが脅威となるのか、人間が支配するのか、もしくは―― 敵だとみなす前に読みたい、めくるめくAI×哲学問答! 2045年に訪れるであろうシンギュラリティー。 私たちはAIに支配されてしまうのか、もしくはAIが人間の奴隷と化すのか、それともーーー。 真っ二つに割れがちなAI議論に、京都大学教授で哲学者の出口康夫が放つ新たな論点とは何か。 私たちがAIと親友になるにはどうすればいいのか。 AIと人間の関係性の転換点となる今こそ読みたい一冊。 【目次】 ▼はじまり ▼第一講 「われわれ」としてのAI 「人間失業時代」は本当にやってくるのか 「できなさ」にこそ人間の尊厳がある 「わたし」だけでは何もできない など ▼第二講 さまざまなAI AIバージョンアップ 人工的な「ひと」 人間とは何か、人格とは何か など ▼第三講 AIは奴隷か 主人/奴隷モデル 人の自由を侵すAIを開発してはいけない? 「仲間」ロボットは禁止? など ▼第四講 AIと自由 「自由」の多元性 自律としての自由 AIにとっての「やわらぎ基準」 など ▼第五講 仲間としてのAI 人間とAIロボットの「共冒険者モデル」 「のっぺらぼー」の同調圧力 理由があれば廃棄処分は許される? など ▼第六講 AIに倫理を装備する 悪に開かれたAI AIディストピア 権利の重みづけ など ▼第七講 親友としてのAI 「中身の壁」を乗り越えられるのか 死への脆弱性 AIビックバン など ▼座談会 AIと人間は親友になれるのか パネリスト…堂目卓生+石黒浩+青木宏文+出口康夫 命を終えるとき、AIも「いい人生だった」と感じるのか  ロボットはすでに人間レベルの意思決定ができる?  AI=人工知能と解釈すること自体、大きな誤解 など ▼講義を終えて
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2
    3.3
    1巻789円 (税込)
    新型コロナで世界は大変容した。経済格差は拡大し社会の分断は深まり、暮らしや文化のありようも大きく転換した。これから日本人はどのように生き、どのような未来を描けばよいのか。多分野で活躍する賢人たちの思考と言葉で導く論考集。
  • これからの社会のために哲学ができること~新道徳実在論とWEターン~
    NEW
    -
    1巻1,320円 (税込)
    先の見えない時代にこそ、“われわれ”には哲学が必要だ。今世紀を代表する頭脳であるマルクス・ガブリエルと、彼がいまもっとも共鳴する哲学者・出口康夫による「未来のための哲学」対話。「わたし」一人でできる行為は何一つないと主張し、「われわれ」として生きることを提案する出口の「WEターン」を、ガブリエルの「新道徳実在論」が補完。古今東西の哲学に精通する二人が、普通の“われわれ”が生きる意味を教えてくれる。
  • これが応用哲学だ!
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ようこそ、知の広場(アゴラ)へ ― 分野横断的な知としての哲学を標榜、哲学の内部に閉じこもる研究スタイルを打破し、他分野の研究者や市民との知的交流を目指して、2008年秋に設立された応用哲学会。その中心的メンバーや大会シンポジウムの登壇者が、「応用哲学とは何か」「応用哲学は現代社会でどのような役割を果たしうるのか」等について縦横無尽かつ自由闊達に論じたマニフェスト集。座談会「ポスト3.11の応用哲学」も収録。

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ユーザーレビュー

  • 京大哲学講義 AI親友論

    Posted by ブクログ

    先日、ある人に「WEターン」「self-as-WE」というキーワードを教えてもらい、その言葉を提唱している京大の先生、出口康夫のこともそこで知りました。彼の考えがわかる本を、とお願いしたら、論文は難しいけどこの本だったら、と薦められました。確かに読みやすい、章ごとにきちんと論が展開されている、難しい哲学用語も少なめでひらがな優先の文章で柔らかい…だけど、わかりやすい分だけ、あれ、自分は何をわかってるんだっけ、と不安になるページめくりでした。自分の生活の中でイメージするとなんとなく、掴める気がするのですが…。例えば「わたし」から「わたしたち」へ、という考え方も昨今のウチとソトを峻別する雰囲気と照

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    2025年08月24日
  • 京大哲学講義 AI親友論

    Posted by ブクログ

    AIを知るということは、人間を知るということ。
    人間とそれ以外の違いや、人工物の道徳性など興味深いテーマが平易な文体で書かれているので、非常に読みやすく、面白かった。
    本来非常に難解な問題を、こんなにも読みやすく書いているのは素直にすごいと思う。
    人間同士の理解や寛容にもつながり、新たな思考ができて楽しかった。

    0
    2025年05月18日
  • 京大哲学講義 AI親友論

    Posted by ブクログ

    ちょっと難しいけど、ギリ理解できる内容。理論的、倫理的には著者がおっしゃっている事に同意出来るけど、実際にAIが世の中にどう受け入れられ、広がっていくかはきっとその通りにならない。
    特に日本では利用出来るのに使わない人が大半なので。

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    2024年01月26日
  • 京大哲学講義 AI親友論

    Posted by ブクログ

    命の脆弱性について
    親友とはケンカ(弱さのぶつけ合い)ができるかどうかという考え方に共感した。
    将来電源が切られる直前のAIがどのような反応をするのかSFチックに考え込んでしまった。

    読む前は、AIロボットとは親友にはなれないと思っていたが、孤独死よりかAIロボットに話を聞いてもらったり、世話してもらいながら死ぬ方が幸せそう。。。と思ったら、親友とか家族になり得るなぁと考え方が柔軟になった。
    ペットとの違いは命の脆弱性かなと思ったが、ロボットも使い捨てられたり、電源落とされたりと脆弱性はある。

    知性や理性的な行動とか、人間ができることにかけがえのなさを感じていると、それはAIに置き換えられ

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    2023年11月28日
  • 私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2

    Posted by ブクログ

    金田一秀穂さんは
    日本語は緊急事態に向かないと言う

    緊急事態を宣言します、には
    本当に緊急事態なの?

    緊急事態宣言を発出します、だと
    ああそうですかとどこか他人事

    日本語の得意は落とし所を探す事

    ロックダウンより20時閉店
    和を持って貴しとなす、それでいい

    0
    2023年06月27日

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