田中秀臣の作品一覧
「田中秀臣」の「構造改革論の誤解」「ご当地アイドルの経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「田中秀臣」の「構造改革論の誤解」「ご当地アイドルの経済学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
どうすれば再び日本経済が成長するか知りたくて読書。
経済学科卒なのに経済が不勉強なので常に学び続けないと…。と反省から述べるが、1日本国民として1消費者として1経営者として、なぜ日本は30年以上も経済成長できないのか。
著者たちのような建設的な研究者がたくさんいるにもかかわらず。
そもそも市場経済とは、戦争とか自然災害とかで国土が荒廃しない限り、無策であっても右肩上がりで成長してくものとされる。
日本が30年も成長なしの横ばいなのは、経済や政治ではないまったく異なる抜本的な要因があるのではないかと勘ぐってしまう。
日本で経済が成長しているという体験はなかったが、それを生活拠点としてい
Posted by ブクログ
読んでいて驚きました。かつて学生の時に教えられたGHQの政策が現在の日本が今だ引きずっている「緊縮主義」の原因となっていたとは全く知りませんでした。引用文献も各章ごとに載っています。以下に、各章を読んでいて特に印象に残った内容を本書から一部だけ引用します。
第一章:経済学はいまでもGHQが占領中
財閥解体、農地改革、労働民主化などのGHQが指導した戦後改革、「経済民主化」は、日本の経済復興ではなく日本の経済の弱体化を狙ったもの。
第二章:緊縮財政の呪縛
石橋湛山が極東国際軍事裁判で被告側の弁護を行おうとしたことが驚きの事実として
詳述されています。詳しくは本書をご覧ください。
第三章:集
Posted by ブクログ
タイトルに「増税亡者を名指しで糺す」とありますが、内容としては著者の卓越した経済の知見を充分に活かした時論が中心になっています。
財務省の宣伝による消費増税の正当化、マスコミの事実とは違う政府の借金の偏向報道、経済界が消費増税を好む理由、国会議員が増税を主張する理由、など主に消費増税を好む緊縮主義(経済が悪化しているのに増税を行ったり政府支出を削減したりすること)が経済を悪化させ、国民の暮らしを貧しくすることを強く主張しています。
特に私が読んでいて感銘を受けたのは、第六章にある「リフレ政策を知らない韓国経済の失敗」です。韓国経済は、現在失業率が大変悪い状態にあることは新聞などで仄聞していま