作品一覧

  • 饗宴

    饗宴

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻792円 (税込)
    原題「シンポシオン」とは「一緒に飲む」というほどの意味。一堂に会した人々が酒盃を重ねつつ興にまかせて次々とエロス(愛)讃美の演説を試みる。談論風発、最後にソクラテスが立ってエロスは肉体の美から精神の美、更に美そのものへの渇望すなわちフィロソフィア(知恵の愛)にまで高まると説く。プラトン対話篇中の最大傑作。
  • ソクラテスの弁明 クリトン

    ソクラテスの弁明 クリトン

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻627円 (税込)
    自己の所信を力強く表明する法廷のソクラテスを描いた『ソクラテスの弁明』。死刑の宣告を受けた後、国法を守って平静に死を迎えようとするソクラテスと、脱獄を勧める老友クリトンとの獄中の対話『クリトン』。ともにプラトン初期の作であるが、芸術的にも完璧に近い筆致をもって師ソクラテスの偉大な姿を我々に伝えている。

ユーザーレビュー

  • ソクラテスの弁明 クリトン

    Posted by ブクログ

    2026/08/08
    p.75
    ソクラテス 白衣を着た秀麗閑雅な女が、側へ来て、僕に呼びかけて、こういったように思われたのだ。
    「ソクラテスよ、三日目にお前は幸多きフティヤに着くであろう。」

    0
    2026年08月09日
  • ソクラテスの弁明 クリトン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この『弁明』に記されている裁判では、かの世界的に有名な偏屈哲学ジジイを極刑に処すべきか否か、二度にわたって聴衆による投票が行われます。

    ソクラテスが罪に問われた背景としては、皆さまもご存じのとおり、「無知の知」という盾を構え、「問答法」という武器を振りかざして、そこら辺にいる知識人にレスバを仕掛けて一方的に論破しまくっていたことも理由ではありますが、それだけではありません。

    当時暴政を行っていた偉い人たちの師であったことや、まともに神を信じずに、ダイモニオンとかいうよく分からない存在からの天の声を聞いて、危険な思想を若者たちに吹き込んでいたため、「異端」扱いされていたというのも大きかったようです。

    法廷に立ってひたすら弁明をするソクラテスは、裁判の冒頭で「70歳にもなって初めてこういう場に立つものだから、話し下手なのは許してほしい」と述べていて、意外と謙虚ですし、告発者(原告)のひとりであるメレトス君の話もしっかり聞いてあげた上で論理的に反駁しています。そのため、ソクラテスがただのネチっこい老害だというイメージをもってこの本を読んでみると、若干拍子抜けするかもしれません。

    しかし、投票によって死刑が決まった瞬間、やっぱり悔しかったのか急にネチネチし始めるので笑ってしまいました。実際の口調は至極冷静なふうに書かれているものの、ソクラテスはだいたい以下のような内容の捨て台詞を吐いて、その判決を受け入れます。

    彡(゚)(゚) は? ワイ死刑なん? あーもうええわ。ぽまいらほんまにワイを死刑にしたかったんやな。でも正直、ワイが取り乱したり泣きわめいたりせんかったのが気に食わんかっただけやろ?w ワイが淡々と論破してくるから悔しかったんやろ?w まぁええけどな。ワイに死刑票入れたやつ、あとでめっちゃ後悔すると思うで。てか死ぬの怖いとか、よう言うわ。死んだことないのにビビってるやつ乙wwww ワイは死ぬの別に怖くないし、むしろ気持ちええかもしれんやん? 夢も見んでグッスリ寝てる感じやろ? それ最高やん。あと言っとくけど、ワイ怒ってへんからな?w お前らが裁判しかけてきたから、しゃーなしでレスバしただけやしww ほな、じゃあな雑魚共www 生きるのと死ぬの、どっちがええかは神しか知らんっちゅうことでww

    こんな面白い人物が3000年も前にすでに存在していたと知れるだけでも、この本を読む価値は十分にあります。

    世界一有名な哲学者について聞こえの悪いことをたくさん書いてしまいましたが、ソクラテスの信念が現代社会にも通じる大切なものであることは間違いありません。

    相手を質問攻めにして、無理やりにでも論破へ導く問答法はともかく、自分の無知を自覚することは大切です。少なくとも今の時代、ネットの掲示板やSNSに入り浸り、自分の知りもしない話題に首を突っ込み、一方的にまくし立て、相手が悔しがっている姿を想像して気持ちよくなっているような人たちにならないためには。

    かくいう小生も、ちょっと本を読んだ程度で理解した気になり、読書感想文をにわかに投下して、このアカウントをフォローしてしまっている不運な皆様に強制的に見せつけているという点では、「無知の知」が足りていないのかもしれません。

    結局、何も学んでいないのでありますが、せめて読んだ内容をアウトプットする場を設けることで、少しでも読んだ内容を自分の血肉にしたいという魂胆ですので、大目に見ていただければ幸いです。

    ちなみに、ソクラテスは自ら著作をひとつも残していません。そのため、私たちが『ソクラテスの弁明』を読めるのは、弟子のプラトンが頑張って裁判の内容を面白おかしく文字起こししてくれたおかげです。ありがとう、プラトン。

    0
    2026年07月10日
  • ソクラテスの弁明 クリトン

    Posted by ブクログ

    アテナイにおいて告発により裁判にかけられた際の「ソクラテスの弁明」、及び死刑宣告を受けて死を迎えようとする際に友人である「クリトン」との間の対話からなる。
    哲人ソクラテスの生き方をあらわす名著中の名著であり、国法を遵守するとはなぜか、ということを深く考えさせられる。
    全体も、プラトンの他の対話編よりも短く、読みやすい。何度も味わうべき名著といえる。

    0
    2026年04月28日
  • ソクラテスの弁明 クリトン

    Posted by ブクログ

    ソクラテスとその弟子プラトンについては一般教養レベルの知識しか無かったが、かなり興味深かった。
    “理性”と“正しさ”にこだわる余り罪に問われ、有罪になるとともに、またその二つによって皮肉にも罰を受け入れる。
    弁明も、生を乞うのではなく、理性的な弁明をするあまり審判から反感を買いそうなのも時代背景が見て取れた(そもそも神への不敬罪で捕まってるし)のと、刑が決まった後の描写にはゾクっとした。

    「死がはたしてかくの如きものであるならば、私はこれを一つの利得であるといおう。その時永遠はただの一夜よりも長くは見えまいから。」

    0
    2026年03月28日
  • 饗宴

    Posted by ブクログ


      愛やエロス(智など自分に欠けたものを得たい衝動のこと)についての対話がかかれている。古代ギリシャではお酒を飲みながら学びあう(議論していく)そして、智を深めていたことがわかった。プラトン続けて読むつもりですが、難しいです。

    0
    2026年02月02日

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