作品一覧

  • 縄文人に学ぶ

    縄文人に学ぶ

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻836円 (税込)
    縄文を知らずして日本人を名乗るなかれ。私たちが旬の味覚を楽しむのも、南向きの部屋を好むのも、鍋料理が恋しくなるのも、主婦が家計を預かるのも、玄関で靴を脱ぐのも、家々に神棚や仏壇を祀るのも、みなルーツは縄文にあった! 驚くほど「豊か」で平和なこの時代には、持続可能な社会のモデルがある。建築学者でありながら、縄文研究を三十年来のライフワークとしてきた著者が熱く語る「縄文からみた日本論」。
  • 庭と日本人

    庭と日本人

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻660円 (税込)
    縄文のストーンサークルも浄土庭園も、はたまた枯山水も京町家の坪庭も、日本の庭にはすべて魂(タマ)すなわちオーラがある。現代日本人をも魅了してやまない数々の名庭もまた、西洋の庭園とは異なり、ただ美しく快適なだけではない。それらは時代ごとの理想を体現し、日本人の精神の歴史をもの語る――。桂離宮や御所をはじめ、有名無名とりまぜた京都の庭めぐりを通じて読み解く「庭の日本文化論」。

ユーザーレビュー

  • 縄文人に学ぶ

    Posted by ブクログ

    長年、町家を中心に「日本人のすまい」を研究してきた著者が、万博の仕事で、岡本太郎氏と出会ったのを機に縄文時代に嵌ってしまった。
    それから、沖縄の続縄文時代との出逢いなどがあり、建築畑の人間が感動した縄文人の暮らしぶり。
    現代日本人とも深いつながりがあることも詳細に書かれている。
    歴史学者、考古学者の狭い範疇に収まってる考え方だけでは、1万2千年も続いた縄文文化の本質にせまることはできない。
    想像力を駆使し、色んな学問分野の合わせ技をますます期待したいところです。

    0
    2016年03月28日
  • 庭と日本人

    Posted by ブクログ

    本文より

    「家のなかに乾燥機をもうける。やむをえずバルコニーに洗濯物やフトンをほすときも、方の高さ以下にする。すると外からみえない。さらにバルコニーの奥行きをふかくし、床・壁・天井を白一色にし、手すりも<築地塀(ツイジベイ)>のようなシックなデザインにする」

    「奥行きが増えると家のなかがくらくなるから、バルコニーの床も壁も天井も真っ白にする。手すりも<借景垣>にする。そうして禅寺のような<白路地>にする。その白路地の世界に、戸外の風景とのかねあいをかんがえながら、<人の心におもいもよらぬ感をもよおす手立ての花>をおく。それは花でも石でも彫刻でもなんでもよい。するとパンチが出る。はじめてみた人はびっくりする。客もよべる。バルコニーに客がよべるかどうかが勝負のわかれ道だ」

    「ほんとうにしたしい友人なら自宅によぶはずだ。アメリカではどの家でも、毎週末にパーティーがさかんである。」

    0
    2009年10月04日
  • 縄文人に学ぶ

    Posted by ブクログ

    母性社会と父性社会の切り口による縄文人は改めて面白い。圧倒的に長期に栄えた縄文時代、自然観測民族が故に長く栄えたとは納得した。勾玉等の装飾が弥生以降に見られなかった理由にも言及。その理由は説得力があるかもしれない。

    0
    2018年08月18日
  • 縄文人に学ぶ

    Posted by ブクログ

    自然体の縄文人は母系社会
    採集狩猟生活はシェアを基本として
    奪い合いの諍いを起こさない
    自分と相手の個性をつなぐことで視野を広くする
    不安恐怖を作り出して
    安全地帯を追い掛けるようなムダをしない
    腐ってしまうだけの余剰生産物と権利欲を作り出す
    農耕や牧畜などしない
    依存による搾取に怯えて物質主義の奴隷にならない
    やるべきことでやりたいことを自分で選択して
    今現在を愉しく冒険して暮らす

    権利や競争に明け暮れる成長型の父系社会と違い
    縄文社会は母系社会で持続型である
    父系原理社会は物質優先の縦社会で
    文明的進歩の行き着く先は依存支配と分離と破壊
    墓制原理社会は意識環境優先のトーラス型で
    意識の成長が目指すものは自律と調和と共生関係

    少し気になったのは
    同じ医者の安田徳太郎さんの研究を取り上げていないこと
    かなりツッコンだ「古代日本人の謎」と言う本を
    素通りしていること
    子育ての特徴である「オンブ」に触れていないのも気掛かり
    イロコイ族を引き合いに出して入るけれども
    現在持続中のホピ族に触れていないのも気になる

    母系制を貫いた彼らは侵略者と全面戦争したのだろうか?
    呑み込まれることで同化するとともに
    地に足のついた継続を果たしてきたのではないだろうか?
    名を捨て身をとったのではないか?

    0
    2013年09月02日
  • 庭と日本人

    Posted by ブクログ

    日本人は寺に行くと,なぜ庭ばかりみているのか?
    この問を発端に日本人と庭の関係を解き明かしていく。
    内容的にとても面白いのけど,ちょっと文章が難しい。
    この本を読んだ上で,中に紹介されている京都の寺院を
    訪れて見ると,新しい見え方がするかもしれません。

    0
    2009年10月04日

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