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Posted by ブクログ
中村俊輔引退記念号のNumberPLUS。
クラブでも代表でも活躍し、多くの観客に喜びを与えてくれた選手でした。彼のプレーで記憶に残っているのは、なんといってもCLのFKでしょう。表紙にもなっているマンU戦です。2戦目ね。
1戦目も覚えているのだけど、あれはファンデルサールが舐めてた分があったと思うのですよ。それを踏まえて同シーズンの2戦目でのFKなのでね。見ていましたよ、スカパーで。期待に応えてくれたFKでした。あれは、日本人のFKの記憶として忘れない一撃です。
セルティックのクラブレジェンドとして語り継がれる存在になっているのも、中村俊輔の凄さを語る上で外せないこと。外国籍選手がレジェンドになるというのは、素晴らしいプレーを所属中に、常に見せ続けてきたということなので。もちろん、瞬間の輝きというのも記憶に残り続けるのですが、スタジアム外壁に肖像が描かれるというのは並大抵のことではないですよ。セルティックという歴史あるクラブですしね。
他に海外でレジェンドとなった選手というと、ローマの中田、ドルトムントの香川、レスターの岡崎、フェイエノールトの小野が個人的候補です。そう言えば、中田がローマでユベントス倒した時のGKもファンデルサールだったような。ここだけ切り取ると縁があるように思えるから不思議。稲本とフルハムで一緒にプレイしたしね。
ユベントス倒したじゃなくて、引き分けか。記憶って曖昧です。ドーハの悲劇が引き分けなのに、負けだと思っているのと一緒ですね。
今後は指導者の道を目指すそうです。どんなチームを目指すのか。
自分が見て魅せられてきた選手たちが引退してゆく寂しさを感じることが多くなったのは、歳月の流れなので仕方がないことでなのだけど、指導者としてのセカンドキャリアがどうなるのか、という楽しみが増えてきているのも事実です。
名選手=名監督となりますかどうか。
ピクシーみたいに、すごく現実的な感じになりそうな気がするんだよな。
Posted by ブクログ
2022年5月1日に亡くなられたイビチャ・オシム。
日本人による日本人のフットボールを目指した彼と共に歩んだ時間は、多くのファンを惹きつけ、いまだにその夢を追い続けてやまない。
ジェフをナビスコ優勝させ、阿部や羽生をはじめとして多くの選手を育て、独特の言い回しで人々を魅了したオシム。監督会見でなかなか本音を引き出せずにいた記者たちが、協力して立ち向かったというエピソードが好きです。誘導されていることに気づいたオシム、その瞬間に彼の本音が一番見えた、とかだったかな。後藤健生さんがサッカーおやじ会で言ってましたね。
これは、同じ質問を繰り返すしかないマスコミとは一線を引くエピソードとして好きです。引き出したい記者と、引き出させないオシムとの戦いでもある。
一方で、オシムが志した日本化というものの幻想に取り憑かれてはいけない、とも思います。工程半ばで病のために現場を離れてしまったオシム。その最終地点は残念ながら見ることができず、当時の状況と進み続ける現在との共通点を探して、あれこれを想像するしかない今、そこに囚われ続けることは日本の進化に繋がりはしないと思います。
なんというか、プロレス最強という猪木の作り上げた幻想から抜け出せなかった一時期の格闘技界に通じるような気がします。
提示された夢に憧れ、希望を見出し、その実現に邁進するというのはいいのです。ただ、その夢に固執するあまり、過去に留まることがあってはならないと思うのです。
それは、常に最新の情報を得ようとし続けたオシムの流儀とは外れてしまう、と一ファンとして感じます。
幻想としてしまわないためにも、夢を実現させるためにも。
とまあ叙情的に語ってしまう自分が最も夢や幻想に囚われやすい人物ではあるのですが。観客としては、どうしてもストーリーを紡いでしまうものなので、それが個人的な楽しみとしてたまらない嗜好なので、どうしようもないです。
そこのバランスがね、大事です。偏りがちですが。
Posted by ブクログ
マラドーナ追悼のNumberPLUS。
現役時代を見ることがなく、アーカイブ観戦のみのマラドーナです。
「神の手」と「5人抜き」は何度見ても、わくわくぞくぞくが止まらない。同じ試合で、サッカーの光と闇を鮮やかに描き出した衝撃たるや。もちろん、あの試合だけでなく、数多くの光と闇を交錯させてきた選手生命でした。
表紙は18歳のマラドーナ。原石から、光り輝く至宝となるまでの軌跡を同時代に経験した人々にとっては、神だったのでしょうね。昨今、便利使いされてしまっている「神」という言葉。マラドーナぐらいの衝撃があってこそだと思います。
翻って、自分の中でマラドーナのような経験をしたサッカー選手は誰だろうか。
小野伸二か。
尊敬の意から二つ名を与えられる選手が現れなくなって久しいですが、小野伸二につけるとするなら「神の子」がいいと思います。天真爛漫という言葉で表現できるプレースタイル。遊び心=子供心。
ただ、日本人が名づける場合、キャッチコピーの意が多く含まれてしまって、尊敬の意を込めて、という意味で納得しづらい面もあるますね。大いに。
マラドーナに「王」や「皇帝」のような二つ名がないのは、彼はただただマラドーナであって、マラドーナにしかなれないからだったんでしょうね。
マラドーナは「マラドーナ」。
風間八宏のコメントで「正確にいうと、マラドーナのような選手を育てたい、とは一言も言ってないんですよ。だって、無理だから。メッシはもしかしたら作れるかもしれない。素晴らしい選手だけど、やってることは緻密で規則性がある。マラドーナはね、違うんです。改めて‘79年のビデオを見ても、そこ足届かないでしょ?ってところのボールを平気でコントロールしてる。僕が今教えてるのは、人間の身体の原理原則なんですけど、マラドーナに関してはそれがまったく当てはまらない。人間、こっちに重心かけたらこっちにはいけないよね、だからこうしようっていうのがぼくのサッカーのベースなのに、彼は行けないはずのところに平気で行けてしまう。メッシでも、クライフでも、ジーコでも、そんなことはできませんから」
長いけど引用。
こういうことなんですよ、だからマラどーは「マラドーナ」なのです。
Posted by ブクログ
毎年恒例になりつつあるNumberプロレス総選挙。アイドルなんかより、こっちの方が注目ですよ。2018は内藤哲也が1位。レッスルマニアでベルト巻いていれば、中邑だったろうになぁ。
巻末のマサ斎藤応援を読んだ次の日に、訃報が届きました。
単純だけど、頑張ってほしいと思っていただけにショックは大きい。
自分も年齢を重ねてきて、第一線で活躍する選手は当たり前のように年下。テレビで見ていた、活躍していた人々を見送ることが増えてくるんだなぁ、と。
矍鑠なレジェンド。いぶし銀のベテラン。意気揚々なルーキー。どの世代でもやっぱり、一瞬一瞬のきらめきを忘れてはいけないなぁ。
ベイダーの訃報もこたえたなぁ。煙吐いて入場してくる偉容が怖かったものなぁ。初めて、こいつやべー、と思ったプロレスラーだったなぁ。